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配偶者の浮気は子供に伝えるべき?知っておきたい子供への影響と手順

子供は意外と気づいている?浮気が与える子どもへの影響

浮気は、家庭崩壊の引き金になります。もちろん、家族の一員である子供も無関係ではいられません。

夫や妻が浮気したら、子供へのケアはどうしたらいいのでしょう? 嘘をつかずに浮気の事実を伝えるべきか。それとも、あえて隠したほうが子供の心を傷つけずにすむのか。配偶者の浮気に悩むパートナーは、心配事が耐えませんよね。

子供の年齢がいくつかによって差はあれど、浮気による夫婦間の緊張は子供の心に影響を与えます。よく見られるケースでは、夫婦の不仲が子供にストレスを与えているパターンです。

浮気した配偶者に、笑顔で接するのは難しいものです。一人でいるときに気分が落ち込んで、子供と一緒に遊ぶどころではないこともあります。物心ついた子供が敏感に夫婦の不和を感じることはもちろん、笑顔が少なく緊張している空気は小さな子供も不安に思います。

また、こうした不仲な家庭で育つことにより、子供の結婚観へも影響を及ぼします。結婚しても、幸せじゃない。わざわざ結婚なんてしたくないと思うようになることも。

では、こうした子供へのマイナスの影響を最小限におさえるには、どうしたらいいのでしょうか。大切なのは、なるべく子供に嘘をつかないこと。そして愛していると伝えることです。

両親のどちらかが浮気をすると、子供は自分の存在意義を疑いはじめます。愛のあるケアが、最終的に子供の心の傷をいやしてくれるでしょう。

ここでは、親の浮気が子供に与える影響を説明するとともに、子供への影響を少なくする接し方についてご紹介します。

子供への影響を減らすには?浮気は憎くても夫婦喧嘩に気を付ける

子供がいる家庭で、配偶者の浮気に気づいたら、まず気を付けたいのが夫婦喧嘩をする時間や場所についてです。

一番悪いのは、子供の前で喧嘩をしてしまうこと。たとえ、言葉をまだ話さない年齢の小さな子でも、親が目の前で罵り合っていたり、涙を流したりしていれば、脳の成長に悪影響を与えます。大声で怒鳴る姿を子供の前で見せるのは、現代では子への虐待の一種とも考えられています。

浮気が発覚したら、夫婦で話し合う時間が必要です。浮気された憎しみから、怒りが収まらないこともあるでしょう。けれども、それを子供の前で見せるのは、できるだけ控えましょう。

話し合いをするなら、子供が学校に行っている日中、もしくは寝静まった夜中に行いましょう。可能であれば、自宅ではない場所で第三者を同席して話し合うほうが、冷静に落ち着いて言い分を伝えることができます。

深夜に数時間もの話し合いを行うと、精神力だけでなく体力も削られます。気分が落ち込んでいるところに、体力までなくなると、どんどん思考の幅が狭まっていきます。そうすると、冷静な判断を下すことができません。

日中の話し合いが難しければ、メールでお互いの言い分をやり取りする方法もあります。子供の前で心を律するのは非常に大変なことですが、大人同士の諍いに子供を巻き込んでしまうのは非常に酷なことです。

子供の目に入ったり、耳に届いたりするところで夫婦喧嘩を行わないよう心がけましょう。

浮気が子供にバレたら?浮気の事実を嘘はつかずに伝える

次に悩ましいのは、子供に浮気の事実を伝えるべきかどうかです。子供がある程度(10歳以上)の年齢であれば、親の知らないところで浮気に気づいている可能性もあります。

もし、子供に親の浮気がバレていたら。そして、それを指摘されたら。親としてどのように対応するのがいいでしょうか。

大切なのは、嘘をつかないことです。真正面から、「お父さん、浮気してるの?」と聞かれたら、親としては誤魔化したり、否定したりしたくなるでしょう。けれども、子供の心理を考えると、浮気の事実を直接聞いてくるというのは、普通の出来事ではありません。

