体だけの浮気でも許せない!心はない肉体関係だけの浮気にどう対処する?
心がなければOKと割り切れない!納得いかない体だけの浮気
「体だけの関係だから、本気じゃなかった」
夫や妻が浮気してそんな風に言われたら、素直に受け取れるでしょうか。
本気で好きになったわけじゃないから、体だけの浮気だったから許してほしい。
配偶者に懇願されても、浮気への怒りは収まりませんよね。おまけに浮気した配偶者が「体だけの関係なんだからいいだろ」と開き直るようなことがあれば、怒りと悔しさで頭を抱えてしまいます。
体だけの浮気なだ「問題ない」と配偶者が思っている限り、浮気を繰り返す可能性が高いもの。どうにか反省させて、浮気への見方を改めさせる手段はないだろうか。そんなとき、大切なのは泣き寝入りせずにピシッと責任を追及することです。体だけだからいいだろうと思って浮気をする人には、浮気でどれだけ家族がダメージを受けるのか、思い知らせる必要があります。
ここでは、浮気が発覚して「体だけだから」と言い逃れする配偶者への対処法をご紹介します。言い訳に負けず、きっちりと浮気の責任追及するポイントを学びましょう。
体だけを目的に浮気をする男と女の言い訳は?セックスレスや体の変化
「体だけ」の浮気をする人は、頭の中でなにを考えているのでしょう。ただの欲求不満を解消したいだけなのか。夫婦関係になにか問題があるのか。答えは一つではありませんが、次のような理由が考えられます。
・セックスレス
夫婦仲は良いけれど、子供が産まれると男女の間柄ではなくなってしまうカップルがいます。
夫婦のどちらが性に淡泊な場合、よりギャップが生じやすいです。
セックスは、どちらかというと子作りのため。子供がいるのだから、夫婦の間にセックスは必要ない。そういった気持ちを夫婦どちらかが持つと、ある時を境にセックスの回数が減り、そのままセックスレスに突入してしまいます。
セックスレスは、夫婦のどちらかが意思表示して「したい」と言えば解決する問題ではありません。夫は、最低でも週に1回は抱き合いたいと思っている。そうしないと、夫婦の存在意義を感じられなくなる。けれども妻は、セックスはできればもうしたくない。このセックスに対するギャップこそが問題です。
何気なく断った夜でも、トラウマとなるくらいのショックを相手に与えてしまう。それならば、性欲は外で解消しようと体だけの浮気に走るという構造です。
・体の変化で、妻(夫)に欲情しなくなった
長年連れ添った夫婦は、肉体や容貌の劣化があると、ときめきを感じなくなります。
出産を機に、体重が10キロも増えてしまった。年をとって口臭がきつくなった。腹回りが独身時代とぜんぜん違うなど、パートナーに異性としての魅力を感じなくなったとき、体だけの浮気の可能性が高まります。
体だけの浮気が発生するのは、夫婦仲はよいけれど、男女としてのかかわりが薄い場合に起こりやすいものです。夫婦二人の性に対するギャップが埋まれば、再構築の道があるでしょう。
風俗での体だけの浮気は許される? 風俗遊びも立派な浮気の対象に
体だけの浮気で多いのが、風俗です。
夜の生活がないため夫が風俗を利用するケース。もしくは、夫に男性としての魅力を感じなくなったために、妻がホスト通いをして関係を持ってしまうケースが考えられます。
このように風俗を利用して浮気をしている人は、「風俗なら浮気ではない」と考えます。なぜなら、相手はプロだから。好きという気持ちは微塵もないので、配偶者を裏切っていることにならない。おまけに、本番(挿入)をしていなければ、慰謝料を請求されるような法的な責任は発生しないと思い込んでいる人もいます。
けれども、それは大きな間違いです。法律上、浮気は不貞行為と呼ばれます。婚姻関係を持っている男女が、自由意思に基づいて(つまり合意の上で)、異性と肉体関係を持つことを指します。
