浮気する妻は繰り返す!?反省せず2回目の浮気が発覚したらすること
繰り返す浮気は病気!?浮気を何度もする女の心理とは
浮気は治らない、病気ともいわれます。「浮気は治らない人は繰り返す」それは男性でも女性でも共通することです。
では、浮気を何度も繰り返す女の人の心理とは、いったいどんなものがあるのでしょうか。
・浮気相手に本気
浮気を繰り返す女性の心理で、多いのがこのパターンです。浮気が発覚した当初は、「浮気相手とは別れる」「離婚したくない」といって謝罪します。しかし、裏ではつながっていて浮気が継続している。身体の相性がよい相手だったり、本気で一緒になりたいけれど相手の家庭環境で結婚できないという裏の事情があることも。
・自己肯定感が低い
自分に自信がないため、男性との肉体関係で気持ちの隙間を埋めようとしています。夫では、精神的な充足感・安定が得られていないともいえます。愛情に飢えていて、満たされないことが浮気の引き金となっています。
・夫婦の間に溝がある
1回目の浮気発覚でも、夫婦の溝が解消されないときにまた浮気に走ります。その溝の原因が、夫にあるとは限りません。妻の性格として、結婚に向いていない・誰かとずっと恋愛していたい・家事や育児をしたくないという「現実逃避」から妻が浮気をすることも。
いずれにせよ、2回目以降の浮気を見過ごしてはいけません。厳しく妻と向き合うか離婚するか。でないと、浮気は何度も繰り返され家庭崩壊へとつながります。もし、妻の浮気が繰り返されたら。2回目の浮気が発覚したときの、するべきことについて考えてみましょう。
繰り返す浮気を許せる!?カウンセリングや誓約書で妻は反省するか
もし妻が浮気を繰り返したら、あなたは妻のことを許せるでしょうか。1回目の浮気なら、「過ちを犯すこともある」と水に流せるかもしれません。しかし、2回目ともなると簡単にはいきません。
「あんなに誤っていたのに」「反省したと思ったのに」と、余計に不信感を強く抱くことになります。もし再構築を目指すなら、この不信感をどう取り除くかが肝心です。
考えられる方法の一つは、「夫婦カウンセリング」を受けることです。夫婦で一緒に話を聞いてもらう場を設けることで、次のようなメリットがあります。
・なぜ妻が浮気をしたのか、原因がわかる
カウンセラーという第三者をあいだに挟むため、二人きりで話し合いをするときよりも冷静になれます。また、カウンセラーの誘導により、言いにくい本音を吐露することへもハードルが下がります。
その結果、なぜ妻が浮気をしたのか本当の気持ちを聞き出すことができます。なにが夫婦の溝となっていたのかわかるので、再構築の足がかりになることもあります。
・自尊心を取り戻せる
愛する人に二度も裏切られたという事実は、心に大きな傷を残します。妻が浮気したのは、自分が悪かったからだと責めてしまうでしょう。カウンセリングでは、そうした苦しい胸の内を吐き出すことができます。浮気の原因が100%配偶者にあるのではないといってもらうことで、失っていた自信を取り戻すことができるでしょう。
カウンセリングが「不信感を取り除く」ことに有効なら、誓約書は「約束を形に残す」意味があります。
とくに1回目の浮気のとき、妻の責任を追及せずに水に流していたとしたら、繰り返した浮気へは厳しく対応しましょう。とりわけ再構築を目指すなら、誓約書の作成は重要です。
誓約書には、浮気の詳細と浮気相手との関係を清算すること、そして再度浮気した場合の罰則や違約金について記載します。
口約束だけでは、妻には浮気をしたことの「罪悪感」が欠けていたのかもしれません。いかに浮気が家庭やパートナーを傷つける行為だったのか、妻にわかってもらうことが、3回目の浮気を防止する鍵になるでしょう。
妻が浮気を繰り返したら、誓約書の違約金は請求できるのか!?
