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妻の浮気発覚後の態度にモヤモヤする・・・信じて修復できるのか悩んだら


浮気発覚後は、妻は反省しているべき!?どんな態度なら許せるのか

妻の浮気発覚後、修復にむけて努力しているさなかに、夫が悩むことがあります。それは、妻の態度にモヤモヤするということ。

浮気をしたのは妻。浮気されて、傷ついたのは自分。その気持ちを引きずってしまい、つい妻を責めてしまいたくなる。笑顔が家庭に戻ってくるのはいいことなのに、その一方でもっと反省していてほしいと思ってしまう。

こんな気分で、再構築はできるのか。自分の気持ちを信じられずに迷ってしまいます。夫婦の修復には、時間がかかります。そして、相手に浮気したことをずっと反省してほしいと思うのは当然です。けれども、その思いにとらわれていては、夫婦関係がうまくいくはずはありません。

妻も夫も、浮気の傷をぶつけ合う時間が必要です。それを経て、次に進む。そうすれば、新しい関係性に生まれ変われるのです。妻の浮気が発覚したあと、夫婦の修復にむけて悩んだときのアドバイスをご紹介します。

ラブラブ夫婦と仮面夫婦・浮気発覚後の修復の分かれ道は?

浮気が発覚したあと、時間を経てラブラブになる夫婦と、仮面夫婦でスキンシップがゼロになってしまう夫婦がいます。また、修復を目指したけれど離婚してしまうケースも珍しいことではありません。

この分かれ道は何だったのでしょうか。ひとつは、浮気した妻の態度です。浮気を反省すればいいと思うのは、「浮気した側」の身勝手な気持ちです。

夫婦で浮気の傷を乗り越えるには、妻が浮気した事実を真っ正面から認め、それによって自分が与えてしまった傷と向き合うという覚悟が大切です。

反省したから、これでいい。自分だってあやまっているのに。という被害者意識が強いままだと、夫婦の関係性はうまくいきません。

浮気された夫は、再び妻が自分を受け入れてくれることを望んでいます。それは、昔のようなハキハキと妻を愛している男らしい夫ではなく、配偶者の浮気で傷ついて苛立ち憎しみと悲しみにまみれている夫です。愛情と憎しみを抱いている相手を受け止めるのは、エネルギーと勇気がいることです。妻にとっても、時間がかかるステップです。

傷ついた夫を受け入れるところから、ふたりの修復の道はスタートします。逆にいえば、浮気が発覚しても向き合わずに、傷にフタをしてしまうのは避けるべき道です。余計に感情がこじれ、夫婦の関係が悪化してしまうケースが多いといえるでしょう。

浮気発覚後の妻への接し方!優しすぎても冷たすぎてもダメ!?

浮気発覚後、妻にどのように接するべきなのか。この点も、夫が悩むポイントです。

妻との接し方を考えるに当たってまず大切なのが、自分の気持ちを我慢しすぎないこと。気持ちを押し込んでまで笑顔で接しようとすると、いつか苦しい思いにとらわれてしまいます。

その上で、妻の謝罪や反省の態度を信じる姿勢が重要です。信じる気持ちがあれば、二人の関係性がスムーズになります。何をしても疑われるというのは、人として辛いもの。妻が浮気を反省している、謝罪したのなら、まずはその言葉を信じてみましょう。

・責める/怒る/冷たくする すべては相手を尊重できるか

信じようという気持ちを持っていても、浮気のフラッシュバックで、妻を責めてしまうこともあります。つらい本音を吐き出して受け止めてもらうステップは、再構築に必要なことです。ただし、暴力はいけません。相手を支配しそうになったら、一旦離れたほうがいいでしょう。

責めているわけではなく、受け止めて欲しいと素直に伝えられるのが一番です。けれども、男性はプライドやメンツにとらわれると、苦しい感情を攻撃的な態度に変えてしまいがちです。必要以上に、冷たく接してしまうことも。

