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浮気した夫が気持ち悪い!今後どうする?気持ち悪いと思う理由と対処法


浮気発覚後は、配偶者を気持ち悪いと思う人が多数!?

ついこの前までは、大好きな人だったのに……妻や夫の浮気が発覚したとたん、気持ちは一変します。浮気という裏切り行為のショックから、配偶者を気持ち悪く感じるように。夜の性生活はもちろん、軽いスキンシップもダメ。同じ空間にいることすらつらいという人も珍しくありません。

そこで大嫌いになれれば話は簡単ですが、夫婦の関係は複雑です。浮気した夫を、愛していたはずなのに、自分の気持ちがわからない。離婚なんて考えられないけれど、一緒にいたいとは思えない。

一番安心できた人の顔を見るだけで、吐き気がしてくる。そんな気持ちと体がバラバラになってしまったような状態に、不安と混乱を覚えます。

浮気した配偶者を気持ち悪いと感じるのは、極めて自然な反応です。状況と気持ちの変わりように戸惑うかもしれませんが、それはあなたの心が傷ついている証拠です。

ここでは、浮気された側の気持ちを考えるとともに、その先浮気した夫や妻とどう付き合っていけばいいのかを考えてみましょう。

浮気した人と一緒にいるだけで無理!気持ち悪いと感じる主な理由

浮気は、愛する人を裏切る行為です。浮気した側が「軽い遊びだった」と思っていても、それは浮気された側の傷の大きさには関係ありません。

信頼関係が崩れたことに、大きなショックを受けます。浮気した夫や妻に、触れられるだけで気持ち悪いと思ってしまうのは、次のような心理が働いているからです。

・浮気した人を、不潔に感じる

ほかの誰かを抱いたという行為に、嫌悪感を覚えます。セックスは、肉体的な快楽だけでなく心を許す相手だからこそできるものです。

「信頼しているあなただから出来る行為を、ほかの人としたの?」

この気持ちが、浮気した夫や妻を気持ち悪いと思ってしまう根本にあります。

・すべてが嘘のように思えてしまう

浮気が発覚すると、浮気された側はそれまでの全ての夫婦関係が嘘のよう感じられてしまいます。愛しているという言葉はなんだったのか。優しくしてくれたのは、機嫌をとるためだけだったのか。

本来ならば、1人にしかあたえない愛を、ほかの人物にも振りまいていた。そこから、配偶者の本当の気持ちがわからなくなります。浮気の謝罪をされようと、本当に愛しているのはあなただけと言われようと、すべてが信じられなくなるのです。

こんなにも人を傷つける浮気という行為をしながら、なにくわぬ顔で良い夫/妻の顔をしていた。その点に、不気味さを感じます。

浮気した配偶者を気持ち悪いと思うのは、あなたの気持ちが急に変わってしまったからではありません。好きという気持ちの土台になっていた、2人の関係が変わってしまったのが原因です。土台が崩れたのなら、その上にある「愛情」も壊れてしまうのです。  

父親やママ友、身近な人の浮気が嫌悪感をより強くする!?

もし、身近な人が浮気をしていた過去を持っているのなら、あなたは配偶者の浮気をより強く気持ち悪いと感じるかもしれません。

たとえば、幼少期に父親が浮気をして家を出て行った。浮気による両親の離婚は、幼心に大きな傷を残します。恋人時代に、彼氏や彼女に浮気をされ裏切られたことがトラウマになる人もいるでしょう。

また、ママ友が浮気をして壊れた友人一家を見たことがある。いずれも、浮気が平和な日常を壊してしまう行為だと心に強く刻みつけられる体験です。

過去に自分が浮気されて苦しんでいたり、周りの人が悲しんでいたのなら、より配偶者の浮気が「悪いモノ」として許せなくなります。平然と嘘をついて浮気をしていた夫や妻を、得体の知れない不気味なものと気持ち悪く思うでしょう。

浮気した妻や夫と一緒に暮らすなんて……ストレスからくる心や体の症状

一緒に暮らしている配偶者を気持ち悪いと思うようになってしまった。浮気がわかったあと、浮気のショックから心や体に不調がでることがあります。

以下の点に当てはまるものがあれば、それはあなた自身がとてもショックを受けているという証拠です。カウンセリングを受けたり、なるべく睡眠や食事をとれるよう休養したり。できるだけ周りの人を頼りましょう。

