浮気NG.com|不倫や離婚など夫婦トラブルに役立つ情報&経験談

浮気NG!夫婦の浮気問題や離婚などの経験談

【長期間の浮気】10年間も気づかず夫にずっと浮気されていた…

一回り年上の夫とであったのは大学生の時でした

夫と出会ったのは私が22歳、大学4年の秋でした。私は幼稚園教諭を目指す学生でした。自宅のポストに街の広報誌が投函されていました。普段は中を見ることもなく「広報、配られてたよ。」と家族に伝えるだけでした。しかし、この時だけは何故か中を開いて見ていた私でした。「読み聞かせの会」のメンバー募集の文字に目がとまりました。私は将来の仕事のためにもいいかなと入会することにしました。会員は私の両親と同じくらいの年代の方が殆どでしたが、少し若い男性が一人いました。

この男性が、将来、私の夫になる人だったのです。図書室から読み聞かせをしたい本を選び気に入った1ページを読む練習をして、新しく入ったメンバーが自己紹介代わりに読む決まりがあると言われ戸惑いながらも読み終えました。

その後は、メンバーがくじ引きをして読む順番を決め読み始めました。次は、あの男性、将来私の夫になる男性の番になりました。落ち着いた低い声、耳に心地よい声でした。包み込むような優しい雰囲気に心も惹かれていきました。とは、言っても私より12歳年上の男性、恋愛感情が生まれた訳ではありませんでした。

読み聞かせの日にだけ顔を合わせメンバーの一人としてのお付き合いの仲でした。読み聞かせの会に入会をして半年後、私は大学を卒業し念願の幼稚園教諭になりました。変わらず読み聞かせの会には出席をして週に1度、必ず夫と顔を合わせていたのです。

そんなある日お付き合いをしていた訳でもない夫から突然のプロポーズを受けました。私は驚きましたが、読み聞かせで知り合って間もなく1年、夫の人柄は良くわかっていました。いつの間にか私も夫のことを意識していたことに気付き、この人ならと結婚を決めました。

夫は私よりはるか昔からずっと関係がある女性がいた

夫は、調剤薬局の一人息子。結婚後も私は幼稚園で働いていましたが、子供を授かったのを機会に幼稚園を退職しました。街には調剤薬局は一つしかありません。薬局は、夫と女性の薬剤師の方が2人、3人で患者さんの応対をしていました。薬局で働く2人の女性は夫と同じくらいの女性でした。私が薬局に顔を出すと優しい笑顔で出迎えてくれました。

しかし、2人の女性の内の1人が時折見せる寂しそうな表情が私は気になっていたのです。夫と結婚をして10年、私は33歳になっていました。子供は女の子と男の子、薬局の後を継ぐ男の子も無事に授かり一緒に暮らす夫の両親も毎日嬉しそうに孫の相手をしてくれていました。

薬局で働いてくれていた内の1人、私には少し寂しそう見えた女性が薬局を辞めることになりました。お別れの日私は薬局が終わる頃に薬局を尋ねました。裏手にある薬品庫の方から夫と女性の話し声が聞こえてきました。声を掛けそびれた私は話が終わるのを待とかと思い、待合室にいることにしました。

啜り泣く女性の声、それを宥めるような夫の声、ただごとではない様子が私にも伝わってきたのです。ソッと、中を覗いてみると女性は夫の胸の中、私は目を疑いました。夫と薬剤師の女性は大分前から深い親密な関係だったのです。

聞いてみれば夫とこの女性は同じ大学の卒業で学生時代から恋人同士、私は頭がおかしくなりそうでした。そんな女性が一緒に働いているのは何故・・どうして2人は結婚しなかったのと私には理解ができないことばかりでした。結婚前に彼女は子供が持てない体と気付き、跡継ぎが必要だった夫は彼女との結婚を諦めたのだといいました。家族には恋人だと知らせず彼女と一緒に薬局で働いていたそうです。

私と結婚した理由は跡継ぎが必要だったから…

跡継ぎが必要だった夫は私と結婚をして、しかも、彼女を自分の側にいさせ続けたのです。「私は道具でしかなかったの・・」と夫に詰め寄りました。彼女にも「ごめんなさい」と泣かれました。私が夫の所に嫁ぎ「直ぐに、薬局を辞めるつもりでいた。しかし、夫と別れることはできなかった」というのです。私は10年もの間、夫に不貞をされていたことになります。夫は彼女が落ち着けるまでは生活の面倒をみたといいます。

別れることもできないといわれました。私とも「離婚はしたくないが、君の好きにするのも自由、勿論、生活の面倒は全部みるから・・」ともいいます。離婚をして実家に帰ろうかと思いましたが「子供は渡せないし一人で君が子育てできないだろう」ともいわれました。実家の両親にも相談できないまま3ヶ月が経ちました。「どうするか決めたら教えて欲しい。

とにかく、責任は私にあるから、君が体調不良を起こしているのも私が原因だ・・」といわれ私は生理が2ヶ月ないのを思い出しました。産科の先生に「授かりやすい体質だから、もう、子供を望まないなら基礎体温を付けて体調管理を」といわれ欠かさず3ヶ月前までは測っていたのです。生理がないのは妊娠の兆候ではありません。

薬剤師という仕事柄女性の体を熟知している夫、夫婦生活が途切れていても私に生理がきていないことも気付いていました。私達夫婦は恋愛時代もありませんでした。それでも私は夫に惹かれ、結婚後も幸せを感じていたことも確かです。それは夫も同じだといわれました。男の人は同時に二人の女性を本気で愛せるのでしょうか。家系を守る責任に託けた無責任な夫を許すことはできません。

特集記事一覧