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夫を追跡してみる!自力で浮気調査するために必要な5つのポイント


その1:夫の浮気を自分で追跡調査できる?動かぬ証拠とは何かを知ろう

夫が浮気しているかも!そうなったら、必要なのは「証拠」です。浮気の証拠集めには、ぜったいに探偵事務所に頼らなければダメ? いいえ、そんなことはありません。

夫の浮気を追跡するときに、まず大切なのは「ゴールによって、必要な証拠が違う」と知ることです。必要な証拠を手に入れる難易度次第では、自分で追跡調査が可能なときもあります。

必要とされる浮気の証拠のハードルが高いのは、裁判になったときです。慰謝料請求の裁判や離婚裁判など、法律の場で浮気の責任追及をするなら、ハッキリとした浮気の証拠が必要です。

なぜなら、裁判では「不貞行為」があったと立証する責任が、訴えた側にあるからです。不貞行為とは、性的な関係をもっているということ。つまりは、セックスをしたかどうかです。慰謝料請求も離婚も、夫と浮気相手の間に「不貞行為」があったことが前提となります。それを証明できるだけの動かぬ証拠がないと、裁判での勝ち目が低くなります。

たとえば、以下の証拠は「状況証拠」として考えられます。これだけでは不貞行為を強く主張するには、裁判では根拠が弱いとみなされる可能性が高いです。

・ハートマークがついた、浮気相手とのメール
・夫と浮気相手が手をつないで歩いている写真
・夫の財布から出てきたコンドーム

夫に浮気を自白させたい。示談で浮気相手に認めさせたい場合は、必要な証拠のハードルは変わります。上記のような証拠だけで、相手が浮気を認めることも。話し合いでは「これ以上誤魔化せない」と相手が思えばいいわけです。そのあと、浮気の詳細を記載した誓約書にサインしてもらえれば、それが動かぬ証拠になります。

裁判の場合は、不貞行為があるとわかる動かぬ証拠を。示談で話し合うならば、心理戦で証拠をカバーできるということを覚えておきましょう。

その2:浮気の追跡調査の前準備!夫の浮気する日を行動記録で推理

たとえば、浮気を追跡するのは夫に認めさせるため。自分で調査ができそうだと思う場合、どんな準備をしたらいいでしょうか。

追跡調査の準備には、夫が浮気相手と会う日を特定する必要があります。それがわからなければ調査の空振りも多く、時間がかかってしまうからです。

浮気相手との密会日を推測するには、夫の行動を観察します。そして、メモ帳などに記録しましょう。

毎日の帰宅時間
休日出勤した日
飲み会で遅くなった日

これらは、必須のメモ事項です。飲み会や休日遊びにいった場合は、どこで誰と会うと言っていたのかもメモしておきましょう。

数週間観察を続けると、怪しい日がわかってきます。不意に入った残業や休日出勤は浮気する可能性の高いタイミングです。

夫の追跡調査をするなら、その怪しい曜日をターゲットにさらなる準備をすすめましょう。万が一、自力の調査で成果がつかめなくても、行動記録は後で役に立つこともあります。探偵事務所に依頼するとき、夫の行動パターンを把握しているのは大きな強みです。調査の無駄を省き、調査費用を安く抑えられる可能性もあります。

その3:追跡するための方法はなにがある?アプリ・GPS・車で尾行

夫が週末、休日出勤するらしい。本当に仕事なのか、それとも浮気か。自分で確かめるための追跡調査の方法をご紹介します。

・浮気追跡アプリ

現代では、スマホは個人情報の宝庫。配偶者以上に、夫の行動を知り尽くしています。そのスマホを利用して、浮気調査ができるのが浮気追跡のためのアプリです。

スマホにダウンロードすることで、パソコンで夫のスマホの遠隔操作が可能になるものや、位置情報が把握できるものがあります。

また、「Suica Reader」のように専用の浮気追跡アプリでなくても、交通情報の履歴から夫の行動を監視するといった裏技的な使い方もあります。

・GPS

夫がいったいどこにいるのか。位置情報を追跡するために利用されるのがGPSです。iPhoneの位置情報機能を利用して、夫の居場所を把握する方法もあります。しかし、スマホの設定で位置情報サービスをオフにしているときは、この機能は利用できません。

その点専用のGPSを利用すれば、その心配は無用です。GPSには、リアルタイム型と記憶型の2種類があります。リアルタイム型では、パソコンなどほかのデバイスを利用して「いま夫がどこにいるのか」をチェックすることができます。記憶型は、GPS自体に夫が行動した情報データを記憶させ、あとで回収して確認するというものです。

