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浮気したパートナーの気持ちを取り戻す方法と自分の気持ちの切り替え方


浮気したパートナーの気持ちを取り戻すのに、テクニックは逆効果?

恋人や夫婦で、もしパートナーが浮気しているとわかったら。「どうして?」と、大きな悲しみに襲われます。愛している人が、ほかの異性に目を向けている。非常に耐えきれない状況です。

あなたは、なんとかしてパートナーの気持ちを取り戻そうと考えるでしょう。多くの人が、インターネットで心変わりした彼/彼女の愛情を再び取り戻せるのか、その方法を検索します。このページも、そうした悩みを持つ人のためのものです。

気持ちを取り戻すのに、「不安」からパートナーの行動を監視する方法があります。スマホのメールをすべて転送してチェックしたり、GPSでどこにいるかを見張ったり。「二度と浮気しない」とパートナーに約束させ、監視するのは浮気防止策の一つです。

しかし、こんな関係を続けていたら気持ちはどうなるでしょう? つながっているのは、愛ではなく疑いの目です。浮気をしたのだから、信頼を回復させるためにはそれぐらい必要だと思う方もいるかもしれません。けれども、それではパートナーの本当の気持ちは戻ってきません。

パートナーの気持ちが離れたのはなぜか。その原因を知ることが大切です。二人の関係性を見直し、そこに再び愛情があふれるように自らを変えるのです。あなたが、パートナーを愛していて、再び以前のような信頼と親密さを取り戻したいと願っているのなら、ここに書いてあることがきっと役に立つでしょう。

浮気する気持ちなんてわからない!でも浮気される側にも原因はある?

浮気はする側が悪いもの。あなたが、浮気の原因になったわけではありません。しかし、結婚当初や付き合い始めのころの二人の関係性と、いま現在を比べてみるとどうでしょう。最初のころのような、親密な関係性を築けていますか?

もし二人の関係が変化していれば、その変化によって生まれた心の距離が、浮気の原因になることも。たとえば、次のような問題に心当たりがあれば、それが浮気のきっかけになった可能性は高いといえます。

・セックスレス

肉体的なスキンシップは、二人の愛情と密接に関連しています。もう子供がいるから、セックスは必要ないと一方が考えても、パートナーは関係を求めている。セックスしたいといわれると、「面倒くさいなあ」と感じてしまう。その気持ちのすれ違いは、やがて二人の間に大きな溝を作ります。たとえ1度誘いを断っただけでも、その1回が大きな拒絶ととらえられることもあります。

・仕事が忙しくて、一緒に過ごす時間がない

働き盛りの年代に多いすれ違いです。生活のため、家族のため、キャリアのために仕事に打ち込む。休日出勤や残業も当たり前。おのずと、デートや家族と一緒に過ごす時間は減っていきます。毎日顔を合わせているのに、会話が少ない。気づいたら、パートナーが何に楽しみを見出して、どんな悩みを抱えているのかわからなくなっていた。連れ添う年月は長くても、会話の密度が薄いとどんどん距離が離れていきます。

・年による見た目や体型の崩れ

パートナーの気持ちが離れるきっかけになる一つが、加齢による見た目の変化です。年をとって、体重が増えだらしない肉づきになった。おしゃれする機会が減り、髪型や服装はいつも適当。家の中では、飾らない自然体の姿を見せるものです。それを許容できるのが、恋人や夫婦のよいところ。しかし、たまには着飾って外出するようなハレの日がないと、パートナーが外で異性に目移りする可能性が高くなります。

こうした関係性を振り返って、自分を責めることはありません。浮気をしようと最終的に行動したのは、浮気した本人です。あなたが悪いわけではありません。しかし、二人の関係性を振り返り客観的な視点を持つのは、パートナーの気持ちを取り戻すのに有効です。

なぜ、二人の距離ができてしまったのか。その原因となった出来事を見つめることで、パートナーの愛が冷めた理由を想像することができます。

責めたり質問攻めはNG!気持ちが冷めて浮気を加速させる行動

パートナーの浮気を知って気持ちを取り戻したい、自分の元に戻ってきてほしいと願うのであれば、するべきではない行動があります。それは、疑いの目を向けたり浮気を責めたりすることです。怒りや不安をぶつけられると、パートナーの愛情はどんどん冷めていきます。かわりに、浮気相手へと気持ちが傾いていくことに。

浮気の事実を知るのは大変ショックなことです。確たる証拠がなくて疑惑の状態であれば、真実を知ろうとつい詮索してしまうかも。けれども、それは彼/彼女の気持ちを取り戻すには逆効果。次のような行動を、衝動的に行うのはぐっと耐えましょう。

