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結婚前から浮気してた!?結婚前後に絡んでくる浮気問題まとめ


結婚前後という時期が絡んでくる夫婦の浮気問題についてまとめました

新婚なのに浮気するなんて、耳を疑います。愛を誓い結婚したはずなのに、もう浮気? 調べてみると、結婚前から続く浮気相手だったなんてことも少なくありません。

また、結婚前から浮気癖がある人。結婚したら落ち着くかと期待したのに、やっぱり浮気された…なんてことも。

こうした「結婚後」に続いている浮気や、発生した浮気については、配偶者の不貞行為として慰謝料の請求が可能です。また、法的な離婚事由にもなります。

しかし、あとから発覚した「過去の浮気」については、慰謝料請求することはできません。なぜなら、恋人時代の浮気は慰謝料請求対象の「不貞行為」とはならないからです。

しかしながら、浮気は浮気。過去の浮気を知ったことにより、夫婦関係が悪化して離婚するということもあり得ます。結婚前後に発生する、さまざまな浮気問題についてまとめました。

結婚前から続く浮気相手がいた…気づいたのが結婚後だった!?

浮気しているかも? と怪しんで調査したら、浮気が発覚。調べたら、結婚前から続く浮気だった。なんで結婚したのか、第三者から見れば不思議でなりません。

「別れようと思ったけど、別れられなかった」

浮気している人の常套句です。浮気はそんなに悪いことじゃない。セックスフレンドの感覚で、続いてしまった関係。発覚後、配偶者の怒りをみてはじめて事の重大さに気づきます。

結婚前から今に渡って続く浮気は、不貞行為として慰謝料請求の対象になります。また、それを理由に離婚を申し立てることもできます。

浮気の慰謝料金額を決める際は、「浮気の継続期間」というのも重要なポイントです。浮気を配偶者に告げず、結婚したとなれば裁判官に与える心証も悪くなります。裁判に訴えれば、慰謝料が増額するという可能性もゼロではありません。現在の浮気の証拠と合わせて、過去から続いているという関係性が証明できればベストでしょう。

配偶者とどうするか、夫婦の今後も決めなければなりません。結婚しても浮気を続けていたということは、浮気に対する罪悪感が薄い人間だといえます。そのため、今後も同じ過ちを繰り返す可能性も高いかもしれません。また、長く続いていた浮気相手ということで、情が移って別れられないというケースもあります。

離婚せず、再構築を決意するのなら、浮気をしないためのルールを決めましょう。そして、浮気相手とはきっちりと関係を清算。相手方への慰謝料請求もふくめ、徹底的に行いましょう。次に浮気した際のペナルティを、書面に残すのも効果的です。

離婚するのであれば、慰謝料の増額が可能か、弁護士など法律のプロに相談するのがよいでしょう。

結婚前から浮気癖があって、結婚してもやっぱり変わらないケース

浮気癖のある人はいます。性的快楽を求めて浮気したり、恋愛ゲームを楽しむ感覚で浮気したり。浮気は悪いことではない、と思っているのが共通のポイントです。

そんな浮気癖のある恋人を持ってしまうと、何回も浮気に泣かされることになります。浮気は二度としないと土下座しても、しばらく時間が経つとまた浮気。

「結婚すれば変わるはず」と期待しても、浮気癖は治らない人は多いもの。そんなタイプがピタッと浮気をやめるのは、「失いたくない相手」に出会ったときです。二度と手に入れられないかもしれない、最高のステータスの男性。すごく美人で気立てもよく、プロポーションも抜群の女性。自分の理想とする相手に出会ってはじめて、浮気癖が収まることがあります。

逆にいえば、何度言っても浮気をする恋人は、あなたにとって「運命の相手」ではないのかもしれません。過度に相手に期待し、結婚してからも泣かされる道を選ぶのはおすすめしません。浮気癖のある相手とは、恋人のうちに手を切った方が、幸せな人生を歩めるかもしれません。

結婚前に清算した浮気なら許すべき?恋人期間中の浮気ならしょうがないの?