安価なものであれば、数千円から購入が可能です。性能を重視する人には、リアルタイム型のレンタルが人気です。夫の鞄に忍ばせれば、休日出勤が嘘か本当かを見抜くことができます。

・尾行

徒歩や車で、実際に夫を尾行します。夫がラブホテルに行くのか、それとも会社に行くのか、真実を目で見届けられるのがメリットです。浮気相手と密会しているのであれば、その現場を写真に収めることも出来ます。

夫が車で休日出勤するケースでは、同じく車での尾行を検討するかもしれません。しかし、車での尾行は非常に高度な運転技術と判断力が必要です。夫の車から離れすぎると、見失う確率が高くなります。ほかの車両や信号で引き離されないようにするには、事故に遭わないよう、大胆な運転をすることも必要になります。素人では、車での尾行は避けた方が賢明といえるでしょう。

よって、尾行する場合は徒歩で後をつけることになります。徒歩で夫の後ろをつけることは、見バレするリスクが高くなります。帽子やマスクで変装しても、余計に目について見つかってしまうかも。おすすめなのは、友人に協力してもらい男女カップルで尾行することです。夫も、まさか妻が自分の知らない男性と腕を組んで歩いているとは思わないでしょう。

尾行では、無理な深追いは禁物です。夫が気づいているかもと思ったら、鉢合わせしないうちに退散しましょう。

その4:浮気の追跡調査は違法になる?アプリやスマホは注意!

浮気の追跡調査を自分で行う前に、手段が違法かどうかという点に注意しましょう。夫の浮気の証拠を確保しようと躍起になるあまり、法を犯すリスクを選んでしまう人がいます。とりわけ、夫のスマホを利用して浮気の追跡調査をする場合は、そのリスクが高くなります。

具体的に、ハイリスクな行動には次のものがあります。

・夫のスマホに、浮気追跡アプリをダウンロードする

浮気追跡アプリの多くは、対象のスマホにダウンロードします。そのためには、夫のスマホを盗み見なければなりません。スマホを無断で見るという行為は、夫婦でもプライバシーの侵害に該当する場合があります。

また、勝手にアプリをダウンロードすると、パスワードを不正利用することになります。無断で他人のIDとパスワードを利用しインターネットに接続した場合は、不正アクセス禁止法に該当する恐れがあります。訴えられれば、刑事罰が科される可能性もゼロではありません。

アプリをインストールすることでコンピューター・ウイルスに感染した場合、「不正指令電磁的記録に関する罪(コンピュータ・ウイルスに関する罪)」で罰せられることも。

スマホへのアプリダウンロードは、違法性との隣り合わせであることを覚えておきましょう。

GPSで位置情報を監視する点については、浮気の調査のためであれば違法性は低いというのが法律的な見解です。しかし、ストーカー行為と思われるものや、悪意があってGPSを利用する場合は違法であると判断されるケースもあります。

夫婦間であれば、夫の車や私物にGPSを取り付ける行為も、違法性があると判断するのは難しいとされています。いっぽうで、浮気相手へGPSを取り付ける行為には違法性が指摘される可能性も高く、注意が必要です。

その5:その証拠で大丈夫?浮気相手への慰謝料請求・離婚裁判で必要なもの

GPSを利用した浮気の追跡で、夫の休日出勤が嘘だと発覚! 調べてみたら、夫の居場所はラブホテル街。この証拠があれば、夫の浮気の責任追及は可能でしょうか?

夫に浮気を自白させるだけなら、GPSの記録をもとに問い詰めれば認める可能性はあります。しかし、誤魔化して言い訳することもあるでしょう。また、裁判では位置情報の記録はあくまでも「状況証拠」のひとつとしてしか扱われない可能性もあります。

位置情報だけでは、ただ車が止まっていただけと言い訳するかもしれません。裁判の場で追及するには、「不貞行為」があったと明確に指摘できる証拠が必要なのです。

不貞行為をしたと説得力がある証拠とは、以下のものがあげられます。

・ラブホテルに二人が出入りしている写真
・ホテルの中で、ふたりが裸で写っている写真

自力の追跡調査で、夫の嘘を見破ったら、その後の動きを考えましょう。裁判で慰謝料請求や離婚を争う場合では、いまある証拠で勝ち目があるかを検討します。難しいようであれば、弁護士に相談したり、プロの探偵事務所にさらなる調査を依頼してみましょう。

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