浮気しといて別れたくないと言う夫の心理は?どういうつもり!?
自分で浮気したくせに別れたくないと言う夫はどんな心理?世間体!?
夫が浮気した。こちらが責めたら、「離婚はしたくない」という。家庭がある身で他の女に手を出しておきながら、別れたくないという夫。浮気する夫に嫌気がさし、いっそ離婚してくれたら吹っ切れるのにと思う方もいると思います。
浮気したのに、離婚は嫌だと言う男性心理には「世間体」を気にしている可能性があります。離婚歴は職場での昇進に傷がつくかもしれない。そんなとき、妻との関係が冷え切っていても離婚に納得しない夫が多いのです。
ほかにも、男性が他人の目を気にして離婚しない理由には、次のようなものがあります。
・浮気と家庭は別なので、離婚する必要がない
・離婚したら、子どもがかわいそう
・別れて養育費を支払うのが嫌
このような男性の共通項は、妻への愛情が欠けている点です。他人からの見え方を気にするだけで、肝心のパートナーである妻が、裏切られ傷ついていることに意識を向けていないのです。
「浮気はたいしたことない」から離婚する必要がないと考えている。もしくは、浮気へ罪悪感を抱きながら、悪いことをした責任から目を背けるために、離婚を拒否するケースもあります。
もちろん、浮気がいっときの気の迷いということもあります。一晩限りの過ち。本当に愛しているのは妻だけ。そのような場合は、夫は浮気を謝罪し、再構築に向けて真摯に妻と向き合ってくれるでしょう。
別れたくないのに浮気をする心理って何?男が浮気する理由は?
妻のことを愛しているなら、浮気しなければいいのに。その気持ちはもっともです。愛する妻や子どもがいながら、浮気する男。別れたくないと泣いてわびたのに、また浮気を繰り返す男。浮気する男性に、ありがちなパターンを解説します。
・気の迷いから、「一晩限り」の火遊び
仕事をしていれば、多くの女性と交流する機会があります。浮気はみじんも考えていなくとも、「ちょっといいな」と思う異性に出会うことも。
お酒が入った場で、好意を持っている異性から誘われたら? 理性が緩んでいることもあり、「1回だけなら・・・・・・」と関係を持ってしまうかもしれません。
一夜限りの遊びの関係で終われば、まだいいのですが、やっかいなのは関係が続いてしまうとき。体の相性の良さに、ずるずると不倫関係に落ちてしまうケースもあります。
・家庭とはべつに、恋愛の刺激が常にほしい
夫婦でいる時間が長くなると、ドキドキするような刺激は遠ざかり、一緒にいて安らぐという気持ちが強くなるもの。年齢や性格から、安らぎよりも刺激がほしいという男性は、外での恋愛でその欲を満たそうとします。
身勝手な男性は、浮気を正当化すらし始めます。「浮気で恋愛しているから、ストレスがなく妻にも優しくできる」と、自分勝手な言い訳を考え出すのです。
・「セックス」の点だけ、不満を抱いている
夫婦と性の問題は切り離せません。妻とセックスレスが長く続いたり、体の相性が合わない問題を抱えている夫婦も少なくないのです。夫婦関係がセックスを除いて良好であればあるほど、夫の苦悩は大きくなります。
セックスは、自己を他者に受け入れてもらうコミュニケーションのひとつです。もちろん、性欲を発散したい欲望はあります。しかし、夫婦の性への価値観が一致しないと、どこかでひずみが出てくるもの。その溝を埋めるために、妻や子どもは愛しているけれど、浮気へ走る男性もいます。
遊びで浮気をする場合もあれば、浮気の裏には夫婦の問題が潜んでいるケースもあります。なぜ夫が浮気をしたのか?その心理と原因を考えることが、その後の夫への対応を考えるカギとなるでしょう。
浮気の代償|浮気夫が別れたくないと言っても、離婚することもできる!?
