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妻の浮気が遊びなら許せる?本気の見極め方と浮気の境界線!


その妻の浮気は遊び?肉体関係があれば、法的にはアウト!

妻が浮気した。体だけの関係だという。追求したら、「男が風俗いくのと同じ」といわれた。遊びの浮気だから、責任をとるような浮気ではない。離婚も慰謝料もない。それってほんと?

たとえ妻が遊びの浮気といっても、一度でも肉体関係を持ってしまったら、法的にはアウトです。民法第770条では、配偶者に不貞な行為があったとき、離婚事由となることを認めています。こうした離婚の理由となる浮気のことを、「不貞行為」とよびます。

男性の風俗通いもおなじです。本番行為があれば、不貞行為とみなされます。また、不貞行為は挿入を伴うセックスだけに限定していません。性交類似行為に該当するようなオーラルセックスや射精を伴う行為も、不貞行為とみなされることがあります。

ただし、不貞行為の前提として、浮気相手が妻を既婚者だと知っていたという条件があります。たとえば、バーでナンパされた男性と妻がホテルで一夜を過ごしたとします。妻が薬指に指輪をしておらず、男性が妻が既婚者だと知らなかったと主張した場合は、不貞行為にもとづく慰謝料を請求することは難しくなります。

とはいえ、いくら妻が遊びの浮気と主張しても、肉体関係があった以上、夫婦の貞操義務に反したことになります。法律上責任を追及するときは、浮気が本気か遊びか、心の問題はあまり関係ありません。

なぜ一夜限りの遊びをするの?浮気に走る妻の心理

女性は、一般的には本気の浮気をするタイプが多いといわれています。それは、女性がひとりの男性を好む傾向にあるという本能的なものです。では、一夜限りの遊びの浮気を楽しむ女性は、どのような心理で浮気に走るのでしょうか。

・セックスがしたい

男性と同じく、女性にも性欲があります。夫のセックスでは物足りなかったり、マンネリを感じたりしているケース。もしくは、そもそもセックスレスで欲求不満だという場合、妻が家庭とは別に、体の欲求を満たすために浮気をするというパターンです。

こうした理由は、妻は心の奥底では夫と愛し合いたいと願っています。妻の遊びの浮気が発覚しても、なぜ浮気したのか理由を知ることは大切です。もし妻が本当は夫と満たされたかったと思っているのなら、そこに関係修復の可能性があるでしょう。

・夫が単身赴任で不在

そもそもセックスしたくても出来ないという場合です。仕事の関係で夫が単身赴任している。そんなとき、妻が時間を持て余して浮気するケースです。ホストの男性が浮気相手ということもあります。

・恋愛ごっこがしたい

セックスはおまけ。いつまでも刺激的でいたいという女心からの浮気です。夫とは長年連れ添い、愛情もあるけれど倦怠期。キレイにおしゃれして、女性として認められたい、褒められたいという願望が隠されています。

こうしてはじまった遊びの浮気でも、本気になってしまう人も少なくありません。体の快楽から始まった遊びの浮気が、いつしか心の拠り所になり本気の浮気に変わっていく。そうなる前に、妻の変化に気づく必要があるでしょう。

妻の浮気が本気になったら!?遊びと本気の違いの見極め方!

遊びの浮気と本気の浮気。そもそも、どんな点が違うのでしょうか。遊びの浮気は、浮気相手へ固執していません。自分の願望が満たされればそれで終わりなので、気に入った浮気相手が他の人に変わっても問題ありません。

本気の浮気は違います。いつまでも浮気相手と一緒にいたいと思っています。家庭があっても、別れたくないのが本気の浮気なのです。

では、妻の浮気が遊びなのか本気なのか、見極めるためには次のポイントに注意してみましょう。

・ぼんやりしている

妻が日中も心ここにあらずという様相のときは、浮気が本気である可能性が高いです。頭の中の優先順位が、夫よりも浮気相手のほうが上になっています。離れていても、次に会うときが待ち遠しくて仕方がない。まさに恋をしている精神状態といえます。