浮気の再発防止とケジメのために、誓約書を作成した。では、誓約書に「浮気が再度発覚したときの罰金や違約金」を記載したら、実際に請求できるのでしょうか。
たとえば、妻が1回目に浮気したときに誓約書を作成したとします。そこには、「浮気相手と再度関係を持ったら、違約金として500万円支払うこと」と記載します。1回目の浮気から数年後、再度浮気が発覚。しかも以前の浮気相手と続いていた。そのとき、誓約書に記載した違約金は有効なのでしょうか。
法律的には、違約金は過大な金額でなければ有効と考えられます。何を持って「過大」とするか明確な基準はありません。過去の判例からの適切な相場・支払う側の経済力・違約金を支払うに該当する状況の内容など、客観的な視点から判断されます。
ひとつの目安となるのが、「慰謝料の相場」です。浮気が再発したときの違約金は、不貞行為の慰謝料と同じ意味を持ちます。そのため、慰謝料の相場からかけ離れた金額だと、「過大な金額」と判断される可能性が高いといえます。
離婚していない夫婦であれば、慰謝料の相場は50万万円~100万円が相場です。上の例と比較するとどうでしょうか。離婚していない状況で、妻が浮気相手と再度肉体関係を持ったからといって、500万円の違約金を請求するのは「過大である」と判断される可能性は否めません。
ただし、こうした判断は裁判の基準に照らし合わせた場合です。もし違約金を請求された妻や浮気相手が合意するのであれば、誓約書に書かれた金額が支払われます。
違約金の額を決めるさいは、慰謝料の相場を参考にしながら、妥当だと思われる金額を設定したほうがいいでしょう。
妻が浮気を繰り返したら、慰謝料は多くなる!?慰謝料が増減する要因
もし妻が浮気を繰り返したら、慰謝料の金額には影響するのでしょうか。
・そもそも慰謝料とは
慰謝料とは、精神的に受けた苦痛に対する「お詫び」のお金です。裁判では、不貞行為によって負った夫婦関係へのダメージの多きさを元に、慰謝料の金額が決定されます。
・慰謝料の金額を決める基準となるもの
慰謝料の裁判では、「不貞行為の有無」「夫婦関係の破綻への影響」が主な争点となります。不貞行為という性的な肉体関係を配偶者がよその異性と持ったことで、夫婦関係が破綻した。その破綻の影響度合いが大きいほど、慰謝料の金額は増額される影響にあります。
法律上で、慰謝料を決定する基準が明確になっているわけではありません。しかし、いくつかの客観的な事実を主な判断材料として、いくらぐらいの金額が妥当であるか、ケースバイケースで判断されます。
慰謝料の増減を決める判断基準には、次のものがあります。
不貞行為(浮気)の期間(長さ)
不貞行為の回数や頻度
過去に浮気があったか
夫婦間での子どもの有無
浮気相手との子どもの有無
このように、慰謝料の金額を決定づけるものは一つではありません。なので、2回目の浮気だからといって、必ず相場の金額よりも慰謝料が高額になるとは言い切れません。
しかし、過去に浮気をしており、不貞行為が繰り返されたケースでは、夫婦関係への影響が大きいと判断される可能性が高いといえます。そのため、妻が浮気を繰り返し慰謝料を請求するケースにおいては、「浮気の再発」は慰謝料の増額要因になると考えられるでしょう。
浮気を繰り返さないよう妻を信じて許す?それとも離婚する?
最初の浮気を黙認した・何も言わずに水に流したのであれば、これが妻と向き合うチャンスかもしれません。妻が離婚したくない、夫婦で向き合う覚悟があるというのであれば、時間をかけて話し合うという選択もあります。
そのときは、再構築のための誓約書は作成しておくことをおすすめします。2度も浮気を繰り返したのなら、口約束は禁物です。形に残すことが、ひとつのケジメになるでしょう。
再構築に妻を信じる気持ちは必要です。しかし繰り返された浮気であれば、不信感を抱かない方が難しいといえます。浮気を繰り返した妻を信じる。愛していても、苦しいときもあるでしょう。
もし離婚を選択するなら、浮気の証拠はきっちりと押さえておきましょう。不貞行為があったとわかる証拠があれば、たとえ裁判になったとしても慰謝料請求において強気の態度に出ることができます。
人を信じるのは難しいことです。口や態度で反省を示していても、浮気がまた繰り返された・・・というケースもあります。浮気を繰り返す妻との生活に疲れた。もうやっていけないと思うなら、早めに離婚の準備を整えたほうが明るい未来があるかもしれません。