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浮気した妻が反省している・・・もう浮気を許しちゃっても大丈夫?


浮気した妻を許したい!苦しい心の葛藤の乗り越え方!

妻が浮気をしたと知ったら、大変なショックを受けます。妻が泣いてあやまったので、とりあえず離婚はしていない。でも、浮気したときの状況を思い出して、気が狂いそうになる。

普段通り接してくる妻に、笑顔で話すことができない。許したいけれど、もとの夫婦に戻れる気がしない。どうすれば、浮気した妻への憎しみや嫉妬といった心の葛藤を乗り越えることができるのか。これは、浮気された夫の共通の苦しみです。

浮気した妻を許すには、まず「時間」が必要です。そしてなにより、妻があなたの苦しみを受け入れてくれたと、あなた自身が「実感」することが大切なのです。

うわべだけの謝罪や反省で、浮気された側の苦しみが消えることはありません。修羅場を経て、話し合いの場で謝罪したから明日から元通りの生活にとはいきません。

苦しみが残っている間は、なんどでも話し合うことが大切です。悲しみや憎しみをぶつけるたびに、心の傷口がえぐられて血が噴き出すかもしれません。しかし、傷にかさぶたができるには、流れる血が必要なのです。

お互いの本音が理解できたその先に、再構築という夫婦の新しい道があります。二人だけで心の内をさらすことが難しければ、ときには、外部のカウンセラーの力を借りるのもよいでしょう。

妻は本当に反省している?妻の浮気を許した瞬間

妻は浮気は二度としないと言っていた。浮気が発覚してから、家事や育児をがんばっている。でも、本当に浮気を反省したのか・・・信じられない。

浮気された側の不信感はなかなか消えることはありません。ほかの男性と関係を持った妻に、嫌悪感を抱いてしまうこともあります。

妻を抱くことができない。浮気された夫たちは、どんなキッカケで妻の浮気を「許せた」と思えたのでしょうか。妻の浮気を許した瞬間までは、長い時間や積み重ねられた家族への信頼があります。こんな瞬間に妻の浮気を許すことができたという、夫の声を紹介します。

・妻の真面目な生活態度から、浮気を許せた

浮気した妻は謝罪したあと、毎朝だれよりも早く起きお弁当作りや朝ご飯を続けていた。浮気したことを、けして言い訳をしなかった。家族への愛情は本物だったのだと、浮気したのは気の迷いだったと実感したとき、浮気を許すことができた。

・子どもたちの、妻への態度の変化

妻の浮気が発覚した当初は、子どもたちも巻き込んでの騒動。子どもが小学校高学年以降なら、なにがおこったのか当然理解してしまう。子どもたちは妻に冷たくあたり、「おかあさん」と呼ばなくなった。

妻はそれでも逃げ出さず、母親に徹した。子どもたちも、そんな態度に次第に心を開いていった。父親である自分と、妻は切ってもきれないパートナーなのだと。子どもを愛しているという愛情は嘘ではない。では、自分のことを愛しているという言葉も信じていいと思えたとき、妻の浮気を許すことができた。

・妻がなぜ浮気をしたのか、本音を知ったとき

妻が浮気したあと、以前のように会話ができなくなった。まったく笑顔で話せない自分を見て、妻の顔からも笑顔が消えていった。これではだめだと、夫婦でカウンセリングを受診。そこではじめて妻の本音を聞くことができた。

愛していたけど、仕事のすれ違いでどんどん心が離れていったこと。浮気相手と体の関係を持つようになって、罪悪感があったけど麻痺していった。

浮気がバレて夫の涙をみたとき、とんでもないことをしてしまったと後悔した。自分の手で夫婦を壊してしまったと、取り返しのつかないことをした・・・と泣いて語った妻の涙をみて、自分の中にあった怒りや苦しみが解けていくような気がした。

浮気を許すには、時間がかかります。ひとによって、その長さは違います。妻の心の本音を知ったとき、そして妻のその声が嘘ではないと信じられたとき、妻の浮気を許せるのだと思います。

