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浮気に気づいても言わないのが賢い選択?心を取り戻すためにできること


浮気に気づいたら、素直に言うべき?それとも言わないほうがいい?

パートナーが浮気していると気づいたら、カッとなって責めてしまう人が大半です。

しかし、言わずに黙っておくべきか悩む気持ちもあります。浮気を責めたら、浮気相手のところに行ってしまいそうで怖い。浮気を追求したとき、なにが起こるか想像すると、浮気を黙っておいたほうがいいかもと迷ってしまいますよね。

夫婦の場合は離婚を考えないのなら、浮気に気づいてもなにも言わないほうがよいケースもあります。ただし、それは現在の夫婦仲が良い家庭に限られます。もし、夫婦仲がすでにツンケンして冷戦状態だったり、モラハラなど暴力を振るう場合は、気持ちが戻ってくる可能性は著しく低いと思っていいでしょう。

ここでは、夫の浮気に気づいてしまったらどうするべきか。離婚したくないときに、とるべき行動について考えてみましょう。妻の浮気や恋人の浮気で悩む人は置き換えて読んで参考にしてください。

夫婦仲が良ければ、気づいたあとも言わないほうが夫は浮気から目を覚ます?

浮気でよくあるのは、夫がただ夢見ている状態です。浮気相手と、イチャイチャしたり結婚生活にはない刺激に夢中になっている。こうした浮気をしている男性は、家庭と浮気を別のモノと頭の中で考えています。

たとえ、浮気相手に「大好きだよ。いつか一緒になりたい」とメールで送っていても、現実的にはそんなことを露ほどにも考えていません。浮気相手に愛の言葉をささやくのは、あくまでも浮気相手を喜ばすため。本気の愛のささやきではありません。

浮気の初期は、ふわふわした熱に浮かされて楽しい時間を過ごせます。しかし、時間が経つとどうなるでしょう? 浮気相手の女性から「早く奥さんと別れて」とせっつかれるようになります。このときが、夫が浮気から目を覚まし家庭に戻ってくる絶好のチャンスです。

大切なのは、浮気に気づいても夫を責めずに、いつも通り振る舞っていることです。夫婦仲が良いということは、夫は家庭に居場所を感じています。浮気相手から執拗に別れを迫られるようになれば、夫の居場所は浮気相手の隣にはありません。そうなれば、家庭を安らぎの地として戻ってくるしかないのです。

もし、浮気に気づいて夫に追及してしまったら、浮気相手と別れようにも家庭に戻る抵抗を感じることでしょう。

ポイントは、けして夫に浮気を気づいていると悟られないことです。堂々として、明るく振る舞っておきます。日常を壊さず守り抜くには強さが必要です。夫が浮気から目を覚ませば、妻の強さに感謝しながら戻ってきてくれるでしょう。

ヒステリックに浮気を責めるほど、夫の気持ちは妻から離れていく?

夫婦仲がよい夫婦のケースでは、浮気を責めることが離婚に拍車をかけてしまうことがあります。

そもそも、なぜ夫が浮気をしたのでしょう。ここを読み間違えると夫の心が家庭から離れてしまうことに。

浮気をする背景には、以下のような理由が隠されています。

 ・刺激にあらがえなかった
 ・結婚生活にマンネリを感じている
 ・性欲が満たされない

つまり、妻のことが嫌いになったわけではないのです。長く続く結婚生活がマンネリに思えてきた。家庭や仕事の中でプレッシャーが大きい。そうしたとき、ストレスのはけ口として浮気に走ってしまいます。

逆に言えば、先ほど述べたケースのように浮気相手に離婚を迫られたら浮気をストレスに感じ、家庭に戻ってくるようになります。

しかし、こうした夫の浮気を妻がヒステリックに責めると、夫の不満がますます大きくなります。浮気で家庭を傷つけてしまったと反省してくれればいいのですが、ずっとピリピリイライラしている妻と一緒に暮らすのがつらいと考える男性もいるでしょう。

