浮気NG.com|不倫や離婚など夫婦トラブルに役立つ情報&経験談

浮気NG!夫婦の浮気問題や離婚などの経験談

【夫の浮気後の再構築】辛いフラッシュバックや不安を抑えるコツは?


【夫の浮気後の再構築】不安な気持ちを抑えるコツをまとめました

夫婦で再構築の道を選んだはずなのに夫を信じきれない、また浮気しているかもと疑ってしまう、そんな気持ちをもち葛藤するのはつらいことです。配偶者の浮気は信頼への裏切り行為。パートナーである自分の存在否定されたと感じます。深く傷ついた心は、たとえ再構築という前向きな道を選んでも、簡単に癒えるわけではありません。

夫が浮気の事実を認め謝罪したけれど、ことあるごとに夫を責め立てたい気持ちになってしまう。二度と浮気はしないと誓ってくれた夫に対して、もしかしたら今も浮気を繰り返しているのでは、と疑ってしまう。浮気していたことや浮気相手と言い合いになった辛いことが思い出され、夫に対して笑顔を向けられない。

別れたくないから、生活のため、帰る実家もない、夫を愛しているから、子どものため、再構築の理由は様々です。離婚せず再構築を選んだのに前を向けないなんて…と、どうか自分を責めないでください。夫婦でやり直すには、長い時間が必要です。夫を許し妻の傷が癒えるには、夫の心からの謝罪と日々の努力が不可欠。ここでは再構築に向けて、うまくいった例や逆に失敗したケース、自分の不安な気持ちを落ち着かせるちょっとしたコツについてまとめました。

【話し合い】二度と浮気させないために誓約書を書かせて再構築

再構築にむけて、夫が二度と浮気しないことは絶対条件です。夫婦関係をやり直すスタートラインにつくために、夫と話し合い二度と浮気をしないと約束させ、浮気を繰り返した場合の条件について取り決めしましょう。浮気が発覚したばかりの段階では反省して後悔の念を述べていた夫でも、時間がたち状況が変わると約束を反故にしてまた裏切るケースもあります。そんな時のために、厳しすぎるかなと思ってもけして口頭だけですませず、きちんと誓約書を作ることをお勧めします。

離婚せず再構築を前提として誓約書を作る場合、その目的は夫を罰することではなく、あくまでも浮気の再発防止です。再構築の過程で夫への不信感がすぐに拭えないという場合でも、ちょっとした喧嘩の際に誓約書を持ち出して「次に浮気をしたらどうなるかわかっているの?」と相手を責める材料に使わないように気を付けて。

話し合いの中では、夫が二度としないから許してほしい、と訴える姿に情がわくかもしれません。自分も悪かったのだ感じることもあるかもしれません。その場合でも、夫への愛情と浮気行為に対しての条件は分けて考えましょう。誓約書を残しておくことで、もし再構築が失敗して離婚となった際でも慰謝料請求に有利な証拠として使えるかもしれません。また、浮気を繰り返した際の厳しい条件を書き残すことで、夫の浮気という行為を許したわけではない、と夫に知らしめる効果もあります。

誓約書に書くまた浮気をした場合のペナルティーなどは現実的なことを書きましょう。普通の収入・資産がない人にまた浮気したら1億円支払うと書いても無効となります。現実的でない約束は無効になってしまいます。紙の残すことで心理効果はあるでしょうが、実際に書いたなら何でも通るわけではないので注意しましょう。

夫の浮気問題の再構築後に幸せはある?その後の展開、失敗と成功のあるある話

浮気した夫と再構築を選んだ場合、自分の心の中の葛藤にドロドロな足場の中暗闇を歩いているような気持になるかもしれません。その辛い道を歩いた先に、果たして平穏で信頼できる夫婦の生活はあるのでしょうか。再構築から失敗したケース、成功したケースをそれぞれご紹介しましょう。

再構築の後、失敗して離婚になったケース。夫が年下の部下と浮気。一度は離婚沙汰にもなりましたが、まだ小さい子どもがいたのもあり、再構築を選びました。しかし、妊娠中から長く続いていた浮気ということもあり、別れたといった夫を信用しきれない妻。浮気が発覚してから再構築に落ち着くまでの話し合いでも、「出産した妻の身体に魅力を感じなくなった」など、夫から暴言ともとれるひどいことを言われたのも忘れられません。

普段の生活のなかで、ふと涙が出てきてしまう。夫が休日に仕事といって出かけるのも「またあの女と会っているのでは?」と疑心暗鬼になり家事もおろそかに。しかし、少しでも当時の状況や浮気という言葉を口にしようものなら、夫は「まだ俺を責めたりないのか」と逆に怒り出す始末。結局、このご夫婦は再構築を決めてから1年足らずで離婚を選ぶことになりました。