離婚には、夫婦ふたりの同意がなければいけません。しかし、離婚もやむをえなしと考えられる理由がある場合には、裁判で離婚を争うことができます。
浮気も、法律で定める離婚が認められる理由になります。ただし、裁判という公的な場で争うことから、浮気の証拠が必要です。
「ラブラブなメールを送っていた」という「気持ちの浮気」では、裁判では離婚の理由とは認められません。不貞行為、つまりはセックスなど性的関係にあると立証できる、確かな証拠が求められます。
手続きや準備のための時間と、裁判・弁護士の費用はかかります。しかし、もしあなたが「これ以上の結婚生活は無理!」と思われるのであれば、離婚に向けて準備を進めるのもよいかもしれません。
相手が離婚を拒否している以上、話し合いと裁判でも言い負かされないための入念な準備が必要です。「離婚してあげるから、慰謝料は払わない」と、こちらの心理を逆手にとった要求をしてくる可能性もあります。
「離婚してくれるならそれで」と、夫の条件をすんなりとのんでしまうのは危険です。離婚後の生活に必要なお金や、子どものための養育費など、現実的な問題を慎重に検討することをおすすめします。
夫が浮気をしている以上、離婚の責任は不貞行為を犯した夫にあります。法律を味方につけ、有利に離婚話を進めるのであれば、早いうちから探偵事務所や弁護士といった浮気問題のプロの力を借りるのがいいでしょう。
浮気抑止としての心理効果も!別れたくない気持ちを利用して誓約書を書かせる!
離婚はしないけど、浮気した夫をどうにかこらしめたい。裏切ったことは謝罪してほしい。そんなときは、誓約書を用意し夫にサインさせるのがおすすめです。誓約書に、浮気が再発した場合のペナルティーを盛り込めば、浮気の再発予防の効果も期待できます。
誓約書と聞くと、仰々しいイメージがあるかもしれませんが、手書きの書類でも大丈夫。
盛り込む内容のポイントは、
・浮気した事実を認めていること
・二度と浮気しないことの誓い
・浮気を繰り返した場合の罰
をきっちりと書くことです。
いつ、どこで、どのくらいの期間、だれと浮気したのかという浮気の事実を記すことは、夫が「不貞行為をともなう浮気をした」という証拠になります。もし、再度浮気をした場合に、慰謝料請求や離婚裁判で証拠として役立つでしょう。
二度と浮気しないと誓わせることで、夫に自分がした過ちについて向き合い反省させる効果があります。
再発のペナルティーは、厳しすぎるだけのものにならないよう注意しましょう。夫婦で話し合い、何が浮気に走るきっかけとなったのか。夫の本音を理解した上で、浮気防止のための現実的なルールを設定できるのが理想的です。
自分を有利に!浮気夫の駆け引きや心理戦に乗らずに強気な態度で
人は、悪いことをしても素直に認められないものです。心から反省している夫は別ですが、浮気しても都合の良い言い訳をし、責任から逃げようとする男性もいます。
「浮気したのは、妻であるお前のせいだ」と、あたかもこちらが悪者だと責めてくるかもしれません。家の中が散らかっていて落ち着かない、仕事で疲れているのに家庭で優しくしてくれなかった、セックスを断られたから、など妻に非があるようにまくし立てます。
夫婦の絆を強くするのは、小さなコミュニケーションの積み重ねです。もし、対話の機会が減ってすれ違っているのなら、そして夫の言い分が本音から来ているものなら、耳を傾ける価値があるでしょう。
しかし、夫が自分の非を認めたくないために妻を責めているのであれば、泣き寝入りすることはありません。対立してしまった時に、役に立つのは浮気の証拠です。
ラブホテルへの出入り写真など、探偵が用意するような明確な証拠だけにこだわらなくてもよいのです。夫の行動記録や、浮気相手とのデートの領収書。小さな状況証拠があれば、相手の心理戦や駆け引きのさいに、強気な態度で挑めます。
離婚するにせよ、しないにせよ、浮気した夫への対応は、感情に流されて衝動的に行動するのは禁物です。いざという時に泣き寝入りしないよう、冷静に状況を判断し、証拠集めや法的な知識を身につけるなど、入念な準備をすることをおすすめします。