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妻の浮気後の夫婦関係|互いに努力しないと修復できない?離婚すべきか…


妻の浮気後に夫婦関係を修復するのは難しい?女の浮気は許すだけじゃダメ?

妻がほかの男と浮気していた。想像もしたくない出来事です。しかし、妻が浮気したという事実を突きつけられたら、許すのか、離婚するか、葛藤の中で答えを出さなければいけません。

夫婦の浮気は、「許す」という言葉一つで解決するものではありません。浮気は、長年築き上げてきた、信頼関係を根本から壊してしまう行為です。浮気された側が、妻を再び信じられるようになるまでには、長い時間が必要です。

夫婦とは、お互いの気持ちがあってこそ成り立つもの。夫が寛大な心で、妻の浮気を許したとしても、妻の心がほかの男性に向いているままでは、ふたりの関係は修復されません。愛情があるからこそ、許したい。でも、裏切られたことを理解できない。元の夫婦に戻ろうとする上で、大きな苦しみの中でもがくことになります。

どうすれば、夫婦の信頼を取り戻すことができるのでしょうか。妻が浮気したけれど、夫婦関係を修復したいと願う立場の人が、知っておくとよいポイントをまとめました。

許しても…|妻が浮気後に反省の態度ないなら夫婦関係の修復は難しい?

妻の浮気後、夫婦関係を修復するキーポイントが、妻の気持ちです。夫は浮気を許したとしても、妻が心から反省をしていないと、また同じことを繰り返す可能性があります。

妻の気持ちが夫から離れてしまっている場合もあります。夫は離婚したくないけれど、妻は…というケースでは、二人の気持ちが再び向き合うよう話し合う必要が出てきます。

浮気されたことで、男のプライドが傷ついたということもあると思います。しかし、話し合いでは妻を責めるだけではなく、なぜ妻が浮気をしたのか、背景と理由を理解しましょう。

もしかしたら、仕事ばかりで夫が家にいないことがさみしかったのかもしれません。普段から家事と育児の負担が妻にのしかかってることに、不満を抱いていたのかも。夫婦関係を修復したければ、妻の本音を聞くことからがスタートになります。

許せない?妻に浮気されたことが辛くて、冷たい態度をとってしまう

浮気されたという男性の中には、妻を許したいけれど、冷たい態度をとってしまうことに苦しむ人もいます。

もう一度妻を信じて愛してみたい。でも、また裏切られるんじゃないかという恐怖。どうして妻が浮気してしまったのか、理解できない。思考が堂々巡りする中で、葛藤から妻につらくあたってしまいます。

このような場合、つらい・苦しいという気持ちは我慢することはありません。ただ、その葛藤を妻にぶつけ、お互いに傷つくような関係は避けたほうがよいといえます。

浮気された苦しみを、吐きだし、妻に再び受け入れられることが修復に必要なプロセスです。しかし、あまりにも妻を冷遇したり、暴言や暴力を振るうことが日常になっているのなら、冷静になるためにいったん距離を置いた方がよいかもしれません。

気持ちを吐き出したり、相手に受け止めてもらうことは、喧嘩のように怒鳴り合わなくても可能です。専門家のカウンセリングを受けたり、信頼できる友人に話してみたり、第三者を入れてお互いの気持ちを伝え合うというのも一つの手段です。

浮気後に妻の大切さに気づいてラブラブな夫婦関係になるケースもある

夫婦関係の修復が難しいというケースばかりではありません。浮気が発覚した後、以前よりも夫婦関係が良好になるパターンもあります。

いつも一緒にいると、その大切さを意識できないのに、失って初めて気づく。それは、浮気した妻も浮気された夫も、同じことがいえるでしょう。

ほかの男性と関係を持ち、いざ家庭が崩れるかもしれない、自分が夫や子どもから捨てられるかもしれない。そう痛感した妻は、いかに自分が愚かなことをしたのか、大切な存在を踏みにじったことを知ります。

浮気された夫は、妻がなぜほかの男に心を開いたのかを知ることで、自分の至らなさを痛感します。もっと普段から、妻に優しい言葉をかけてあげればよかった。仕事にかまけて、家庭のことをまったく気にしていなかった。自分の態度が、妻を浮気に追い込んだことを後悔するのです。

話し合いで、お互いの存在の大切さを実感できれば、新しい関係性を築こうと前向きになれます。たまには二人でデートをして、新鮮な気持ちを取り戻してみる。普段から感謝の言葉を伝え、お互いに労り合う。こうした修復中の努力と変化から、浮気する前よりも、パートナーのことが好きになった、という人も少なくありません。

話し合いは必須|離婚するか夫婦関係の修復を続けるか…いっそ割り切るか

浮気が発覚したら、離婚するのか夫婦の関係を続けるのか、話し合いが必要です。

・もとの仲のよい夫婦に戻りたい

口での謝罪だけでなく、誓約書で今後浮気をしないという約束を残しましょう。誓約書に記載する内容のポイントは、次のものが挙げられます。

・浮気の詳細と、それを認めていること
・二度と浮気をしないという約束
・浮気が再発した場合の罰則

ただ謝罪するだけでなく、夫婦の関係性を修復するために、浮気をしないルールについて話し合うのも有効な方法です。また、「このような状態になれたら、妻を許す」と条件をつける手段もあります。ただ、妻を許せるのか苦しんでいるときは、自分がどんなことがあれば元の夫婦に戻れるのか、わからないという方もいると思います。そんなときは、「まだ妻を許せるかわからないけど、いまは離婚はしない」と結論を保留するのもよいでしょう。

・浮気相手に慰謝料を請求する

妻は許せるかもしれないけど、浮気相手は許せないという場合、慰謝料の請求が可能です。妻が浮気の事実を認めているのであれば、詳しい不貞行為の内容を聞き、浮気相手が言い逃れできないように証拠を用意しておきましょう。浮気相手が既婚者で、相手方の家庭にも知らしめたい場合は、内容証明郵便で、慰謝料請求書を自宅に送りつける方法もあります。

・許せないなら、割り切りも必要?

どうしても妻を許すことができない。再度、愛するパートナーとしては受け入れられないということもあります。その場合でも、特に子どもがいる場合は離婚すべきか悩みますよね。妻ではないけれど、子どもの母親。子どもから母親を奪ってもよいのか、両親がそろっているほうが幸せなのではと、簡単に答えの出せる問題ではありません。

子どもにとってどちらが幸せなのか。個々の家庭の状況によって、最善と思える選択は異なります。もし、夫婦で話し合いができる余地があるのなか、時間をかけて修復の道を探していきましょう。夫婦には戻れないけど、子どものことを考えて、家族として生活していこう、と割り切る考え方も一つの解決策といえるでしょう。

・修復中、性生活はどうするか

浮気した妻に対して、生理的な嫌悪感を抱くこともあります。妻が許してほしい、離婚しないでと泣いて謝罪したとしても、すぐには受け入れられないということもあるでしょう。修復には時間がかかります。離婚しないのだから、早く元の夫婦に戻らないと…と焦る必要はありません。妻を再び抱くことができたとき、それがお互いに許すことができたという合図になるのかもしれません。

浮気後の夫婦の修復は、「元の仲のよかったふたり」に戻るためではありません。「新しい夫婦の関係性」を作っていくことになります。裏切りと傷ついた心で、妻を許せるか悩む苦しい期間もあると思います。互いに新たな信頼を築こうと、小さな努力を積み重ねた先に、修復できたと思えるときがくるのではないでしょうか。

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