・スマホを見て行動を詮索をする

代表的なNG行動は、スマホを盗み見ることです。スマホは、浮気には欠かせない道具です。浮気相手とのメールや愛の言葉は、すべてスマホの中にあります。浮気の真相知りたい不安から、パートナーのスマホに手が伸びてしまうかも。

けれども、そこはぐっと我慢しましょう。もしパートナーにあなたがスマホを盗み見したことを知られたら、気持ちが戻ってくる可能性がぐっと減ってしまいます。浮気が事実だったとしても、プライバシーに土足で踏み込まれると怒りを感じます。

・浮気したことを責める

浮気を正面から追及することが、浮気を止めるのに必要だという考えもあります。しかし、注意しなければならないのは、浮気を責められると反発する可能性があるということです。パートナーの気持ちが、浮気相手に傾いている状況であれば、なおさら浮気を責められると反論したくなるでしょう。

・「どこにいってたの?」と質問攻めにする

残業や休日出勤で外出するたびに、「本当はどこにいっていたの?」と疑惑の目を向けられるのはいい気がしません。質問攻めにすると、二人の間にピリピリぎくしゃくした雰囲気が流れます。家庭の居心地の悪さから、余計に浮気相手の隣がいいという気持ちを加速させます。

とくに、パートナーの浮気を知った直後は要注意です。ショックで感情が不安定になり、衝動的に上記のような行動を犯しやすくなります。元の関係に戻りたいと願うなら、いったん気持ちを落ち着かせましょう。1週間~2週間は、とくに何か行動を起こさず状況を見守るだけのほうがいいでしょう。

浮気した相手の気持ちを取り戻すのに必要なのは、「余裕」と「寛容」

浮気を責めるのは、反発心を募らせるだけ。浮気を自らやめて、パートナーの元に戻っていてもらうには、浮気に対する罪悪感を抱かせるのが一番です。そのためには、あなたに余裕がなければいけません。

余裕があるとは、どういうことでしょう。パートナーが外出するといっても、ピリピリ不機嫌になりません。帰宅したら、笑顔で迎えてあげます。こうなると、だんだんとパートナーも家の中やあなたの隣が居心地よいと感じるように。

二人で一緒に過ごす時間が少なく不安なときは、怒りではなくてさみしさを伝えましょう。「最近、ゆっくり過ごせないからさみしいな」とそのままの気持ちを表現します。手をつないだり、ぎゅっと抱きしめたり、体のスキンシップを増やすのも親密度を高めるのに効果的です。

愛情を向けられたパートナーは、その愛を裏切っていることに次第に罪悪感を募らせます。

浮気の釘をさすのは、1回だけにしましょう。直接的な言葉は使わず、「もしかしたら、バレてる?」と思わせる程度にとどめます。「信じてるからね」「親として、子供に言えないことはしないでね」「もし浮気されたら、きっと離婚するだろうな」さらっと伝えて、あとは様子を見ます。浮気に気づかないふりをし、笑顔で振るまいます。

浮気したパートナーがもとに戻るにも、家庭や二人の関係に居場所が必要なのです。「浮気を責められていない」ことは、まだパートナーに戻る余地があるという安心感を抱かせます。

そして、浮気のきっかけとなったような心の溝があれば、それを取り除く努力をしましょう。そうすれば、次第にまた二人の距離が近づいていくはずです。

浮気したパートナーを許して信じるには?気持ちの整理のつけ方

怒りや不安を抱えたまま、平常にふるまうのは非常につらいことです。戻ってきてくれるはずと信じていても、心がゆらぐことがあります。浮気相手のところへ行ってしまったらどうしようという不安と、浮気するなんて許せないという怒り。どんなに冷静にふるまっても、感情が爆発しそうになる瞬間も。

あなたがどんなに関係を改善する努力をしても、最終的に気持ちを決めるのはパートナー自身です。影響を与えることはできても、強制的に人の心を変えることはできません。できるのは、愛情を与え待つだけだと覚悟を決めること。そう覚悟することで、余計に自らを責めずにすみます。

また、パートナーの気持ちばかりにとらわれてしまうのは、心が乱れる原因になります。遠回りのように思えますが、一度パートナーへの執着を手放すこと。それにより、二人の関係が改善することも。

四六時中見張られているのは、息がつまります。穏やかに接すること以外は、自分磨きにエネルギーを使ってみましょう。仕事や家事に打ち込んだり、趣味に出かけてみたり。輝いているあなたの姿を見せれば、パートナーの気持ちも変化していくでしょう。

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