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夫(妻)が頻繁に飲みに行くのは浮気の前兆!?そもそも飲み会も嘘!?


浮気の前兆?夫(妻)が頻繁に飲みに行く…帰りが遅くて心配

「飲み会に参加」=「浮気」ちょっと言い過ぎのようですが、このように考える人はいます。

嫉妬深い奥様だったり、過去に浮気の前科がある夫など。飲み会の場が浮気のキッカケになるのでは?と不安になるのは珍しくないことです。

お酒を飲むと、よい気分になってぽや~んとしますね。これは、お酒に含まれるアルコールが脳を麻痺させているためにおこる症状です。気持ちよく酔えているな、という気分の時は、アルコールの働きで「理性」を司る大脳新皮質が麻痺しています。その代わり、「本能」を司る大脳辺縁系の働きが活発になります。

普段から好意を持つ異性と、飲み会でよい雰囲気になってついそのままラブホテルへ、なんて流れに身の覚えがある方もいるのではないでしょうか。これは、飲み会のお酒の力で「理性の働き」が弱くなり大胆になったから、ともいえます。

独身時代はそれでもよいですが、既婚者がお酒の力に負けていては、配偶者の信頼を裏切ることになります。仕事の付き合いや、純粋にお酒を楽しみたいだけの方もいるでしょう。どこからが浮気で、浮気の兆候とはなにかを見ていきましょう。

既婚者が深夜帰宅や朝帰りは普通じゃない?どこまで許すべきか

独身時代は、だれにも咎められなかったオールでの飲み会や朝帰り。既婚者の場合、自重するのが一般的でしょう。

とくに子どもがいる場合。飲み会で外泊が続けば、配偶者との関係は悪化すること間違いありません。たださえ忙しい夕方から寝かしつけまでに、配偶者が不在。深夜に酔っぱらった配偶者が帰宅することで子どもを起こしてしまい、生活リズムが乱れることも。終電間際まで飲んだり、朝帰りするような飲み方は、独身時代に卒業しておくべきことです。

浮気の兆候はなくても、配偶者が週に何回も飲み会に参加して、家族との団らんの時間より飲み会を優先するようであれば、改善するよう諭す必要があるでしょう。頻繁に遅くまで飲み歩くような生活は、お酒好きなら尚更、健康を害す原因にもなります。新婚なら、夫婦二人のラブラブの時間を大切にしてもらいたいところです。

遅くまで飲み歩くことを口うるさく注意したり、飲み会禁止!のような厳しいルールを設けることは、「息苦しい家庭」という印象を与えてしまう恐れもあります。最初から喧嘩腰で責める態度ではなく、配偶者の体を気遣ったり、夫婦の時間が欲しいと甘えてみたり、相手に寄り添うことからはじめてみるのがよいでしょう。

男女二人きりで飲みに行くのは浮気?夫(妻)に言えないなら浮気?

もし夫が、きれいな同僚女性とオシャレなバーで仕事の相談をしていたら。何事もなく帰宅したとしても、その場面を想像するだけで、なんとも言えないモヤモヤした気持ちになるでしょう。

浮気のボーダーラインは人それぞれ。裁判でいうような「不貞行為」は「セックスしたこと」が基準ですが、夫婦間で相手にされて嫌だなと思う「浮気」はセックスとは限りません。

・手をつなぐ・キスをする
・二人きりで食事をする
・「一緒にいると心が休まる」というような親密なメールを送る
・異性の写真を保存し、大事に眺めている
・配偶者も知らない、ふたりだけの秘密を共有している

たとえ肉体的な性的関係がなくても、「心の変化」を浮気と考える人もいます。ちょっとした心の変化が、お酒の力で本当の浮気に発展してしまうこともあります。配偶者が嫌だな、と思う気持ちは素直に聞き入れ、なるべくしないようにする、というのは良好な夫婦関係を築くマナーでもあります。

配偶者に自分の「されたら嫌だと思う浮気ポイント」を伝えることは、ある種の浮気防止になるかもしれません。

しかし、異性と二人きりで会うのは仕事上絶対NG!と、束縛するルールを設定してしまうと、配偶者はめんどくさいと感じるかも。本当のことを話すと責められるからと、職場の飲み会でも女性が参加するから、「ただの仕事」と嘘をつくこともあり得ます。

嘘をついて、異性と二人きりで食事をしたり飲みにいくことに、うっすらと背徳感を感じるかもしれません。背徳感を抱くと、隠したい気持ちから、余計に強くその存在を意識してしまいます。浮気の火種にならないよう、配偶者の自由を制限しすぎるのは気をつけたいところです。

飲み会は口実?や飲みに行くは嘘で、本当は浮気相手と会っている?

