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恋人が好きなのに浮気するのはなぜ?好きでも浮気してしまう人の心理


恋人が好きなのに、つい浮気をしてしまう人の心理とは?

好きなのに浮気をしてしまう。なんだか、矛盾だらけですよね。けれども世の中には、大好きな彼や彼女がいるのに、浮気をしてしまう人がいます。

浮気がバレたら、「一番好きなのは恋人」と言ってきます。どうして、好きな人がいるのに浮気なんてできるのでしょうか?

特定の恋人がいても、浮気をしてしまう人の原因は、次のようなことが考えられます

・嫉妬させて愛を確かめたい

・寂しくて我慢できなかった

・新しい刺激が欲しかった

どれも共通するのは、本心では恋人との別れを望んでいないことです。けれども現状に不満があり、それを解消するために浮気を選んでいます。

どうして、好きな人を傷つける浮気を選択してしまうのか。以下に一つずつ詳しくみていきましょう。

好きすぎて辛い…愛を嫉妬で確かめるために浮気するパターン

恋人を好きなのに浮気する人の心理に、「嫉妬させたい」というものがあります。これは、単純にヤキモチを焼かせたいだけとは違います。それよりもさらに進んで、嫉妬により相手の愛情を確かめようとしているのです。

本来であれば、浮気は恋人を傷つける行為です。浮気されたとわかったら、恋人は腹を立てるでしょう。浮気した彼女/彼氏に対して、怒るかもしれません。悲しみでいっぱいになるかも。

けれど、嫉妬させて愛を確かめたい欲望がある人は、浮気が恋人を傷つける可能性を考えていません。それよりも、恋人が嫉妬するほど自分を大切に思ってくれているかどうか。その点が肝心なのです。

また、こうした心理は、恋人の愛情に安心できない不安定さから来ています。もしかしたら、捨てられるかもしれない。その不安を打ち消すために、恋人がどれだけ自分のことを愛しているのか、浮気により試そうとしています。

浮気がただ単に、ほかの異性と遊びたかったというものではなく、恋人との愛情を形成するうえで、本人の自信のなさが原因となっているパターンです。

好きじゃなくなったわけじゃない…寂しくて耐えられずに浮気

寂しさから、恋人が好きなのに浮気をしてしまう人がいます。こうした人の心理は、どのようなものでしょう。

普通であれば、寂しくても次に会えるときまで耐えるのが恋人です。けれども、性的なつながりに過剰な自己承認を感じてしまう人は、恋人との寂しさを埋めるために浮気をしてしまいます。

ここで浮気した人が満たしたいものは、寂しさだけではありません。日頃、恋人とのつながりを通して得ている自己承認を他者に求めています。セックスして、求められることが愛されていること。肉体関係をそのように考えています。

このような浮気は、本人が精神的なバランスを崩したり、恋人との愛情の量がアンバランスになったときにおこりやすいものです。仕事や私生活がうまくいかない。そうしたストレスで減った自己肯定感を、浮気の肉体的なつながりにより埋めようとします。

また、愛情表現を愛の大きさと考えているタイプは、恋人がそっけない行動をとると耐えきれずに浮気をしてしまう可能性が高くなります。好きなのに、構ってくれなくて寂しかったと浮気するタイプは、上記のような心理が働いています。

好きと言うけど浮気…恋人と性欲は別に考えつねに刺激を求める人の心理

「恋人は好きだけれど、浮気は別」

そんな風に考えている人もいます。必ずしも、セックスは愛があるからするわけではない。性欲を解消するためだけに、肉体関係を持つことができる。浮気は、心と体の両方のつながりがあってこそのものだから、セックスするだけなら浮気ではない、というのが彼らの主張です。

こうしたタイプが常に求めているのは、セックスによってもたらされる刺激的な快感です。

恋人であれ夫婦であれ、付き合いが長くなると当初のような燃え上がるときめきは減っていきます。ドキドキすることが少なくなり、かわりに何をしても安心という信頼感と、お互いを大切にしたいという愛情が育まれます。