逆に、再構築の道を乗り越えて夫婦生活を修復した方もいます。夫が同僚と浮気。最初はお酒の勢いでつい、という関係でしたが、仕事柄一緒にいる時間も長いため、関係は2度、3度と繰り返し続きました。携帯のメールから浮気が発覚。妻はショックで泣き崩れ、精神不安定から一時は鬱のような状態に。

夫は浮気相手との関係を清算。妻に謝罪しました。その中で、仕事に対する重圧がしんどかったことを打ち明け、更に仕事ばかりして家庭を顧みなかったことを反省。妻は夫に気持ちが残っていたため、離婚はしませんでしたがすぐに夫を受け入れられたわけではありません。長年悪夢やフラッシュバックに苦しめられながら、何度も当時の辛い気持ちを夫に訴え、時には責めました。

しかし、夫はそんな妻の話を辛抱強く聞き、苦しめたことを謝りました。妻もまたその過程で、夫が当時仕事で心身ともに疲労していたなど、お互いのすれ違いに気付いていったのです。浮気発覚から数年経ち、妻のフラッシュバックや不安定な気持ちも落ち着き、今は夫婦の関係も安定しています。

失敗するケースと成功するケース。この再構築のカギとなるのは、浮気夫が自分の行為を反省し、いかに妻を苦しめたかきちんと受け止められることだと思います。反省や謝罪もその場限りのものではうまくいきません。妻が失望・憎悪という心の葛藤に向き合い消化できるまで、どれほど長い時間かけても償うといった夫の決意が重要。その上で、お互いどのような点に不満があったのか話し合うことが大事だと言えます。

【考えないように】再構築中に浮気のフラッシュバックや不安を減らす方法

夫が浮気した過去を考えないようにしても、突如フラッシュバックして不安な気持ちが襲ってきてしまう。再構築に向けて、夫の浮気した事実をあなたが許す必要は必ずしもありません。しかし、自分の気持ちに向き合い、心の中の夫に抱いている悲しみや憎しみを認めて手放すという意味で、夫を許すことは再構築にむけて必要です。

焦る必要はありません。自分の気持ちを認めて傷を癒すには長い時間がかかります。「やりなおすと決めたのだから、笑顔にならないと」「夫もあやまっているのだから早く忘れないと」と、無理に自分の気持ちにフタをしなくてもよいのです。たとえ夫が謝罪しもう浮気をしてないと言っていても、自分の傷は癒えていないことを自分で認めてあげましょう。辛い時には泣き、気持ちを吐き出すことでゆっくりとですが心の葛藤も整理されていきます。

辛い気持ちに悩まされるのが嫌、自分の気持ちと向き合うことがまだ辛い、という段階の場合は無理に向き合うことはありません。再構築に必要なプロセスといっても、今は辛い気持ちに向き合うほうが自分にとっては恐怖心が強いんだな、とあえて一時的に見ぬふりをしてもよいのです。

すぐには明るい気持ちになれなくても、気晴らしに外出しておいしいケーキを買ってみたり、気持ちが明るくなる映画を見るのも気分転換になります。一人でいて気持ちがふさぎ込んでしまう場合には、テニスや水泳など、身体を動かし熱中できる趣味を持つのもおすすめです。

時には友人を誘って出かけるのもよいと思います。しかし、夫と再構築の悩みを打ち明ける際は、善意からあなたを心配し「別れた方がいいのでは?」とアドバイスしてくる場合もあるので慎重に。誰かに話を聞いてほしい、相談したいなら信頼できる相手を選びましょう。病院の精神科では、医師によっては薬が処方されるだけで話はあまり聞いてくれないこともあります。夫婦関係の悩み事を専門にしているカウンセラーもいるので、夫と二人でカウンセリングを受けるのも気持ちが前向きになるキッカケになるかもしれません。

【疲れたとき】離婚も再構築も無理なら浮気夫はATMと割り切る仮面夫婦?

離婚しないと決めたら、もとのように仲の良い夫婦に戻れるのが一番かもしれません。しかし、再構築には長い時間が必要です。また、夫婦でお互いの気持ちに向き合うなど、辛く消耗するような時期を過ごすこともあります。離婚はしないけれど、仮面夫婦として夫はATMだと割り切るケース。自分の気持ちの折り合いをつけるために、浮気に走るケース。離婚はしないけれど再構築がうまくいったともいえない、という場合もあります。

再構築しようとがんばったけど、どうしても夫に対して以前のような愛情を持てない。そのような場合は、自分の気持ちに無理をせず、離婚するほうがお互いにとってよいことも。現代の日本社会では離婚はマイナスというイメージを持つ方もいますが、離婚することで新しいスタートラインに立つ再出発になるのです。子どものため・生活のためと鬱々と苦しい人生を送るよりは、再構築の期間で自立するための計画を考え、夫婦関係が修復できないと思ったら自分から離婚を切りだすのもありでしょう。

特集記事一覧