この際、法律には何をもって不貞行為とするかの記述はありません。しかしながら、過去の判例では、挿入なしでペッティングのみの性交も不貞行為に該当すると解釈されるものの。そのため、風俗店でたとえ本番がなくても、何度も通っているのであれば、それが不貞行為とみなされる可能性は十分にあり得ます。
ただし、風俗店で毎回相手が異なる場合は、浮気相手への慰謝料請求は難しいと考えたほうがいいでしょう。
また、感情面でも「体だけの関係なら浮気にならない」と言い切れません。
何をもって浮気とするか、それは個人の感覚で違います。異性と親し気なメールをしただけで、ショックを受ける人もいます。セックスまではいかなくても、二人きりで食事をしてキスをしたら、「浮気だ!」と言いたくなるでしょう。
体だけの浮気、風俗だから、というのは言い訳にしかすぎないのです。
体だけの浮気を見破るには? 夜の生活や日中の態度に変化が出る
夫や妻が体だけの浮気をしていたら、どのような変化が現れるでしょうか。体だけの浮気の特徴は、浮気に熱を上げている人よりも、頻繁なメール連絡がないということです。本当に割り切って浮気をしていれば、事前にやり取りをすればOK。そのため、メールの回数も少なくなります。
けれども実際は、そんなドライな関係ばかりにはなりません。「体だけ」は言い訳で、本当は浮気にのめりこんでいる。そのため、いつも携帯を持ち歩いたり、ソワソワする素振りを見せることが考えられます。
ほかにも、次の兆候が現れたら要注意です。
・夜の誘いをしてこなくなった
セックスレスの頃は、配偶者のほうから何度かお誘いがあったのに、ある日パタリと誘ってこなくなった。誘われないから、煩わしくない。
これで安心だと思ってはいけません。夜の誘いをしなくなったということは、外で発散している可能性が十分あります。それでなくても、配偶者がセックスだけではなく、結婚生活に諦めてしまったかもしれません。このままでは、浮気と離婚に向けて危険信号です。早めに配偶者と話し合いましょう。
・日中の態度が冷たくそっけない
以前は夫婦仲が良かったのに、配偶者の態度がそっけなくなったら要注意。体だけの関係といっても、そのまま浮気相手にのめりこむ人もいます。
日中、浮気相手のことばかり考えてぼーっとしてしまうことも。なんだか最近冷たい。話しかけても上の空の状態が続けば、日ごろの行動記録を調べてみましょう。
急に帰りが遅くなる日が続いたり、休日の外出が増えていれば、浮気相手と出かけている可能性があります。
もし夫(妻)が体だけの浮気をしたら…浮気の責任追及が肝心!
体だけといって浮気をしているケースでも、浮気相手に情が移っていることがあります。愛情まではいかなくても、浮気の関係に配偶者がおぼれ、冷静な判断ができなくなっていることも。
共通するのは、「浮気が悪いと思っていない」点です。浮気なんてたいしたことじゃないと考えているからこそ、「体だけの浮気だから、問題ない」と言い訳できるのです。
浮気が発覚したら、このタイプには厳しい責任追及が肝心です。責任追及とは、慰謝料請求です。たとえ離婚しないケースでも、浮気の慰謝料請求は可能です。
浮気発覚後なら、配偶者に自白を促し浮気の証拠を確保しましょう。「体だけ」と豪語するなら、「浮気相手に慰謝料請求しようと問題ないよね」と、念押ししましょう。かばうようなそぶりを配偶者が見せたら、「体だけじゃなかったの?」と突っ込むことを忘れずに。
浮気相手の名前、住所などの素性と、浮気していた時期や浮気の回数がわかれば慰謝料請求の証拠として有効です。
さらにキツイ反省を促すなら、配偶者へも慰謝料請求をしましょう。離婚するケースと比較して相場金額は減りますが、金銭的な負担は浮気の罪を振り返るきっかけになります。
一度甘い顔をすれば、さらにつけあがるのが「体だけ」の浮気です。泣き寝入りせず、証拠を集めましょう。厳しい責任追及があれば、浮気におぼれていた配偶者も目を覚ますでしょう。