浮気NG.com|不倫や離婚など夫婦トラブルに役立つ情報&経験談

浮気NG!夫婦の浮気問題や離婚などの経験談

【新婚や妊娠中】夫の最悪な浮気を許すか、離婚するかの判断基準は?


【なぜ?どんな心理?】新婚でも妊娠中でも平気で浮気できちゃう男

「僕が愛しているのは君だけだ」と、結婚前に何度もしつこくプッシュしてきたくせに…。妊娠したとき、「このお腹の中には僕の子供がいるんだから、今まで以上に君を大事にしなくちゃあいけない」と言ったのはだれ?妊娠中に浮気をすることが妻を大事にしてることになるの?

新婚、あるいは妊娠中であるにもかかわらず、浮気をする夫がいるのは事実です。新婚で妊娠中なんて場合もありますね。妊娠中に浮気をする夫は多いと言われています。本当に腹が立ちますね、浮気をする人間は2枚どころか、5枚も6枚の舌を持っており、まさにゲスで最低な人間といえます。真面目で純粋な妻は、簡単にダマされてしまいます。このような男性の共通項を良いように言えば「社交的」、悪いように言えば「慣れ慣れしい、落ち着きのない」というのがあります。結婚前は社交的で男性や女性からも好かれる男性の恋人であったことが、誇らしかったことでしょう。

このような男性は、相手のフトコロに容易く入っていける特技をもっています。ええ、特技と言ってもいいですね。この特技を持つ男性は本命(ここでは妻)がいてもそれはそれと、見事に切り離し、性欲にまかせて行動できる人間が多いのです。浮気をする夫は新婚であること、子供がもうすぐ生まれることなどを自覚していないわけではありません。

しかし、自覚しているのにすぐに声をかけたりすることができる特技があるため、軽く他の女性とデキちゃうのです。男性は軽い気持ちで声をかけたつもりでも、相手にされた女性はそうではない、本気になってしまうこともよくあるわけです。また、男性の妻も浮気を知り、「自分は見下された」などと必要以上に重く受け止めてしまう…。

浮気に対する善悪の線がクリアでない遊び癖のある夫の場合、自分好みの女性に出会った、あるいは女性が自分に言い寄ってきた時が偶然にもまだ新婚の時期だったというだけで、「まだ新婚なのに浮気してしまった」という自覚は皆無に近いです。ただ、こういう場合はきちんと対処しておかなければ、結婚後10年たっても浮気の虫は出現してきます。

【原因は性別?】男は本質的に寂しがり屋で、親になる実感が女性とは違う

また、上記のような夫の性質的なもの以外のケースもあります。それは、妻側にも原因がある場合です。新婚のうちから夫婦喧嘩が絶えなかったり、休日や夫が帰宅したとき、仕事などで妻の不在が増える。また、仕事の忙しさもあって家事をあまりせず、古風な夫を困らせたりする場合です。このようなことがあれば、夫は「帰りたくない症候群」になります。男性は別に浮気気質ではなくても本質的に寂しがり屋ですから、自分が帰れる居場所を他に求めてしまうことでしょう。そして、妻の妊娠も夫を浮気に走らせる要因の一つです。夫にも自分の子供ができたという喜びは妻と同じぐらいあったはずです。

しかし、自分のお腹にいて子供の存在を10カ月間、感じている妻と比べ、夫は妻の妊娠がわかった時の喜びのテンションを10カ月間、持ち続けるのはちょっと困難なところがあります。とくに会社や仕事現場に行けば、仕事に集中して子供のことも忘れて働くこともあります。仕事が終って、同僚と飲みに行った帰り、自宅の明かりを見て、お腹が大きくなっていく妻やこれから生まれる子供のことがやっと思い出される、そんな日々の繰り返しで子供の出生を待つというのが、一般的な夫の姿です。

だからといって、妊娠という何時もとは違う身体の状況に不安でいっぱいの妻を横目で見つつ、浮気をするなんてことはご法度であることは誰でも知っています。妊娠中、Hの回数が減った、妻のイライラがひどいなどがあったにしても浮気は結婚したからには絶対にしてはならないものです。どうしても浮気をしたいのなら、妻から離婚を勝ち取ってからする(このときはもう浮気とはいいませんが)というぐらいの厳格な気持ちを持つべきです。

【現実問題】離婚を考えるならこれからの生活費を考えたい

まだ新婚、あるいは妊娠中などの時に浮気されてしまった場合、妻の精神的動揺は重症なうつ病を発症しかねないぐらい強いものです。そうでなくても辛いのに…。浮気=離婚が頭に過ってしまう妻が少なくありません。しかし、賢明な妻たちはパニックになりながらも、冷静に考えていることがあります。それは「お金の問題」です。浮気されてしまった勢いで離婚を考えながらも、離婚が果たして理想の選択なのかどうかと考えます。

近年、社会進出する女性が多くなり、それに比例して経済的に自立した女性が増えています。このことは、離婚を容易にする原因の一つであるとよく言われています。ましてや、経済的自立した妻の両親が健在であれば、子供の面倒をみてくれるので、離婚前の家事と両立させることに精一杯だった頃に比べ、離婚後の方が何かにつけてやりやすいはずと考えてしまいます。それに夫の浮気の仕方によっては高額な慰謝料の請求も可能ですから、それが養育費などに上乗せされるという良い面もあります。

