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浮気されて悔しい…みじめな気持ちを晴らすため離婚の前にできること


浮気されて悔しい・惨めな気持ちはどうしたらいい?苦しみと向き合うには

浮気されたら、配偶者に裏切られた悲しみとショックを味わいます。精神的なダメージから、身体的な影響が出ることも。不眠や食欲不振。浮気している配偶者と同じ空間にいるだけで、吐くほどのストレスを感じるように。

浮気発覚直後の精神的なダメージの大きさは計り知れません。まずは、気持ちを落ち着かせることが第一です。可能なら、浮気している配偶者と距離を置きましょう。

また信頼できる人に話を聞いてもらったり、あなたは悪くないと言ってもらったり。気持ちを整理できると、悔しさや惨めさが少し楽になります。

しかし、浮気への嫉妬心・怒りが増幅すると、衝動的に危険な行動をとる恐れが高まります。いくら裏切ったとはいえ、配偶者や浮気相手を傷つけてしまう行為は、あなたのためにはなりません。

浮気が発覚したら、だれもが真っ黒な気持ちに襲われます。一晩たって、感情の波を落ち着かせてから、この先どうするかを考えてみましょう。

彼氏・彼女なら別れられるけど……夫婦の浮気、後悔しないための選択肢

彼氏や彼女といった恋人同士の浮気は、ショックでも別れることは難しくありません。恋人関係を解消し、それ以降会わなければいいのですから。

しかし、夫婦はそうはいきません。共同財産、残っている家のローン、親にはなんて話をするか、そして子どものこと……浮気をしたから離婚だ!と感情にまかせて言い切れないほど複雑なのが家族です。

配偶者と話し合いを重ね、夫婦関係を継続させるのか、浮気相手に本気なのか。現実的な面と感情的な面と、向き合う時間が必要です。

どんなに配偶者から浮気を謝られても、傷つけられた悔しさは残ります。気持ちの整理をつける意味でも、慰謝料を請求する選択肢を考えておきましょう。

・浮気相手への慰謝料請求

浮気された悔しさを晴らす方法として、もっとも有効な手段です。浮気の証拠をもとに、浮気相手に慰謝料を請求します。

夫婦間の浮気は、不貞行為といって法律上離婚事由にも該当する大きなできごとです。夫婦は、法律で互いに貞操を守る義務を負っています。もしどちらかが貞操の義務に反する不貞行為をしたら、他方にあたえた精神的ダメージの償いとして慰謝料を支払う責任が発生します。

慰謝料の金額は、浮気の頻度や期間、婚姻年数、そして離婚するかしないかにもよって変わります。離婚するならば200万円~300万円、離婚しないならば50万円~100万円が慰謝料の相場といわれています。

・配偶者へ慰謝料請求・念書を書いてもらう

浮気した配偶者へも、慰謝料の請求が可能です。そして気持ちの整理のために肝心なのが、念書を書いてもらうことです。

浮気の慰謝料は、浮気相手と配偶者の両者に請求できます。200万円の慰謝料を請求するとしたら、浮気した夫に100万円、浮気相手にも100万円という風に浮気した二人に共同で慰謝料の支払い責任が生じます。

慰謝料を請求してもしなくても、配偶者の反省をなにか形に残したい。そんなときに使えるのが、念書です。二度と浮気をしないこと、浮気をしたら違約金を支払ってもらうことなどを記述します。浮気相手の名前や期間など浮気の詳細を記したうえで、本人の署名・捺印をもらえば、立派な浮気の証拠としても使えます。

浮気のショックが大きいと、「離婚したい」と思い詰めてしまいます。しかし、気持ちを整理し悔しさを晴らす方法として、慰謝料請求が残されています。離婚を決断する前に、浮気した二人への制裁の意味も込めて、慰謝料の請求を検討してみましょう。

慰謝料請求か離婚か。浮気に泣き寝入りしないためには、証拠が必須

浮気されて悔しい。けれども、泣いているばかりでは悔しさを晴らすことはできません。配偶者が浮気していると口で訴えても、証拠がなければ誤魔化されてしまいます。

慰謝料請求にせよ離婚にせよ、まずは裁判所で争う前に当事者と話をします。そのとき、相手は言い訳をするでしょう。言い逃れさせないためにも、浮気の証拠は準備しておくべきです。

