妻の浮気はGPSで追跡できる?隠れた浮気行為を見破るためにできること
昼間の妻は浮気し放題!?勤務中でも妻の浮気調査をする方法
日中、夫は会社で働き妻は専業主婦かパート勤務。妻が家にいる間、本当は何をしているのか夫は知るよしもありません。妻が最近なんだか怪しい・・・もしかして浮気!?と思っても、仕事がある夫にとっては浮気の追跡はハードルが高いもの。
妻の浮気を確かめるための方法のひとつは、探偵事務所に浮気調査を依頼することです。仕事や出張で夫が家を空けるタイミング。妻が自由になるときを見計らって尾行。浮気の動かぬ証拠を押さえてくれます。
しかし、調査料金がけして安くはないのが難点です。数時間で浮気の証拠をつかめればいいのですが、数日かかるケースもあります。
自分で妻を尾行し、浮気の密会現場を押さえるのは大変です。しかし、現代のテクノロジーを活用すれば、昼間妻がどこにいるのか把握することができます。それが、GPSです。たとえ妻が日中は家にいたと嘘をついても、GPSの位置情報機能を利用すれば、その嘘を見破ることができます。
ここでは、妻の浮気を自分で追跡するために、GPSやiPhoneなど役立つツールについてご紹介します。
浮気の追跡調査はGPSで完璧?位置情報で浮気は見破れるか
妻の浮気を追跡調査するときに、強い味方になるのがGPSです。離れていても妻がどこにいるのかを把握できるため、浮気の嘘を見破ることができます。
GPSは、多くの種類が出回っています。大きく分けて、リアルタイム型と記憶型の2種類があります。リアルタイム型では、パソコンなどをもちいて、現在進行形で対象者の位置を確認することができます。
ネットでは、安価なものは数千円から販売されています。購入の際は、リアルタイム型なのか記憶型なのかをチェックしましょう。記憶型の場合は、GPSをあとで回収する必要があります。また、連続して使える充電の時間や、地図の性能がどれくらいかも重要なポイントです。
リアルタイム型で高性能を求める場合は、レンタルも検討するとよいでしょう。購入の場合は、2万円~3万円と高額になる場合があります。その点、レンタルであれば日割りで使用することができます。
妻の行動記録をつけ、浮気しそうな日を予測しておきます。それにあわせてGPSをレンタルし、妻の持ち物に忍ばせたり、車に取り付けましょう。
ただし、注意するべきなのはGPSで判明するのは妻の位置情報だけということです。家にいるはずなのに、外出している。パートに出かけたはずなのに、ラブホテル街にいる。位置情報からでは、妻が嘘をついていることしかわかりません。
妻の浮気相手が誰か、妻が本当に浮気をしているのかは、位置情報からでは断言できないのです。位置情報をチェックするのは、妻の嘘を見破るためのひとつの方法でしかないことを覚えておきましょう。
SuicaやiPhone、身近なものが浮気の追跡調査に役立つ理由
妻の浮気を追跡するための道具は、GPSだけではありません。電車に乗るためのSuicaや、日頃使っているiPhoneも浮気の追跡調査に役立つことがあります。
電車やバスで利用できるSuicaやPasmoなどのICカードには、乗車履歴や降車履歴が残っています。その履歴をチェックすれば、妻がどこに出かけていたのか行動を把握することができます。
履歴は、駅の券売機で確認できます。妻のICカードを持ち出すのが難しい場合は、Suicaのアプリを利用する方法もあります。「Suica Reader」のアプリでは、電車を利用した日付や降車駅などの履歴が表示されます。使い方は簡単。自分のスマホにSuica Readerのアプリをダウンロードし、妻のSuicaをスマホにかざすだけ。ただし、スマホがNFCに対応している必要があります。
もうひとつ、iPhoneを利用している人であれば、簡単に妻の位置情報を把握できます。それが「iPhoneを探す」です。iCloudにアクセスすることで、iPhoneが今どこにあるのか検索できる機能です。
必要なのは、妻のiCloudのApple IDとパスワードです。そして、妻のiPhoneの「iPhoneを探す」機能がオンになっている必要があります。