けれども、刺激的な快楽に慣れてしまった人の心は、穏やかな愛情だけでは満足できません。常に新しい肉体と結びついて快楽を得たい。その考えが、たとえ愛する恋人がいても浮気に走る原因になります。

好きなのに浮気してしまうと言われたら?浮気の原因別に対処しよう

好きなのに、浮気をしてしまう。これほど悲しいことはありません。恋人と仲の良いはずなのに、浮気をされてしまった。それでも、お互いに好きだから別れたくない。

そう思うのであれば、なぜ彼氏/彼女が浮気をしたのか。その原因を探ってみることが大切です。そして原因別に、対処していきましょう。

・嫉妬させたいタイプへの対応

浮気をすることで、恋人の愛情を確認しようとするタイプには、常日頃からの愛情表現がカギになります。ただ愛を伝えるだけではなく、安心できるような行動が大切です。

喧嘩したあとでも、抱きしめて愛の言葉を伝える。彼氏/彼女がコンプレックスに思っているクセや身体的な特徴をからかわず愛していると伝える。

嫉妬させて愛を確かめたいというのは、彼氏/彼女が本当に心から愛を信じることができないからです。「どんな自分でも、愛してくれる」と思えれば、恋人との間に確かな愛の基盤が築けます。

・寂しくて浮気するタイプへの対応

寂しさが耐えきれず、恋人が好きなのに浮気をするタイプには、自信を回復させるような愛情表現が効果的です。

寂しさから他者へ愛を求めてしまうのは、本人に「このままの自分でいい」という自信がないからです。足りない自信を、他人から求められることで埋めようとします。これでは、浮気をやめたとしても、なにかに躓くとすぐに逆戻りしてしまいます。

恋人の良い点をみつけて、温かくほめましょう。料理の腕や、笑顔、どんなに仕事をがんばっているか。普段の生活で、過ごしやすいように工夫してくれること。気配り、優しさ。どんなにセクシーで魅力的か、二人きりのときに褒めるのもいいでしょう。恋人からの愛を、「好き」という言葉以外で伝えられることで、自信を持つことができます。

・刺激を求めて浮気するタイプ

このタイプへは、長い付き合いで作られる愛情深いつながりがもたらす満足感を一緒につくることが肝心です。セックスを一時的な肉体的接触にするのではなく、お互いを認め合い心がつながるような行為になるよう心がけます。

つまり、どんな風にしたら気持ちがよいのか。なにをセックスに求めているのか。二人で言葉にしてみることが大切です。ただ体がつながるだけでは、いつしか必ずマンネリが訪れてしまいます。セクシーな下着をつけたり、小道具に頼るのも、一時的な目新しさを与えてくれるだけにしかすぎません。

それよりも、セックスでどこまで心を許せるのか。恋人に対して素直になり、心の底から開放すること。そして、深いつながりが単純な刺激よりも素晴らしいと感じられること。そうなれば、不特定多数の相手と体だけのつながりをもつよりも、一人の恋人と深い愛を育みたいと思うようになるでしょう。

そして最後に、好きなのに浮気をする人は、恋人がどんなに浮気で悲しむのか、その点に目を向けようとしません。嫉妬で愛を確かめたい。寂しさを埋めたい。浮気で新たな刺激を得たいなど、自らの欲望に心が向いています。

そうした相手に、浮気を黙認するのは逆効果です。犯した過ちを認識しないまま、欲望を満たすことだけ加速してしまいます。浮気が発覚したら、取り乱してもいいのです。浮気しても好きだよなんて言葉に、あなたが悲しみを飲み込む必要はありません。

浮気されて、どんなに悲しいか。心の傷を伝えることが、恋人に真摯に向き合うきっかけをあたえます。そして愛情表現により、持っているコンプレックスを恋人が克服することができれば、好きだから浮気しないというシンプルな選択をとれるようになるでしょう。

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