夫の浮気を問い詰めるべきか｜怪しいけど泳がすのも怖い時の対応方法
夫が怪しい時、明らかにクロな時すぐに浮気をすぐに問い詰めるべきか
夫が怪しい！ 女の勘、妻の勘を総動員させて夫をよく観察してみると、そのように感じる時ってあるかと思います。たとえば、今までは家の中では携帯を持ち歩くようなことはしなかったのに、ある時から家の中でも携帯を持ち歩くようになれば「もしかして、浮気？」とイヤでも疑いたくなりますよね。
夫が怪しいと感じたら、すぐに問い詰めたくなるのは当然で、全然おかしいことではありません。。ただ、妻が怪しいと感じているだけで浮気をしているか定かでない段階であれば、いきなり夫を問い詰めるのは勇気がいります。
それにはっきりとした証拠をもっているわけではないから、問い詰めたところで、夫はどのようにでも言い逃れすることができます。もし離婚することも考えているならば、離婚に必要な証拠を掴むためにしばらく泳がせたほうがいいかもしれません。
逆に、離婚は考えていない場合、泳がせ過ぎてしまったら、浮気未遂が未遂ではなくなる危険性がでてきます。万が一にも二人が深い関係にまで進んでしまったら……と考えると、これも辛いです。浮気疑惑の夫を問い詰めるにしても方法とタイミングを間違えば、夫婦関係にも悪影響が出てきそうです。こんなときは、どのように考えていけばいいのでしょうか。
証拠のために泳がせる？浮気を問い詰めるタイミングはいつが良い？
浮気を問い詰めるタイミングって、色々考えなくてはいけないから本当に難しいです。タイミングを誤ると、どんなしっぺ返しがくるか予測がつきませんから……。
よく言われるのが「証拠を掴むために泳がせる」ということですが、これもどんな夫にも有効かというとそうではありません。ちょっと問い詰めただけですぐに白状するようであれば、わざわざ、泳がせ過ぎてもあまり意味がありません。無駄なことです。
以前から離婚を考えていて、この浮気が本当であれば、離婚を有利に向かわせるための大きな材料となるため、しっかりと夫を泳がせておくといいでしょう。逆に、離婚を考えていないのなら、泳がせることで二人の関係は深くなる可能性があるかもしれず、泳がせるのは避けたほうがいいかもしれません。それに、問い詰めてみたけれど、シロだったということもあるでしょうし……。
もし、浮気することに罪悪感をもつタイプであればどうでしょうか？最初から、浮気はよくないと考えていたけれど、つい魔がさしてしまった。浮気をした後、強い罪悪感を胸に抱いた夫は案外、問い詰めると簡単に白状する。または、妻には「浮気はしていない」と言っておき、ひそかに浮気相手女性との関係を清算すると考えられます。
浮気は一切認めず、疑って問い詰めたことで浮気を隠すようになることもあります。こうなると、証拠が掴みづらくなり、非常に厄介になります。このように夫の性格やあなたが考える将来設計によって、問い詰め方や問い詰めるタイミングが異なってきます。
すぐ怒る夫｜しつこく浮気を問い詰めたり、強く言うと逆ギレする場合
問い詰めると、すぐに怒ってくる夫は何かやましいことがあるから、つい怒ってしまうことは大いに考えられます。しかし、全てがそうであるとは限らず、やましくないのにあまりにもしつこく問い詰めたため、腹を立て、怒りだすこともあります。それに、浮気を認めないタイプであれば、問い詰め過ぎると、さらに浮気をごまかそうとするので面倒になります。
問い詰めると、逆ギレする男性は多いです。逆ギレしてくる場合は、「自分は浮気をしています」と顔に札をぶら下げているようなもので、逆ギレしてきた瞬間に「あっ、クロだ」と叫んでしまいそうになりますね。問い詰められて逆ギレするような夫に対しては、言い逃れできないような確固たる証拠を突き付けるのが非常に効果的です。
しかし、短気な男を効果的に問い詰めるのは本当に難しいですよね。客観的に考えても、妻が浮気という尋常でない出来事にパニクッて興奮してしまい、執拗に問い詰めすぎることは考えられます。また、問い詰めすぎたことがきっかけ夫は妻を遠ざけるようになり、他の女性のほうに逃げていってしまうこともありえます。
そのため、必要以上、問い詰め過ぎないようにしておきたいところです。問い詰める前に、話す内容を書き留め、頭の中を整理しておくといいでしょう。感情的にならずに言いたいことが言えるので、おすすめです。
嘘を見極める｜カマをかけて反応を見たり、性格に合わせた対応を
浮気をしていると明らかにわかっているけれど、浮気を裏付ける決定的な証拠がない。浮気をしていることを絶対に認めない場合、どんな対応だと尻尾を出させることができるでしょうか？
まず、カマをかけて反応を見るといいでしょう。たとえば、「今日も仕事帰り、楽しんできたの？」というような質問です。これは、すでに浮気の事実を知っているかのようにも解釈できるし、違う意味にもとれる質問です。何気ない会話のように話しかけて、反応を見てみます。動揺や驚き具合に真実が隠されているので、しっかりと観察します。
質問に質問で返してくる可能性は高いので、切り替えしも考えておきましょう。「楽しんだって何を…？」「ん？お酒飲んできたんじゃないの？」などです。ただ、やり過ぎると、ボロが出てしまうので要注意です。
また、嘘をつくのがうまい場合にはうまくかわされてしまいそうですが、日頃から夫が嘘をつく時のクセをしっかり把握しておけば、嘘の中に浮気の真相が含まれているかいないか、わかることがあります。そして、あまり動揺しない夫にカマをかけても、ポーカーフェイスでうまく逃げ切られてしまう可能性があるので、夫の性格を見極めて作戦を立てましょう。
夫に浮気をやめて欲しいだけなら、追求でなく不安な気持ちを伝えてみる
最近は婚外恋愛という恋愛の形が流行っているらしく、全ての女性が浮気に否定的とはいいませんが、大体の世の奥さんは浮気をご法度と考えていることでしょう。その上、夫と離婚するつもりがないということであれば、浮気は他人事にしたいものです。
ただ、浮気疑惑の夫を問い詰めすぎることで、夫婦関係がぎくしゃくする可能性が出てきます。そのため、浮気の疑惑があるのなら、追求の仕方を慎重に考えなければいけません。浮気を認めさせてやめさせたいのか、浮気さえやめてくれればいいのかでも追求の仕方が変わってきます。
「浮気は男の甲斐性」などと割り切って見て見ぬ振りをし続けられる女性もいます。あるいは子供のために別れずにいるけど、夫婦関係はすでに冷めているから『夫の浮気なんてどうでもいい』という人もいます。
このように夫の浮気をスルーできるのならいいのですが、スルーできない場合は浮気を問い詰め、追求するだけでは、完全な解決にはならないことを知らなくてはいけません。そこで、単に問い詰めるだけでなく、心配している気持ち、信じたい気持ち、もう愛されていないのではないかという不安な気持ちを夫にストレートに伝えてみるのもいいかもしれません。
罪悪感を持ちつつも、浮気を続けているのであれば、妻の気持ちを知って、浮気をやめるかもしれませんね。浮気を必死に隠そうとするのは離婚を考えていない、離婚したくないからバレたくないという見方もできます。
ひょっとすると、浮気したのは家に自分の居場所がなかった、自分は必要とされていなかったと感じていたことが原因かもしれません。自分を心配し、愛しているから信じたいという妻の気持ちを知ることで罪悪感を覚え、問い詰めなくても自ら浮気を白状してくるかもしれません。
