浮気調査したいけどお金がない!自分でできる調査方法を徹底分析
専業主婦でお金がないから無理?浮気調査をあきらめるのはまだ早い
夫が浮気しているかもしれない……
たとえ疑惑があっても、浮気の証拠を手に入れるのは大変です。
探偵事務所に依頼をすれば、1日約10万円が平均。調査員の調査費用は、1時間あたり安いところで5000円前後、高ければ1万円を超えるところも。証拠を手に入れるのに20万円~30万円かかるというのが、口コミで多い金額です。これは状況によって変わり、調査が思うように運ばなければ、50万円~100万円近くの出費になることもあります。
数十万円の金額は、簡単に払えるものではありません。専業主婦で夫が浮気したなんて日には、高額な調査費用を理由に浮気の証拠を握るのを断念する人も。
けれど、お金がないからといってあきらめるのは早すぎます。浮気の確実な証拠は、今後のあなたの人生にかかわってくるもの。浮気の証拠があれば、慰謝料を請求・離婚する選択がより現実的に。夫婦の関係を見直し、新しい人生を切り開く助けとなるかもしれません。
いまいちど、浮気の証拠を握る意味を考えた上で、必要なら浮気の証拠を集めましょう。
ただし、すべてを探偵に任せきりにしては、非常に高額になるのは確かです。そのため、今回は自力でできる浮気調査の方法と範囲をご紹介します。
さらに、探偵に依頼する場合に予算を節約する方法も解説。お金がないから浮気の証拠が手に入らないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
自力でできる0円の浮気調査!身の回りから浮気の痕跡を探そう
浮気調査をするお金がない!そんなときは、0円できる浮気の調査を徹底的に行いましょう。
浮気をしている人間は、警戒心を持ちつつも「どうせバレるはずはない」と油断しているもの。ちょっと身の回りを捜索すれば、浮気の痕跡が顔を出します。自力の浮気調査では、以下の場所を重点的に探ってみるのがいいでしょう。
・カバンや財布の中身
携帯よりも油断しやすいのが、普段身に着けるカバンや財布の中身です。浮気している場合、「居酒屋やレストランのレシート」「ラブホテルや漫画喫茶の会員券」が見つかります。
レシートを見つけたら、日付をチェック。その日、配偶者が何をしていたか思い出してみましょう。行動記録をつけていれば、残業や社内の飲み会など嘘をついていないか、正確に確認できます。
怪しい場所の会員券やレシートは、写真にとって残しておきましょう。浮気調査の尾行をおこなうときの、有力な張り込みスポットになるかもしれません。
また、避妊具や大人のおもちゃが出てくる可能性も考えられます。こうしたあきらかに「浮気だ!」と連想できるものを見つけても、すぐにカッとなって問い詰めないで。痕跡をいくつか集めたうえで、自白を迫るほうが効果的です。いったん写真に撮影して、見つけたものはもとに戻しておきましょう。
・スイカやカーナビから、行動履歴を調べる
浮気の痕跡は、必ずどこかに残っています。車を使っているのなら、カーナビの履歴。電車ならスイカなどの電子カードの履歴を探りましょう。
仕事と嘘をついて、浮気相手とデートしていた痕跡を発見できるかもしれません。乗り降りの駅と時間がわかれば、配偶者の足取りをたどることができます。
・GmailやLineの履歴
浮気相手と連絡をとる手段といえば、携帯。配偶者の携帯には、秘密が残っているかも。メッセンジャーなどのアプリやGmail、Lineでやり取りしている可能性が高いです。すでに履歴が削除されていることもあります。ただ、その場合は不自然な履歴から浮気の痕跡に気づけるかもしれません。
ただし、携帯を探るのはプライバシーを侵害する行為です。他人のIDとパスワードを不正に利用してネットにアクセスすれば、不正アクセス禁止法に抵触することも。自己責任で、慎重に行いましょう。
お金がないけどできる!浮気の痕跡を見つけたらすべきこと!