また妻が浮気したら・・・再構築に必要なのは時間と謝罪と誓約書

許したら、また妻が浮気するのではないか・・・そんな恐怖心から妻を許せない人もいます。再構築を前提に妻の浮気を許すときは、誓約書を作成しましょう。

・浮気を許すのに、口約束ではダメな理由

人の気持ちは変わります。浮気して発覚した当初は反省していても、許してもらったと思った途端に、謝罪の気持ちを忘れてしまう人もいるのです。浮気を後悔したときの心境を妻に思い出してもらうためにも、誓約書の作成は重要です。

・誓約書に書くべき内容

誓約書には、まず浮気の詳細を記載します。浮気の期間や浮気相手の名前をいれましょう。そして忘れてはいけないのが、「浮気相手との関係清算」「二度と浮気しないことの約束」です。

再構築にむけては、浮気相手と妻がすっぱりと手を切ることが大前提です。二度と私的に連絡をとらないと約束してもらいましょう。また、約束を破ったときの罰則を合わせて決めることもできます。違約金としていくら払う、といった条件をつけることも可能です。

誓約書に浮気を二度としないと誓うことが、浮気再発のストッパーになります。妻には、誓約書に署名と捺印をしてもらいましょう。サインが入ることで、誓約書が「浮気の証拠」としての力を持ちます。

妻の浮気を許せないなら離婚すべき?後で後悔しないか

浮気した妻を、どうしても許せないケースもあります。

たとえば、二度と浮気しないと誓ったのに、浮気が繰り返されたとき。
夫の苦しい心の葛藤を、聞いてもらえないとき。
浮気は過去のことだからと、なかったような態度を取られるとき。

夫婦関係の修復を目指しても、信頼関係を取り戻せないとき、夫の苦しみは心に残ってしまいます。こうした「受け入れてもらえない」という経験が積み重なると、一緒に暮らしていくことに無理を感じます。

自分を受け入れてくれない相手と一生を過ごすのは、とても苦しいことです。それであれば、離婚を選ぶのも当然だといえます。離婚したほうが、楽になるということもあります。

離婚する場合は、浮気の証拠をもとに慰謝料を請求しましょう。子どもがいる場合は、離婚前に親権と養育費の支払いについて決める必要があります。

通常、離婚するときの親権は母親が握るのが一般的です。母親と同居した場合に、子どもに害があると考えらる場合は別です。しかし、母親が親権を望めば父親が子どもと一緒に暮らすのは難しくなります。もし、親権を持ちたいと考えるのであれば、早めに弁護士などの専門家に相談しましょう。

離婚したら子どもと会えなくなるかも・・・という点は、妻を許せなくても離婚をためらう大きな原因です。離婚して子どもをとられ、面会も満足にできないと、離婚を後悔するケースもあります。

離婚したほうがよいと感じるのであれば、妻に離婚を切り出す前に、親権をどうするか法律面からの助言を得た方がよいでしょう。

浮気相手へは慰謝料請求、妻とは再構築。未来はあるか?

浮気した妻を許し、再構築を選択する場合に必要なことはなんでしょうか。

・浮気相手へは慰謝料を請求

ケジメと責任追及の意味をこめて、浮気相手には慰謝料を請求することをおすすめします。妻との関係を清算するよう、誓約書も用意するといいでしょう。再度妻に連絡をとった場合のペナルティーも記載します。二度と妻とは関わらないように、念を押すことが重要です。

・夫婦関係で、妻に「罰」を与えすぎない

浮気をした妻に対して、夫がやってしまいがちな行動が普段の生活で「罰を与える」というものです。罰の与え方は、人によってさまざまです。「毎朝5時に起きて掃除すること」といったルールを科す人もいれば、妻の発言を無視することで精神的な罰を与える人もいます。

浮気された当初は、心の中に裏切られたという妻への憎しみがあります。しかし、マイナスの感情から妻を罰する態度で接してしまうと、再構築がうまくいかなくなることが多いのです。

あなたの苦しみは、妻を罰することでは根本的には癒やされません。厳しく妻に接して、陰で悲しげに泣く妻の姿を見ても、あなたの憎しみや嫉妬は消えることはないでしょう。

心の葛藤は、妻に受け止められることではじめて消えていくのです。妻との再構築の道は、時間がかかるかもしれません。しかし、本音を聞いて相手を信じることができれば、浮気を過去のものとして水に流すことができるでしょう。

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