しかし、賢明な妻はさらに考えます。浮気されたという非常に辛い出来事があったための離婚ですが、それと同時に子供を父親のいない子供にしてしまうという負い目も考えないではいられません。でも、よく考えると、妊娠中という非常事態でも浮気するような性格の夫が子供にとって良い父親になれるのか、少々、疑問に思うこともありますよね、浮気して帰るゲスな夫をとがめたり、喧嘩する光景を子供に隠しきれないのなら、いっそのこと、離婚したほうが母子共、精神安定にいいかもしれません。

ただ、離婚は色々なリスクも押し寄せてくることも自覚しなければいけません。経済的自立をしていても自分が病気になる、また、子育てのサポートを当てにしていた両親に何かが起き、当てにできなくなる、あるいは勤務する会社の倒産などの危機や起業した仕事が上手くいかなくなるなどということも…。こんなとき、夫がいれば、それらのリスクはかなり軽減されるわけで、浮気されたという一時の感情の昂ぶりだけで性急に離婚を決めてしまっていいのでしょうか?

子供のためにも確固たる経済的安定は欠かすことができません。シングルマザー(母子家庭)で子供を立派に育て上げた人も多いですが、相当な苦労を味わった人も少なくないはずです。離婚したい、したくないという感情的な部分と併せて、これらのことをよく考えてみる必要があります。

【信じてみる?】浮気されても愛しているなら許すのもあり?

浮気が発覚したときは「もうイヤ!」と思うのですが、夫の反省の言葉や行動を聞いたり見たりすると、「もう一回だけ、信じてみようか」と思う気持ちが湧いてくるものです。浮気された妻の多くは、このような心理経路を辿るようです。

たしかに浮気されたのはすごいショックなんですが、見合いにしろ、恋愛にしろ、好きになって結婚したという思いもあるわけで、夫を完全に突き放す、嫌いになることができずにいる妻も少なくありません。勢いで離婚してしまったけれど、おちついてみると、浮気されたのはイヤだったけど、夫を嫌いになったわけではなかったことに遅れ馳せながら気づき、離婚を後悔したというケースをあります。

また、夫が嫌いになったからではなく、妊娠中という妻も精神的に脆弱になりやすい非常事態で夫婦生活がおざなりになることもあり、それが浮気の原因だった可能性もあります。こんなとき、夫ばかりを責めるのはちょっと、可哀想かもしれません。浮気をする男性は何度もするというけれど、もしかしたら、妻側の対応次第で浮気しなくなることも十分、考えられます。つまり、もう一度だけ、夫を信じてみようということです。

そこで、浮気した夫に「今回は許すけれど、次回は離婚を想定する」というような誓約書を書かせてみるのはいかがですか?そして、しばらく様子見をして、夫が信用回復の行動をするかどうかをしっかりと観察してみることも「アリ」です。

【子供に父親は必要?】浮気されて離婚を迷う理由は父親?

この内容は、経済的理由と重なるところもあります。妻にとっては浮気したゲスな夫であっても、子供にとってはかけがえのないたった一人しかいない父親です。子供がいる場合、離婚は子供の人生にも大きく影響してしまいます。たとえ、離婚後の経済的負担を考える必要がない場合でも、子供から父親を引き離すことに対する抵抗はあるでしょう。

また、養育費を毎月、きちんと払えば、父親としての役割はできていると考える男性もいるかもしれませんが、父親自身も子供への愛情を捨てきれず、自分の過ちを後悔することも少なくありません。しかし、妊娠中に平気で浮気ができる夫がお腹の子供にとって、良い父親になれるか、ちゃんと改心してくれるのかという少し冷めた目で熟考することも大切なことです。

シングルマザーでも離婚する前よりも楽しく、有意義な人生を送る母子もいるわけです。「父親はいた方がいい」「両親は揃っていた方がいい」という常識論に振回されないようにしましょう。というわけで、もう修復が不可能かもしれないと離婚を考えた場合、経済的なことと夫への愛情、今の夫が子供の良き父親になりえるかと総合的に考えることが後悔しない離婚への道となります。

【母の強さ】どんな決断をするにしても強さは必要です

ここまで色々、考えてきました。最終的に判断するのは浮気された夫の妻であり、子供の母親であるあなたなのです。浮気をした夫を99%拒絶しても、1%でも愛情が残っているのであれば、別れるという決断は性急過ぎる可能性があります。そのため、次は許さないけれど、今回は許してみようと思う決断ももちろん、「アリ」です。逆に、新婚という早い時期に夫の本性がわかってよかったと離婚を考えることもできます。

結婚も離婚も幸せになるための手段です。場合によっては「夫はATM」だと割り切り、そこに子供がいれば、子供に愛情を注ぐための大切な道具の一つと考え、暮らしていくこともできます。子供はまだ生まれていない妊娠中であれば、浮気夫から出産費用をまずはゲットしてからその後を考えるというやり方もあります。

ここでは一般論に振り回せることがないようにしましょう。だって、夫の浮気だって常識外れのことなんですからね。どのような判断をするにも「強さ」が必要です。人間としての強さ、母としての強さをもって決断することが幸せを導くのです。

特集記事一覧