専門家のカウンセリングを利用するなど、妻を傷つけずにすむ気持ちの吐き出し方を探してみるのがいいでしょう。

・優しくすればつけあがる!?ケジメは大事

浮気した妻に優しく接したら、つけあがるのではという不安があります。たしかに、浮気して黙って夫が許してくれたなら、妻は「浮気をしても大丈夫」「夫が離婚するはずはない」と甘く見るかもしれません。

浮気発覚後の対応で大切なのは、ケジメをつけることです。浮気相手へ慰謝料請求する。妻に誓約書を書かせる。こうした責任をきちんと追及する行為は、「浮気は悪」という意思を妻に示すことになります。

ケジメをつけた上で、夫婦の修復を。その上で、妻の言葉や態度を尊重し、信じることで夫婦の関係も修復できるのだと思います。

妻の浮気から1年経っても未だに落ち込む・・・修復はできる?

妻の浮気発覚から、気持ちが沈んで浮上できないケースもあります。傷が癒えるには、時間がかかります。数ヶ月で気持ちを切り替えられた方もいれば、十数年経っても浮気を引きずっている人も。それだけ、ショックが大きかったということです。

浮気発覚後、負った精神的なショックについては、焦らないことが肝心です。妻との関係を回復させるには、数年単位の時間が必要だと気持ちを落ち着かせましょう。

浮気の傷を癒やすには、日常を積み重ねることです。何でもない平穏な日常が積み重なれば、その思い出と時間が浮気のショックを癒やしてくれます。

浮気相手に心を奪われ、妻の気持ちがもう夫にないということもあります。妻が本心でどんなことを考えているのか、聞いてみましょう。話し合いを経て、見つかる解決策もあるでしょう。

妻を信用できない。浮気が本当に終わっているか確かめる?もしくは離婚

浮気発覚から、話し合いや努力を重ねても妻を信じることはできない。そんなとき、浮気は本当に終わったのか。浮気相手との関係は清算したのか。疑わしい気持ちが膨らんできます。

しかし再構築には、相手を信じるということが大前提です。妻の浮気を時間がたっても疑ってしまうなら、夫婦で居続けること自体が難しいかもしれません。

妻の身の回りを探っても、あなたが安心できる証拠は出てこないでしょう。なぜなら心が不安定だからです。安定して妻が浮気をしていないと思えるようになるには、妻とのスキンシップを増やすことが一番です。一緒に行動して時間を共有し、会話を通じて妻とコミュニケーションを積み重ねていきましょう。

それでも修復期間を経て、妻との暮らしが無理だと感じるなら離婚という選択肢が残ります。もし、浮気発覚後に妻や浮気相手に慰謝料を請求していなければ、あとになって請求が可能か気になるところです。

浮気という不貞行為の慰謝料を請求する場合、「慰謝料請求の時効」があります。浮気の時効ラインは、「浮気の事実を知ったときから3年」です。

この3年というカウントをどこからはじめるのかは、はっきりと決まっていません。しかし、浮気を知ってから3年ということであれば、誓約書等を作成した期日が一つの目安となります。

もしもうすぐ時効になってしまうと気づいたら。この浮気の時効を止める方法があります。ひとつは、裁判で慰謝料請求の申し立てを行うことです。慰謝料請求の申し立てを行った時点で、消滅時効期間がゼロになり、期間が数え直しとなります。

もうひとつは、内容証明郵便を利用して慰謝料請求を通知することです。これを「催告」といいます。慰謝料の請求時効が迫っているタイミングで、訴訟の申し立てをするのに時間がない。そんなときは、まず催告を行います。内容証明郵便が送られてから、6ヶ月という猶予期間が与えられます。その間に訴訟手続きをすれば、消滅時効期間がゼロとなり慰謝料を請求できるという流れです。

妻の浮気発覚後、信頼関係を取り戻すには時間がかかります。焦らず、お互いの気持ちと向き合っていきましょう。
 

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