どうしても浮気を疑ってしまう!病気的な不安を消すにはどうしたら?
浮気を疑う心理とは?不安が不安を呼ぶパターン
彼氏や彼女、配偶者が浮気しているかもしれないと思ったら。心の中で、モヤモヤしてしまいますよね。ちょっとの違和感も、浮気だ!と思い眠れないほど思い詰めてしまうことも。
浮気を疑っているとき、あなたの心の中は不安でいっぱいです。はじめは、小さな違和感だったかもしれません。しかし、過去に浮気をされたトラウマや、もしかしたら捨てられるかもという自信のなさが、更に不安を大きくしてしまいます。
小さな疑いであれば、恋人の優しい言葉や「浮気なんてしないよ」という否定の一言で、不安は解消されます。けれども、不安が大きくなればなるほど、浮気の疑いを頭から消し去るのは困難です。
残業で遅いのは、浮気相手と会っているのかも。いま見ているメールは、浮気相手からかも。疑いの目ばかりをむけ、しまいには不安に耐えられず爆発してしまうでしょう。
愛する人の浮気を疑うのは、とてもつらいことです。スマホの中をのぞけば全てハッキリするかもと手を伸ばしても、その先あなたの気持ちが楽になるとは限りません。疑いを持っている限り、二人の中はますますギクシャクしていくでしょう。
浮気の疑いが、勘違いという可能性も残されています。愛する人から浮気の疑いの目をむけられたとき、相手はどんな行動をとるのか。行動から、浮気をしているかを見極めることができるのか。ここでは、恋人や配偶者の浮気を疑い不安でしょうがないときに、なにをすればいいかまとめてみました。四六時中、頭にこびりつく不安を消し去るためのヒントになれば幸いです。
浮気を疑うと怒るのは浮気の証拠?「浮気してる?」の質問に怒る心理
浮気を疑うと、まずどんな行動をとるでしょう。多くの人は、「浮気してるの?」「浮気してないよね?」と恋人や配偶者に直接聞くということをします。
聞かれた側は、どんな反応を示すのか。多くの場合は、「そんなことしない!」「信じてないの?」と、ときには語気を荒げて怒りをあらわにするはずです。
このとき、あなたは思います。「怒るなんて、本当は浮気をしているんじゃ……」問いただして白黒ハッキリさせようと思ったのに、余計に浮気の疑惑を濃くしてしまうのです。
浮気しているの?と聞かれて、怒る人の心理にはいくつかのパターンがあります。まず考えられるのは、「信用されていないんだ」という悲しみからの怒りです。大好きな人から、急に疑いの目を向けられたらどのように感じるでしょう? そんな風に思ってたんだと、落胆するはずです。信じ合っていたはずなのに、なんでそんなことを言うんだという怒りが沸き起こってきます。
ただ、一つ気づいてほしいのは、この「怒る」という反応を示す人は、なにかに大きなストレスを感じている可能性が高いということです。たとえば、仕事が忙しくてじゅうぶんな休みがとれない。職場の人間関係で悩んでいる。育児に追われ、疲労している。追い詰められている人は、心の余裕がありません。そのため、愛するあなたが「浮気しているの?」と不安を表明していても、優しくその誤解をほどいてあげることができないのです。
怒る=浮気をごまかすとは限りません。好きだからこそ、疑いのまなざしに傷つくのです。浮気を疑うと、精神的な余裕がなくなり衝動的に浮気を問い詰めてしまうケースがたくさんあります。しかし、口に出して聞く行為は、信じていないと伝えているようなものです。相手を傷つける可能性があると、頭においておきましょう。
疑うのが癖になると、浮気が現実になるって本当?
