妻が浮気に走る原因|既婚女性が不倫する心理は?ストレスや刺激欲しさか
既婚女性が浮気をしてしまう原因は何?夫への不満や刺激欲しさ?
浮気するのは、男性だけではありません。職場で新しく入ってきた男性が、ちょっと素敵な人だった。趣味のサークルで一緒の男友達だけど、会うと心が弾んでしまう。
既婚女性でも、気になる異性と出会ったら心が動いてしまうのはよくあることです。しかし、そこから一線を越えて体の関係になるのはまた別の話。疑似恋愛の状態を楽しむ浮ついた状態と、性的な関係を持ってしまう浮気では、大きな違いがあります。
家庭や夫への不満があり、他に自分を認めてくれる男性がいることが、浮気へと後押ししてしまうのかもしれません。子どもの母、よき妻として役割を果たしていても、いくつになっても女性として見られていたい、という気持ちもあるでしょう。
浮気に走る裏側には、複雑な女心があります。貞淑な妻だと思っていたのに、夫には話せない不満を抱えているのかもしれません。既婚女性が一線を飛び越えて、浮気してしまう心理についてまとめました。
仕事と主婦を両立するストレスやずっと女でいたい心理が浮気の原因?
いくつになっても、女としての部分を褒められるのは嬉しいものです。結婚生活が長くなると、妻が美容院で髪型を変えても、気づかない夫の多いこと。
手がかかる年齢の子どもがいれば、髪を切りに行く暇がないこともあります。家事に育児に、専業主婦として奮闘していれば、着飾って出かける機会も少なくなるでしょう。
「このまま、女として枯れていくのかな」鏡に映った化粧っ気のない自分の顔をみて、むなしく思うとき。なにかのタイミングで、女としての部分に魅力を感じてくれる男性が現れたら。女として、浮き足だってしまう気持ちも理解できます。
家事や育児だけではなく、仕事も女性にとって大きなストレスになります。共働きで忙しく過ごしていたら、夫婦がすれ違っていたということも少なくありません。
子どもがいれば、病気の時など思う存分仕事ができない日もあります。仕事でのプレッシャーに加え、日々の家事。仕事での愚痴をこぼそうものなら、「仕事が嫌ならやめればいいよ」と言う理解する気のない夫。そこに、自分の努力を労ってくれる男性が現れたら。心が引かれていくのも時間の問題です。
日々愛情表現をしたり、妻の家事や仕事について労いの言葉がないと、妻の心はどんどん渇いていきます。他の男性が、妻の心をうるわすようになってからでは遅いのです。
夫婦になっても、妻の女の部分を認め「きれいだよ」と伝えるだけでも、女性にとっては嬉しいもの。妻の心が離れているのを、知らぬは夫ばかりなり、とはならないようにしたいものです。
セックスレスが原因で妻が浮気することもあるが、原因が逆もある!?
夫婦の体の相性が悪い、性欲の強さが違いすぎる。そのような場合は、セックスレスになりがちです。セックスレスとは、「夫婦間で月に一度も性の営みを持たなかった場合」とされています。
忙しい現代社会では、出張や激務を理由に、ひと月ぐらい性交渉がない夫婦もいるかと思います。しかし、日常のスキンシップが減っていたり、セックスの誘いを断られることが続いているなら要注意です。
セックスレスが原因となって妻が浮気に走るケースでは、夫の性欲が淡泊な場合が多いです。妻が夫との関係に満足できず、性欲を満たすために他の男性を求めます。
しかしながら、セックスレスが浮気の結果という場合もあります。女性は、一人のオスと性交渉を持つことを、本能的に好みます。浮気相手と体の関係を持ってしまったら、夫には抱かれたくないという女性も。
夜の営みのペースが急に変わってしまったら。そこには、何かしらの妻の変化があるはずです。子どもに手がかかるから仕方がない・・・など軽く思わず、普段の会話から夫婦のコミュニケーションを増やすなどして、関係性を見つめ直すことが大切です。
妻の浮気で離婚するならば…別れる原因は妻にあると明確にしておくべき
もし妻が浮気をしていたら。離婚話に発展するかもしれません。そこで、優しいあなたは反省している妻に同情し、離婚届に判を押すだけで家から出て行く妻を見送るかもしれません。
しかし、妻の浮気で離婚する場合は、しっかりと責任の所在を明確にしておくことをおすすめします。
離婚後に、出て行った妻から、虚偽の離婚理由をもとに慰謝料を請求されるようなケースはゼロではありません。なぜ離婚したのか、妻の浮気が原因であることを離婚協議書に残しておくことは、あとあとのトラブルを避けることに役立ちます。
また、妻に慰謝料を請求することで、離婚は妻の浮気のせいであると明確にすることができます。慰謝料は、離婚にあたってのケジメです。周りの人は、離婚や浮気という人の噂には、あることないことを言いたがるもの。慰謝料請求で責任を追及しておけば、あなたのせいで奥さんが出て行ったという誹謗中傷にも対処できます。
妻だけでなく、浮気相手にも忘れずに慰謝料を請求しましょう。慰謝料請求には、浮気の証拠が役に立ちます。示談交渉であれば、携帯のメールやデートの領収書など、浮気していると推測できるものを駆け引きの材料として使いましょう。
示談で和解せず、裁判で争う意思があるのであれば、はじめから探偵事務所と弁護士に依頼する方法もあります。内容証明郵便で、慰謝料請求書を通知。裁判という公の場で責任を追及する。それにより、浮気相手は慰謝料を払うという金銭的な償いだけでなく、社会的なイメージへのダメージも受けることでしょう。
夫婦の会話不足が浮気の原因?お互いにまだ想いが残っているならば…
お互いに仕事や家事ですり減り、夫婦の会話が減ってしまうこともあります。日々のコミュニケーションが少なくなると、一緒に暮らしていても、相手のことがわからなくなってきます。
共感が減っていくと、小さな衝突も増えます。食べたお皿を洗っていなかった。子どもをお風呂に入れる役目は、いつも妻。こっちは残業せずに帰って育児と家事をしているのに、夫は連日飲み会で遅い・・・など、少しずつ相手への不満がたまっていきます。
何か大きな衝突や相手への不満があったわけではない。でも、小さなすれ違いの積み重ねで、夫婦の溝が大きくなってしまった。その溝が原因で、妻が一時の気の迷いで浮気に走ってしまう。
しかし、浮気相手は所詮遊びの相手。一生をともにするパートナーではありません。過ちに気がついた妻が、戻ってくることもあります。
妻を愛しているのなら、浮気のことを問い詰めず、黙って受け入れる選択肢もあります。妻が浮気した背景には、自分にも悪いところがあった。そう思うのであれば、波風を立てずに、ただ戻ってきてくれた妻と、新しい関係を築いていくことに集中するほうがいいのかも。
もし浮気が発覚し、修羅場を経験した上での再構築であれば。浮気された側は、辛いこともあるでしょう。話し合いの途中で投げかけられた心ない言葉や、浮気の実態を知り、あとあとフラッシュバックに悩まされることもあります。
再構築には、時間と話し合いが必要です。妻がなぜ、他の男性と関係を持ってしまったのか。夫である、自分のことをどう思っているのか。そして、あなたは妻の裏切りに対してどのように苦しんでいるのか。妻はその苦しみを、受け止めてくれるのか。
時には衝突することもあるでしょう。しかし、本音で話し合い互いに歩み寄れたとき、新しい夫婦の関係を築けるのだと思います。