ふとしたことからわかった、配偶者の結婚前の浮気。昔のこととはいえ、浮気されていたとわかったら気持ちは複雑です。浮気していた日付から「付き合っていた裏では浮気していたなんて…!」とショックを受けることもあります。

浮気は浮気ですから、それを理由に配偶者を責めることもできます。しかし、浮気が終わっているものであれば、何も言わないのもひとつの解決策です。

浮気をしたのは、一晩の過ちだったのかもしれません。結婚する前に、だれか違う異性と遊びたかったという浮気心があったのかも。なににせよ、浮気は肯定できるものではありません。しかし、昔の浮気を蒸し返したところで、得られるものがあるかを考える必要はあるでしょう。

昔の話を持ち出したところで、相手にとっては「終わった話」。謝罪を求めても、ネチネチと責めようものなら、「いったいどうしてほしいの?」と喧嘩になるかもしれません。

昔のことだし、今さら言っても…という気持ちがあれば見逃してあげる。責めずに胸にしまっておくことで、守られる夫婦の関係もあります。

結婚前でも許せない!結婚後に発覚した浮気が理由で離婚できる?慰謝料は?

もしどうしても昔の浮気が許せなければ、結婚後に発覚したとき、とれる対処法についてみていきましょう。

・結婚前の浮気は、「不貞行為」にはならない

結婚前に浮気をしていたとわかったら。それを理由に、離婚はできるのでしょうか。答えは、恋人時代の浮気を理由に離婚するのは難しいといえます。なぜならば、離婚事由となる「不貞行為」とは、夫婦間のことのみを指しており、恋人時代の浮気は対象にならないからです。

恋人時代の浮気は、あくまでもただの浮気。できることがあるとすれば、配偶者と直接話し合うことでしょう。過去の浮気の証拠を発見したら、今も続いていないか探りを入れる。現在の生活で、浮気が疑われるような行動があれば、探偵事務所に調査を依頼するという方法もあります。

・結婚前の浮気は、「婚姻を継続し難い重大な事由」になるか?

恋人時代の浮気が、法定離婚事由となる「不貞行為」と該当しなくても、「婚姻を継続し難い重大な事由」になる可能性はあります。過去の浮気がきっかけとなり、夫婦仲が険悪に。責められた配偶者が家に戻ってこない、家事・育児の放棄など、夫婦関係の破綻につながれば、離婚が認められることもあるでしょう。

これらの離婚事由は、あくまでも裁判で離婚を争う場合です。夫婦間の話し合いなら、結婚前の浮気でも、離婚の理由になります。

昔の浮気が発覚したら、むやみに責め立てるよりも、夫婦関係が順調か振り返りましょう。もし、なにかほころびが見つかれば、夫婦の信頼関係を回復できるよう、話し合うことが重要です。

・結婚前の浮気、慰謝料請求はできる?

浮気による慰謝料請求は、浮気が「不貞行為」だという前提に基づいています。そのため、結婚前の「過去の浮気」については、「不貞行為」に該当しません。夫婦の義務がない恋人時代の浮気は、法律に基づく慰謝料請求は難しいといえるでしょう。

ただし、例外もあります。それは、結婚前でも「婚約期間中の浮気」です。浮気により、婚約破棄となったケースでは、慰謝料請求が認められることがあります。その場合は、婚約していたと立証する必要があります。

また、「内縁関係にある」と認められる場合も、結婚していなくても慰謝料請求が可能になるケースも。内縁関係とは、「一緒に暮らしている異性」で「お互いに婚姻の意思がある」ことが条件です。事実上は夫婦生活を送っていながら、婚姻届を提出していない男女のことをいいます。過去の浮気が発生したとき、この内縁関係にあると思われるのであれば、慰謝料請求が認められる可能性があります。

結婚はしていないけれど、お互いに「結婚しようね」と約束していた同棲時代に発生した浮気の場合、同棲が内縁関係と認められるかがポイントです。同居している期間や、婚約をしていたのか、周りからの認識や家計を一緒にしているかなども判断の基準になります。

結婚してから発覚した過去の浮気については、証拠不足から当時の状況を立証するのは難しいかもしれません。婚姻関係でないときの浮気は、法律の明確な定めが少ないことから、素人では判断が難しいケースも。詳しい点は、法律のプロの弁護士などに相談したほうがよいでしょう。

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