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【虚しい浮気】夫が残業ばかりで寂しいから浮気したけど….

忙しいくてほとんど帰ってこれない残業が当たり前な夫

現在、夫は38歳、私は31歳です。大手ゼネコンで働く夫は現場監督で、定期的な帰宅はままなりません。現場監督の仕事は、自分で作業をするのではなく現場全体をマネージメントしながら設計図書を元に工事を完成に導く仕事です。建設現場もあちこちに存在し、私達夫婦は望まぬ別居生活を余儀なくされています。私と夫の出会いは、私が住む街に夫が現場監督として勤務したのがきっかけでした。港を中心に工場が広がるエリアに、交通網の整備と住居地を開発する大きなプロジェクトの1つの現場に配属されていました。

プロジェクトの一環を担う為に、この街に来た夫と知り合いました。それでも、夫が手掛ける仕事は数年で終了し、今は、別の現場を言い渡され夫は単身赴任に近い生活をしています。私は小さな料理教室を夫と出会う以前から営んでいます。小さいながらも定期的に通ってくださる生徒さんもいて、私はここに残り夫が単身赴任という選択をしました。現在、夫が手掛ける商業施設建設も大規模なもので、現場を離れることもできず残業続きみたいです。主任にも昇格し、この先もますます忙しくなるのではないでしょうか。

帰ろうと思えば帰れない距離ではないのですが、平日に帰宅しているようでは体が持ちません。「だったら、何故浮気」と、私は私に自問自答を繰り返しますが、その答えは、寂しさからとしか答えようがありません。離れ離れの生活が続き、子供もいない寂しさから、私は子犬を飼い始めました。寂しい時は素直に甘え、遊びたい時は遠慮なしにじゃれつく子犬を羨ましいと感じています。

毎日一緒に暮らしてさえいれば会話ができないくらい忙しい生活をしていても、温もりを感じることもでき、眠りに就いた夫の寝息に安らぎを感じることもできるはずです。しかし、私は忙しく働く夫に電話を入れることすらできずにいます。そんな時、女性誌に出会い系の記事を見付けました。そこに書かれていたのは、セレフの関係や大人の恋、、、そんな記事でした。働く夫を持っていても機械音痴の私は、未だにガラケーの携帯電話、メールのやり取りくらいなら不倫や浮気にはならないはず、夫を裏切ることにはならないと自分に言い訳をして出会い系サイトに登録をしました。

寂しさを埋めたくて出会い系に登録。最初はメールだけのつもりだった

登録を済ませた直後、一人の男性からメールが届きました。その男性は奥様と夫婦仲が悪く悩んでいると打ち明けてくれました。私も「夫が残業ばかりで寂しい生活を送っています」とメールを送信しメールのやり取りが始まりました。お互いの寂しさを埋めるようなメールのやり取りは、携帯電話に残されたメールを読む限りでは相思相愛の夫婦の恋の物語のようでした。

出会い系で知り合い数ヶ月経った頃、男性から「逢ってみたい・・・」とだけ書かれたメールが送信されてきました。私はこのメールを目にし複雑な想いもありましたが、私の心を癒してくれるこの男性に逢ってみたいと胸の鼓動が高鳴りました。

夫とデートをしたのは何時だったのかも忘れてしまうほど、そして、夫の温もりも思い出せないくらい私も寂しさを感じていたのです。私はできる限りのお洒落をして、清楚な奥様を感じさせる装いで待ち合わせ場所に向かいました。初めて会う男性は、スラッとした長身の男性でした。

過ちの後にあらためて気づいた夫への強い気持ち

メールでやり取りを長くしていたせいでしょうか。初めて逢う気がしないその男性とお酒を飲むことに、、、。お互いの寂しさやその寂しさを埋める方法も二人にはよくわかっていました。「逢ってみたい」は、抱きたい、、逢いに行った私は抱かれたかったのです。この男性とホテルの入り口に立ち、私は夫に心の中で手を合わせていました。男性の腕が私の腰に回り、後戻りできない背徳感が私を襲いました。

ホテルの部屋で裸にされ、男性の手や唇が私の体を撫でていきました。乳房に触れられても口に含まれても想い出すのは夫のことだけでした。私は初めて見知らぬ男性に抱かれながら、こんなにも夫を愛していたのだと思い知らされたのです。昔の歌に「女は、好きな男の腕の中でも違う男の夢を見る・・・」と、あったと思ますが、私は違いました。この日、私はこの男性に一晩中愛されましたが、心は癒されることはありませんでした。

その後、男性から「また、逢えないか。逢いたい、、」と何度もメールが送信されてきましたが、私は男性と逢うことはありませんでした。3月半ばに夫から「明後日はどんなことがあっても、日付が変わらないうちに必ず帰る」とメールが届きました。それは、私の誕生日でした。

夫は、忙しい仕事から抜け出し久しぶりに平日に我が家に帰宅しています。私は夫のために夫の好物を食卓に並べました。食事を二人でとり、一緒に入浴し、ベッドに潜り込みました。疲れた体に鞭打ちながら夫は丁寧に私を愛撫し、「愛している」と耳元で囁いてくれました。私は取り返しのつかない愚かな過ちを犯してしまいましたが、この過ちの分まで、夫に償ってこうと思っています。

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