・夫につれない態度をとる

ごはんが冷凍食品になったり、帰宅しても出迎えてくれなくなったりします。なんだか最近妻が冷たいな、という印象を抱いたら、それは本気の浮気をしているのかもしれません。こうしたつれない態度は次第にエスカレートします。浮気相手への恋心が高まるほど、一緒に暮らしている夫の嫌な点が目につくようになるからです。

・誕生日や記念日にリクエストしてこなくなる

浮気をしている妻にとって、夫と仲が悪い方が、浮気に罪悪感を感じなくてすみます。そのため、積極的に記念日を祝おうとしなくなる傾向があります。毎年結婚記念日をお祝いしていたのに、今年はなにもなかった・・・そんなときは、夫婦の関係性を見つめ直す必要があるでしょう。

また夜の営みの変化も如実に妻の心の状態をあらわします。以前よりも回数が極端に減ってしまった。誘っても乗り気でない。セックスレスになった。こうした変化は、本気の浮気の赤信号といえるでしょう。

遊びでも本気でも妻の浮気を許せる!?妻の気持ちを取り戻すには

浮気した妻を許せるかどうか、これは気持ちの切り替えが必要です。

「許すかどうか」を考えている以上、あなたの心は嫉妬に縛られています。もし妻が浮気をやめて戻ってきても、嫉妬を抱いた状態であれば、「また浮気するんじゃないか」と不安な気持ちは消えません。

妻の気持ちまではコントロールできないことを理解することが、自分の嫉妬を手放すことへの第一歩です。浮気しても、いつか戻ってきてくれればよいと考える。一緒に居るのがつらくなったらわかれよう。そんな風に、相手を信じ妻の行為と自分の気持ちを切り離すことができてはじめて、妻の浮気を許せることになります。

もし妻の気持ちを取り戻したいと願うなら、そのときは妻のことを気にせず、自分磨きをしてみましょう。そして、妻には「信じてるよ」とだけ伝え、あとはそっとしておきます。

もし妻が遊びの浮気をしているのなら・・・、浮気に罪悪感を抱いているのなら・・・。もとの仲の良い二人に戻ろうと、浮気を清算して戻ってきてくれるでしょう。

妻の遊びの浮気にあきれて愛想を尽かしたときの離婚対策

妻の遊びの浮気がおさまらない、愛想を尽かして離婚するというとき、あなたのすべきことは次の対策です。

・浮気の証拠を集める

まず必要なのは、妻が浮気したという証拠です。遊びの浮気の場合は、相手も複数人いる可能性があります。

妻の帰宅が遅い曜日や休日でかけるタイミングを記録し、尾行しましょう。自力で証拠を集めようとすると、肉体的に無理がでるかもしれません。そんなときは、探偵事務所の力をかります。妻の行動範囲やパターンがわかっていれば、浮気対象を割り出すのにも役立ちます。

・浮気相手へ慰謝料請求

妻が浮気相手と不貞行為をしているという証拠が集まったら、浮気相手へ慰謝料を請求します。慰謝料は、示談交渉という形で浮気相手と直接やりとりすることもできます。また、裁判という形で訴えることも可能です。裁判で争うという場合は、早めに弁護士に相談しましょう。

妻の浮気が遊びの場合、浮気相手が妻が既婚者か知っていたかが重要な条件になります。妻と浮気相手のスマホでのやりとりから、既婚者と知っていたことを推定したり、密会中に結婚指輪をつけていたかどうかで、知っていたはずだと主張することが可能です。浮気の証拠を集めるときは、その点も意識して物的な証拠を集めましょう。

・妻へ離婚を言い渡す

離婚するとき、妻へも慰謝料を請求できます。ただし、夫婦である以上離婚のときに財産分与をしなければなりません。

財産分与は婚姻中に築いた夫婦の共同財産への権利です。妻が浮気したといっても、離婚時に財産を受け取る権利があります。交渉次第では、慰謝料をゼロにするかわりに、財産分与をしないということも可能です。その点についても、弁護士に相談したほうがいいでしょう。

遊びの浮気でも、浮気は浮気です。もし妻の浮気が発覚したら、そのときはしっかりと浮気の証拠を集めることが重要です。

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