恋人や配偶者の浮気を疑っていると、いつか悪いことが現実になってしまう。そんな想像におびえる人もいるでしょう。これは半分本当で、半分デタラメです。なぜ、そんな話が出てきてしまうのか。それは、浮気を疑っているときの行動が原因です。
あなたは、不安がいっぱいで浮気しているかもと悩んでいるとき、どんなことをしますか。彼氏が休日に会えないからといって、むくれて不満げな顔をしていないでしょうか。夫が仕事で遅くなり帰宅したら、そっけない態度をとっていないでしょうか。彼女が、知らない男とメールしていただけで明からさまに不機嫌になったり。妻が新しくはじめた習い事に嫌味を言ったり。
どれも、浮気されているかもという不安から生じる攻撃性です。しかし、攻撃的な態度をとられた側は、いい気持ちはしません。なぜ、こんなに機嫌が悪いのだろうと戸惑うでしょう。イライラしている人の隣にいるのは、疲れます。疑いのまなざしが、二人の愛情を冷たくしてしまうのです。
愛が冷めた状態で、もし近くに素敵な異性がいたら、本当の浮気がはじまるのも秒読みです。浮気の疑いがハッキリしないうちに、嫉妬をむき出しにしてしまう。それこそが、不安が浮気を現実にさせてしまう一因になります。
浮気を疑う気持ちはただの勘違い?浮気してる人がとる行動
あなたの疑いが、勘違いという可能性もあります。好きという気持ちが強いほど、独占欲が大きくなります。小さな違和感に、大きな不安を感じるように。
浮気かどうかをハッキリさせるには、相手の行動を観察してみましょう。浮気を疑ったら、不機嫌になったり問い詰める前に、パートナーに次のような浮気の兆候がないかチェックします。
・目の前で着信があっても出ない
・スマホの画面を隠すようになる
・デートのドタキャンが増える
・休日出勤や残業が増える
・スマホを家の中でも肌身離さず持ち歩く
・新しい服や下着が増えた
・余計な出費が増えた
浮気している人は、かならずどこかで浮気相手と会う時間を作らなければなりません。そのため、コソコソ隠れてスマホをいじくったり、浮気のための時間を捻出しようとします。こうした行動は、観察すればかならず気がつくものです。
ただ、上述のような行動があるからといって、浮気に結びつけるのは禁物です。休日出勤や外出が多いのは、本当に仕事が忙しいからかもしれません。それにも関わらず、恋人や配偶者からいきなり責められたら、気分を害します。
スマホをいつも持ち歩いている、帰りが遅いなど不審な点が見られたら、まずは冷静になりましょう。そして、さりげなく聞いてみます。
「最近、帰りが遅いけどどうしたの?」
じっと相手の目をみて質問してみましょう。このとき、視線をきちんと合わせて会話してくれるなら、浮気の可能性は低いと考えていいでしょう。逆に視線を合わせないのは動揺している証拠です。さらなる浮気の証拠を集め、追求しましょう。
浮気を疑うのに疲れたら。疑う前に、優しくしてみよう
あの人が浮気をしているかもと、疑いで頭の中がいっぱいになってしまったら、その疑いの目線が彼や彼女を傷つけるかもしれないと思い出してみましょう。攻撃的な態度だったり、なにも言わず不機嫌になるのは、二人の関係によい影響をあたえません。
そして、浮気しているか問い詰めるのは、なるべく確かな証拠を見つけたあとにするべきです。疑っていても、それが勘違いという可能性は十分に考えられます。隠れてスマホを盗み見て、プライバシーを検索するのは危険信号です。もしバレたら、二人の関係にヒビが入ってしまうでしょう。
一人で考えるほど、不安は大きくなっていきます。あなたが不安になるのは、愛する人の本当の気持ちがわからないからです。二人の気持ちがすれ違っているのなら、疑いの目ではなく優しく接してみましょう。ボタンの掛け違いが、二人の溝を深くしてしまうのはよくある話です。しかし、少しの労りや優しい言葉があれば、誤解が解けることもあります。
疑ってしまうのは、あなたが相手に依存している証拠でもあります。お互いに一人の時間を大切にし、彼や彼女以外に楽しめるものを見つけてみましょう。ちょうど良い距離を置けば、状況を客観的に見る冷静さが戻ってきます。あなたが優しい態度で接することで、相手からも優しさが返ってきます。それが、浮気を疑う不安を消してくれるでしょう。