しかし、この方法だと他人のIDとパスワードでネットにアクセスするため、不正アクセス禁止法などの法律に触れる恐れがあります。その場合は、「ファミリー共有」の機能を活用しましょう。
あらかじめ、妻のiPhoneで位置情報をあなたと共有する設定にしておきます。そうすれば、あなたのApple IDとパスワードでiCloudに接続すれば、妻のiPhoneがどこにあるのか確認することができます。
常に持ち歩くiPhoneのありかが、妻の居場所です。日中妻がどこにいるのか、iPhoneの位置情報から特定できます。
追跡で妻の浮気が発覚したら!慰謝料請求か離婚かその後の選択
追跡で妻が嘘をついていることがわかっても、問い詰めるのは少し待ちましょう。まだ、浮気かどうか100%明確になったわけではありません。位置情報からわかるのは、あくまで妻が家にいなかった、会社にいなかったという嘘だけです。
いくらGPSがラブホテル街を指していても、そこで妻が何をしていたのか、誰にもわかりません。仮定の話をすれば、妻が内緒で家計のために働きに出ていた。やっていた仕事は、ラブホテルの清掃員というシチュエーションだってあり得るのです。
しかし、妻と一緒に暮らしているあなたは、そのほかにも浮気の兆候を感じ取っていることでしょう。スマホの扱い方や、頻繁にしているライン。妻の化粧や服装が変わったこと。妻が嘘をついて外出しているのは、浮気のためだと確信に近い思いを持っているかも。
そんなとき、肝心なのは妻とあなたが今後どうなりたいか気持ちを整理することです。
妻と別れたくない、夫婦でいたいというのなら、目指す道は修復と再構築です。妻と話し合い、浮気相手と別れること・二度と浮気をしないことを誓約書で誓ってもらいましょう。
浮気した妻とは一緒に居られないということであれば、離婚。慰謝料や財産分与、未成年の子どもがいる場合は、親権について話し合います。
いずれにせよ、浮気の証拠が必要です。位置情報の記録だけで、妻が浮気を認めることもあります。その際は、自白を誓約書に残し、さらに妻のスマホからほかの浮気の証拠がないかをチェックしましょう。
妻が認めない場合、位置情報はただ妻が嘘をついた証明にしかなりません。あくまで、状況証拠のひとつです。尾行や探偵の調査で、妻が誰と何をしていたのか、さらなる浮気調査をする必要があります。
浮気相手への制裁は追跡した証拠では不十分?もっと証拠が必要なら
妻の浮気の証拠と同様に、GPSの位置情報だけで浮気相手を特定することはできません。
不貞行為をした浮気相手には、慰謝料の支払いという形で責任を追及できます。しかし、裁判で訴える場合には、浮気相手の名前と住所の個人情報が必須です。示談で話し合うにしても、浮気相手が誰なのか特定できなければ、話し合うどころではありません。
妻が嘘をついて外出したという位置情報の証拠がある場合、まずはそれをもとに、妻が浮気を認めるか問い詰めてみます。妻が浮気を認めれば、浮気相手の情報を聞き出しましょう。
妻が浮気を誤魔化すのであれば、探偵事務所へ浮気調査を依頼するほうが確実です。問い詰めた直後は、妻も警戒しています。自力で浮気調査を続けるのは、ハードルが高くなります。
浮気相手が既婚者の場合は、慰謝料が相殺される可能性を覚えておきましょう。相手方の妻も、こちらに慰謝料を請求する権利があります。もし、妻と離婚しない場合は慰謝料の相場は低くなります。慰謝料が相殺・もしくはこちら側が多く支払うという可能性もあります。
慰謝料の支払いが浮気相手への制裁であれば、なるべく相手方の家庭には知られない形で動きましょう。裁判よりも、示談のほうが水面下で事を運べるでしょう。浮気相手の家庭も、浮気の事実を知るべきだと考えるのであれば、自宅に慰謝料請求の内容証明郵便を送ることもできます。
GPSや位置情報を利用した浮気の追跡調査は、自分ですることも可能です。ただし位置情報を確認するのは、妻のついた嘘のひとつを見破ることにしかなりません。浮気の動かぬ証拠を手に入れるなら、密会現場を押さえるなどさらなる調査が必要です。その点をふまえ、自分でできる浮気調査かプロの力が必要なものか、検討するのがいいでしょう。