自力調査で浮気の痕跡をあつめたら、次にするべきは配偶者を問い詰めることです。このとき、浮気を認めた配偶者の自白は、できる限り紙や録音で残しましょう。
なぜなら、これまでに自力調査で手に入れた浮気の痕跡は、あくまで状況証拠にしかすぎません。「浮気しているかもしれない、でも断言できない」というものです。法律で浮気は「肉体関係があること」と定義されます。つまり、慰謝料請求や離婚を裁判で訴えるなら、この肉体関係が証明できる証拠でないと「浮気の証拠」とは呼べないのです。
自力調査では、ラブホテルの出入り写真など確実な浮気の証拠を手に入れるにはハードルが高すぎます。その代わり、コスト0円で手に入れた浮気の痕跡をもとに、配偶者に自白を迫ります。配偶者が浮気を認め、肉体関係の有無や浮気相手の情報を白状すれば、それが裁判でも有効な浮気の証拠として使えます。
ポイントは、必ず記録すること。録音、もしくは紙で自白内容を残します。紙の場合は誰が書いたかを証明するために、配偶者の署名と捺印も必要です。
記録する内容は、以下の点がわかるようにします。
・浮気相手連絡先(住所・電話番号)
・浮気をしていた期間
・肉体関係の有無
・性交の回数
これさえあれば、万が一のときに有力な浮気の証拠として利用できます。さらに、慰謝料の金額と支払い方法、浮気相手と別れることを盛り込めば、浮気を防止するための誓約書にもなります。
浮気を認めない、離婚したい、慰謝料請求したい、探偵の力が必要なケース
浮気の痕跡を集めて問い詰めたのに自白しない。
配偶者は拒否しているけど、どうしても離婚したい。
浮気相手と配偶者に1円でも多く慰謝料を請求したい。
こうしたケースは、探偵事務所に依頼するほうがメリットが大きくなります。なぜならば、離婚は夫婦双方の合意をもって成立します。話し合いで解決しないなら、次は調停、そして裁判です。裁判で離婚をするには、配偶者が浮気したとわかる確実な証拠が必要です。
慰謝料請求も同様に、肉体関係があるのが前提で償いの慰謝料を請求するため、その証拠がなければいけません。
いくら自力で浮気の痕跡を集めても、本人が自白しないならばその先には進めません。行き詰らないよう、用意周到に準備するなら探偵事務所の力が必要です。
自力調査とは異なり、探偵事務所は「スキルと経験」「チーム体制」「必要となる浮気の証拠を熟知」しています。尾行するには、スキルが求められます。バレてもいけませんし、見失ってもいけません。そこを、長年の経験や複数人で調査することでカバーするのが探偵事務所です。
また、依頼者が必要とする浮気の証拠はどんなものなのか。法律的に要求される浮気の証拠がなんたるかを熟知しているため、せっかく手に入れた証拠が使えないというリスクを減らすことができます。
あなたの置かれた状況と進みたい選択肢にあわせて、自力調査にこだわるだけではなく、探偵事務所へ依頼も検討してみましょう。
離婚前提で浮気の証拠が欲しい…探偵の浮気調査費用を節約する方法は?
とはいえ、浮気調査を依頼するのはお金がかかります。その場合、自分の努力次第で浮気調査費用を節約することが可能です。
探偵事務所に浮気調査を依頼する際、ただお願いして全てを任せるのではなく、以下の点に注意して事前に準備をしておきます。
・できるかぎり、自力で浮気調査をしておく
浮気調査が長引くのは、配偶者の行動ルートを尾行で割り出したり、浮気相手の身辺調査をするからです。事前に自力でこの部分の調査をしておけば、浮気調査の期間を短縮できるかもしれません。
事前の自力調査は、以下のポイントに注視します。
・配偶者の行動ルートを探る
・浮気相手と会っている密会場所の目星をつける
難しいと感じるかもしれませんが、GPSを利用すれば行動ルートの把握もぐっと範囲が広がります。配偶者が日中や帰宅時にどこに立ち寄っているのか、GPSで確認しましょう。GPSはレンタルもあります。値段が安すぎるのは精度に不安が残るため、地図上の位置が正確に表示されるか、評判を確かめてから購入しましょう。
GPSの記録日と浮気相手との密会日が重なれば、配偶者が浮気相手とよく会う場所を割り出すことができるでしょう。
・知っている情報は、すべて探偵に伝える
依頼する際には、状況を探偵に説明します。この際大切なのは、「自己判断をしない」ことです。「この情報はいらないかも」「この浮気の痕跡は役に立たないかな…」と、持っている情報を出し惜しみするのはやめましょう。
あなたが不要と判断した情報が、思わぬところで浮気の証拠確保につながるかもしれません。知っている情報は、できる限り探偵に伝えましょう。
・複数の探偵事務所の無料相談を利用する
依頼の際に、最初の1社で決めないこと。浮気調査の料金は、事務所によって開きがあります。かならず、複数の探偵事務所から見積もりをとり、内容を比較して決めましょう。
信頼できる探偵事務所に依頼すれば、浮気の証拠を確保できる可能性は高くなります。ただし、慰謝料をあてにして依頼するのは気を付けてください。
慰謝料がもらえるから、これくらい支払えるだろうと考えても、最終的に考えている金額が手に入るかはわかりません。慰謝料とのバランスで予算を決めるのは重要なことですが、現在の経済状況を踏まえ、無理のない範囲で依頼しましょう。探偵事務所のなかには、分割払いが可能なところもあります。金銭的な負担をなるべく抑えた方法で、探偵に依頼するのがいいでしょう。