そうしたとき、今度はニコニコとむかえてくれる浮気相手に魅力を感じるように。浮気をやめさせるにしても、ヒステリックに浮気の事実を責めるのは良い結果を生み出しません。追い詰められた夫は、ますます浮気にのめり込みます。

たしかに、浮気の芽は早い内に摘むほうが重症化しないもの。夫の浮気を足止めさせたければ、話し合いはあくまでも冷静におこなうのがポイントです。

浮気に釘を刺したいのなら、怒らずに矛盾だけ追及します。明らかに夫が嘘をついているなと思っても、「あなたがそう言うなら、そうなんだね」と含みを持たせておきます。不機嫌にならず、軽くあっさりと「浮気、しないでね」と一言告げておくほうが、よっぽど夫に罪悪感を抱かせることでしょう。

浮気の真実を言わないでいてくれれば、家庭は壊れずにすむ

たとえ夫が浮気をしても、謝罪のために事実を言わないでほしいと考える人もいます。

事実を言わないということは、ときに家庭を守るのに役立ちます。なぜなら、浮気したと夫自身が認めることは、浮気の事実が明るみになり、妻は裏切られた怒りや苦しみと向き合わなければならなくなるからです。

夫が浮気をし、妻を裏切った事実を知っても、冷静でいられる人は多くはありません。

なんで浮気をしたの。
いままでの優しさは嘘だったの。
これからも信じられない。

と、一緒に暮らすことが苦しくなってしまいます。

浮気したら、絶対に許せないと思う人ほど、「浮気しても、隠れてやってね」「でも浮気したら絶対に許さないけど」とセットで伝えておいたほうがいいでしょう。

浮気を謝罪したら、夫は悩みを吐き出してスッキリするのかもしれません。けれど、告白された妻は嫉妬を抱えて生きることになります。浮気に気づいても言わない、言いたくない気持ちの裏には、浮気が明るみに出たら絶対許せないという深い愛憎と、家庭が壊れることへの恐怖心が隠されているのです。

もしものときに、浮気相手へのメールや写真、浮気の証拠は残しておこう

離婚する気がない、黙って戻ってきてくれればいい。そう考えている人もいるでしょう。

しかし、「もしも」のときがくるかもしれません。それに備えて、浮気の証拠をできるだけ残しておくことをオススメします。

夫婦仲が良いとはいっても、夫の本心はわかりません。ある日突然、離婚しようと告げられるかもしれません。

そのとき、浮気の証拠があれば夫は有責配偶者になります。あなたが離婚届けに判を押すのを拒否すれば、有責配偶者である夫から離婚の申し立てを裁判ですることは原則できません。

また、いざというとき浮気相手や夫に慰謝料を請求する強い味方になるかもしれません。浮気の慰謝料を請求するには、夫と浮気相手の「不貞行為(肉体関係)」が証明できるかが重要です。当事者の話し合いであれば、そこまで明確な証拠は必ずしも必要にはなりませんが、それでもなにもなければ夫や浮気相手はシラを切ろうとするでしょう。そんなとき、浮気の責任を追及するためにも、浮気の証拠は重要です。

以下のようなものがあれば、浮気を問い詰める証拠として役立ちます。

・浮気相手とのメール(肉体関係をほのめかすようなもの)
・ツーショットや体が密着した写真
・デートの領収書
・夫の帰宅時間や外出の行動記録

浮気に気づいても見て見ぬふりをしたいとき、こうした証拠を残すのは苦痛に感じるでしょう。

しかし、浮気相手とのメールのやりとりで肉体関係があるとわかったり、ホテルに二人きりでいるような写真があれば、夫の不貞行為を証明するのに役に立ちます。なにもしなければ、夫の浮気は誰にも責められず、あなたが家庭を失うことにもなりかねません。

証拠だけでも残しておけば、いざというときにお守りとして、ずっと冷静に夫と話すことができるでしょう。浮気に気づいても、あえて言わないことが家庭を守ることもあります。ただし、いざというときのために証拠はつかんでおきましょう。

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