人は自由を制限されると、その自由を回復させたいという心理が働きます。幼少時代に、漫画を見ることを禁止されて育った子どもが、大人になってから漫画にのめりこむのは、子ども時代に漫画を読むという欲求を制限された反動です。

飲み会に行くな、という制限するルールも同様の可能性を孕んでいます。飲み会に行くなと言われたら、どうしても行きたい配偶者は、自由になるために「嘘」をつくかもしれません。

嘘をついて参加する飲み会。そこには、嘘をついたというスリルがあります。興奮は、時に快楽の刺激となります。飲み会に、お気に入りの異性がいたら、ドキドキと背徳感を覚えるかもしれません。隠そうと思うものほど、人は強く意識してしまいます。次に嘘をついて、二人きりであの人と会ったらどんな感じだろう?嘘から参加した飲み会が、いつしか浮気の口実になってしまうこともあるのです。

「仕事の付き合いだから」と言われたら、配偶者としては禁止にするわけにもいきません。お泊りしなくても、浮気相手との逢瀬を楽しむ時間は十分にあります。飲み会は、残業や出張と並んで、浮気のカモフラージュに頻繁に使われる口実の一つです。

毎週末のように午前様ならともかく、月に2~3回くらいの頻度であれば許してしまうかもしれません。すべてが飲み会という言い訳でなくても、時には「残業」、時には「部下の相談にのってて遅くなった」など、複数の口実を巧妙に織り交ぜて隠そうとする人もいます。

もちろん、本当に純粋な飲み会や、仕事上の付き合いもあるでしょう。しかし、飲み会が浮気の口実として利用しやすいのもまた事実なのです。

夫(妻)の飲み会禁止や束縛は逆効果?浮気が心配ならどう対応すべきか

禁止にしてしまうと逆効果。それならば、どんな対策が浮気につながるような飲み会を減らすのに効果的でしょうか。

・飲みに行くのは、必ず事前申告

「夕飯の支度もあるから、当日何時までには飲み会の連絡をすること」と、急な飲み会を最初から防いでしまうのも一つの手です。仕事終わりで飲み会に誘われるのは、よくあるケース。「家でご飯作って待ってくれているから・・」と断りの理由を作ることで、飲み会の頻度を減らすことができます。

・だれと、どこに行くのかを報告

事前が望ましいですが、絶対に前もって報告と決めてしまうと、相手は窮屈に思うかもしれません。行く前でも、飲み会に参加した後でもよいので、一緒に飲んだ人の名前や関係性をきちんと話すことは、浮気をする隙をなくすことにつながります。

・週に〇回、月に〇回と夫婦で納得のいくペースを決める

お酒が好きでストレス発散に飲みいきたい配偶者の場合、ゼロにしてしまうのは逆にフラストレーションが溜まる原因に。週に1回であれば口出ししない、など夫婦でお互いに納得できるルールを決めましょう。

・何時に帰宅するか、飲み会途中で必ず連絡を

深夜帰りや外泊は厳禁ですが、それ以外に飲み会の途中で何時ごろ帰宅するか連絡を入れてもらいましょう。「〇時までには帰らないと」というプレッシャーになりますし、家族を思い出させることで、雰囲気に流されるのを防ぐ効果があるかもしれません。

・飲み会の前後は、笑顔で接する

「飲み会に行ってもいいよ」と言われても、相手が不機嫌であればせっかくの楽しい気持ちも台無しになってしまうかも。ルールを決めたら、配偶者の飲み会参加は笑顔で見送りましょう。酔って上機嫌で帰宅しても、笑顔で迎えてあげます。配偶者には言えないようなことをして帰宅した際には、優しい笑顔で罪悪感にさいなまれ、浮気防止につながるかも。

浮気させないという心配から、過度な管理は逆に夫婦関係に悪影響を及ぼします。二人で話し合い、互いの要望を聞いて譲歩しながら、納得のいく落としどころを探るのが理想的。夫婦のルールを決めることで、「飲み会」と楽しく付き合うことができると思います。

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