浮気の証拠で一番確実なものは、「肉体関係があるとわかるもの」です。すなわち、ラブホテルに出入りする写真がそれに当たります。

確実な浮気の証拠になるもの

・ラブホテルに二人で出入りする写真
・性行為があるとわかるような写真・動画
・肉体関係があると認めた自白の録音・書面

恋人同士の浮気と、夫婦間の浮気は違います。恋人なら、知らない異性とメールしているだけで「浮気だ!」と喧嘩になることもあります。

しかし、法律で定める夫婦の浮気のラインは「肉体関係の有無」が基準です。肉体関係があると証明できなければ、浮気の責任を追及するのは難しくなります。

ただし、当事者で話し合う示談では、必ずしも浮気の証拠だけが結果を左右するわけではありません。浮気している本人が認めれば、慰謝料の交渉ができます。そのため、浮気相手とのメール履歴・デートの領収書といった「浮気している状況証拠」も残しておきましょう。後々の交渉が有利に働く可能性があります。

悔しい気持ちを晴らしたい!でも浮気相手にしてはいけない復讐

浮気された悔しさを、浮気相手への復讐で晴らそうとする人もいます。しかし、次のような行動は、あなた自身の首を絞めることになりかねません。

くれぐれも、感情にまかせて冷静さを欠かないように気をつけましょう。

・浮気相手の職場に怒鳴り込む

怒りにまかせて浮気相手の職場に乗り込み、なにもかもめちゃくちゃにしてやりたい。そんな衝動に駆られるかもしれません。しかし、こうした行為は下手をすれば暴力沙汰として、刑事事件になる恐れがあります。

冷静に浮気相手と話ができないならば、弁護士や信頼できる知人など第三者を間に挟みましょう。

・浮気の事実を、第三者に暴露する

浮気の事実をバラしてやりたい。悔しさから、そのように考える人も多いです。しかし、職場やSNSで浮気を暴露することは名誉毀損で訴えられる恐れがあります。

・浮気をネタに、浮気相手を脅迫する

もうひとつ気をつけたいのは、示談交渉の話し方です。慰謝料を支払わないと、浮気の事実を家庭や職場にバラすという言い方はやめましょう。それを理由に、高額な慰謝料をふっかけるのはいけません。脅迫罪に該当する恐れがあります。浮気の示談交渉は、あくまでも冷静に。事実に基づいて、こちらの要求を静かなトーンで伝えましょう。

対面だと感情が高ぶってしまうなら、慰謝料請求書を作成し書面で通達するのもひとつの方法です。

浮気の悔しさを心の底から晴らしたい!後悔したくないときに利用できるもの

浮気を泣き寝入りしないために肝心なのは、慰謝料や離婚を訴えられるだけの浮気の証拠です。しかし、個人で集めるには限界があります。なんとしても、浮気を許さない。浮気した罪を償ってほしいと思うなら、弁護士や探偵事務所の力を借りることを検討してみましょう。

・浮気の証拠を集めるなら、探偵事務所

探偵事務所の役割は、対象者に気づかれず、裁判でも使える浮気の証拠を集めることです。そのためには、定評のある探偵事務所を選びましょう。

調査料金は、探偵事務所によってばらつきがあります。最初の見積もりが安いから安心というわけではありません。安さゆえに、じゅうぶんな調査員がおらず、肝心の証拠を得られなかったり、あとから諸経費の多額の請求が来てしまったり、おもわぬ落とし穴があることも。

どのような調査結果がもらえるのか。調査方法はなにをしているのか。そして、最終的な調査料金はいくらになるのか。

値段だけではなく、探偵事務所の評判をもとに判断しましょう。事前の無料相談で、雰囲気やある程度の料金目安を知ることができます。

・離婚や慰謝料の交渉なら、法律の専門家である弁護士へ

探偵事務所から浮気の調査報告書を手に入れても、当事者との交渉が待っています。法律味方につけるなら、専門家である弁護士の力をかりるのが一番です。

とくに、つぎのようなケースでは、弁護士が威力を発揮します。

・浮気相手が慰謝料の話し合いを無視する
・離婚にあたり、子どもの親権をもめそう
・離婚のさい、財産分与で損をしたくない

とくに、親権や財産分与は、知らないと丸め込まれてしまう落とし穴があります。たとえ専業主婦でも、婚姻中に築いた財産は共同財産として財産分与の対象になります。離婚して親権を持てば、もう一方の子の親は養育費を支払う義務を負います。こうしたあなたが得られる権利を守るために、弁護士は力になってくれます。

浮気されると、悔しさや怒りで目の前が真っ暗になります。しかし、探偵事務所や弁護士といった配偶者の浮気で苦しんでいる人を助けるその道のプロがいます。一人で悩まずに、できる最善の選択を選んでいきましょう。

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