・食事がノドを通らなくなる

浮気されたショックで、食欲が落ちます。ぐるぐると浮気のことが頭に浮かび、「食事をとる」という気持ちが湧かなくなるのです。

どうしたらよかったのか。自分に悪いところがあったのだろうかという自責の念や、浮気した夫/妻に対する怒りが渦巻きます。食欲だけではなく、なにもやる気がしない無気力に陥ることも。

十分な栄養がないと、体から弱ってきます。考えもまとまりません。無理に自炊しようと思わず、食べやすいものを口にしましょう。

・眠れなくなる

夫婦関係の今後の不安から、寝付きが悪くなったり、眠りが浅く夜中に目を覚ましてしまったりします。怒りや悲しみといった不安定な感情が、不眠を引き起こす原因に。

浮気した夫/妻と同じベッドで寝るのはつらいものです。ソファーなど別々の場所で寝るか、しばらく別居するなど離れて暮らすことを考えてもいいでしょう。

・ふとした瞬間に悲しくなる

浮気に関連するものを見ると、悲しい気持ちが襲ってきます。これは、浮気のショックによるPDSTです。あまりにも塞ぎ込む気持ちが強い場合は、心療内科を受診してみましょう。カウンセリングや投薬で、気持ちの落ち込みや不安定さが改善されるかもしれません。

・夫/妻の顔をみるだけで吐き気がする

多くの浮気された人が経験する症状です。浮気した夫/妻の顔を見るだけでも吐き気がし、浮気発覚時の言動や態度を思い出すと実際に吐いてしまうことも。

愛する気持ちが強かった相手ほど、裏切られたときの反動も大きくなります。強いストレスから、体全体で配偶者を拒否しているのです。

浮気した配偶者が気持ち悪い……でも離婚しないときの付き合い方

気持ち悪いと思っていても、すぐには離婚できない。子どものために、離婚しない。一緒に暮らしているけれど、体が拒否反応を示してしまう。こうなると苦しいですよね。気持ち悪いと感じる夫/妻と付き合うには、どうしたらいいでしょうか。

・なるべく距離を置く

浮気のショックから、食欲不振や不眠など体に症状がでている場合は、できるだけ浮気した夫/妻と距離を置きましょう。可能であれば家をでて、実家や友人宅、ホテルなどで数日~数週間過ごすだけでもショックをやわらげることができます。

家を出ることが無理なら、生活の時間帯を変えるのもいいでしょう。朝・晩の食卓は一緒に囲まない。極力、直接顔を合わせないよう過ごします。

とくに浮気発覚直後は、メールするだけでも精神的に消耗します。「しばらく、気持ちを整理する時間が必要」と告げ、浮気の話を一旦棚上げするのも一つの方法です。

・時間をかけて向き合う

短期的には、距離を置きショックをやわらげます。カウンセリングを受けたり、友人や周りの人に助けてもらい体と心のショックを癒やすことが先決です。では、長期的にはどうでしょう。離婚も別居もせず、夫婦関係を続ける場合、気持ち悪いという感情とどのように対処するのがいいのでしょうか。

必要なのは、浮気した夫/妻に「もとに戻らないかもしれない。戻るとしても、時間がとてもかかる」と伝えることです。離婚はしなくても、愛情が戻ってくるかはわからない。何ヶ月、何年、何十年とかかるかもしれない。そのように伝えることで、現時点でもどうしようもない嫌悪感を「しかたのないもの」ととらえることができます。

浮気の傷が癒えるには、長い時間が必要です。浮気した配偶者を、気持ち悪いと思うのは当然のこと。離婚もしないのに、相手を拒み続けるなんて……と、どうか自分を責めないでください。

一緒にいても幸せになれない相手と、無理をして暮らさなくてもいいのです。たとえ現実的にはさまざま問題があるとしても、あなた自身と傷ついた気持ちを大切にしましょう。浮気した夫/妻が、過ちに真摯に向き合い心から夫婦関係に向き合ってくれるのなら、いつかは謝罪を受け入れられるときが来るかもしれません。

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