親が浮気しているという事実に、子供自身が大きく動揺しています。その不安を、愛情で確かめたくてわざわざ質問している可能性もあります。

このとき、「大人の話だから、子供には関係ない」「そんなこと、お前が心配することじゃない」とはぐらかしてしまうと、子供はどのように感じるでしょうか。たださえ、浮気で不安定になっているのに、その不安を受け止めてもらえなかった、はぐらかされたと親への不信感を募らせる結果になります。

浮気の状況によっては、まだ子供には話せないケースもあると思います。けれども、子供の口から浮気の話題がでるということは、それだけ浮気の事実が子供の心に影響を及ぼしているということです。「そんな話を聞いたら、不安だよね」と、まずは子供の気持ちを受け止めてあげましょう。

もし、離婚するかどうか今後が決まっているのなら、なるべく早く子供に伝えたいところです。伝える際は、落ち着いて話をしましょう。子供が聞きたがっていることには、なるべく正直に伝えてあげられるのがベターです。

ときには、子供の質問に親御さんが「責められている」と感じる部分もあるかもしれません。けれども、子供は親以上に「家族がバラバラになる」点に不安を抱いています。家庭は、子供にとっての第一の居場所です。その場所がなくなるかもしれないという不安に、できるだけ寄り添ってあげられるのがいいでしょう。

浮気されたら子供のためにも弁護士に相談!大切な慰謝料や養育費の知識

配偶者が浮気すると、この先どうなるのか不安に襲われます。先行きの見えない不安は、ときにイライラとなって募ります。この不安定な大人の感情は、家庭内ではまっさきに弱い立場である子供に向かうことに。

浮気で一番傷ついているのは、愛するパートナーに裏切られたあなた自身です。あなたもまた、ケアを必要としています。浮気が子供に与える影響を少なくするには、ときには専門家の力を借りることも大切です。

浮気の事実が発覚したら、早めに弁護士に相談してみましょう。リーズナブルな価格で相談にのってくれる、行政主導のサービスもあります。

浮気、そして夫婦の離婚となると、重要になるのは以下のポイントです。

・慰謝料
・財産分与
・養育費
・親権

離婚後、経済的に子供を抱えて自立できるのかは、多くの人が不安に感じることです。その際、浮気相手からいくらぐらいの慰謝料が見込めるのか。財産分与で、あなた自身が得られる権利はどれくらいあるか。月々の子供の養育費はいくらぐらいが妥当な金額か。

こうした知識を備えておくだけでも、離婚後の生活を決めるのに大きな支えになります。とくに、財産分与や養育費については、知らずにもらえないままうやむやで別れてしまったというケースもあります。これらは、れっきとした義務と権利によって支えられています。また、慰謝料とも別で考えるものです。「慰謝料をいくら支払うから、子供の養育費は払わない」という相手の言い分を鵜呑みにしないようにしましょう。

浮気は子供を裏切る行為、傷ついた心のケアに気を配って

親の浮気は、子供の心に大きな傷を残します。両親から愛されていなかったのかも、という不安が子供の健全な心の成長を邪魔してしまうからです。

嘘をつかず、子供の話に耳を傾けることは、子供の不安を受け止めることにつながります。すべてを包み隠さず話す必要はありません。大人の事情として、「これは話せない」という点があっても大丈夫。ただ、子供が抱えている不安には誤魔化したり否定したりせず、向き合うことが大切です。

そして、両親の仲が悪いのは子供のせいではないということを伝えてあげてください。親が不仲になったり、離婚したりすると、子供は「自分のせいだ」と感じてしまうことがあります。「離れ離れに暮らすけれど、それはあなたのせいじゃない」「ママもパパも、あなたを愛している」と伝え続けることが、傷ついた子供の心のケアになるでしょう。

両親の浮気や離婚は、子供の自己肯定感を傷つける出来事です。たとえ親が離婚したとしても、どちらの親からも「愛している」と伝えられることで、子供は離婚を「親の問題」と考え、自らの自己肯定感を回復させられるようになります。

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