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夫の浮気後の関係修復中、辛くて責めたくなるが、夫に嫌がられる…


夫婦の関係修復中|夫の浮気後やりなおすことにしたが…辛さは残る

夫の浮気発覚後、やりなおすことにしたけれど、うまくいかない。

夫が反省しているのだから、許さなければいけないと思う。でも、許せない自分がいる。いくら優しくされても、また嘘をつかれているのでは?と疑ってしまう。ふとした瞬間に、裏切られたことを思い出して、つらさをぶつけたくなる。

浮気をされた側の心の痛みは、簡単に消えることはありません。浮気した側は、1ヶ月も反省すればよいだろうと思っても、された側の心が癒えるには、1年、2年それ以上の月日が必要です。

けれども、相手を責めてばかりでは、関係はいつまでも修復できません。夫婦がもとの二人に戻るには、妻が傷ついた感情を、夫が受け入れてくれたと感じられること。夫婦が向き合い、本音で話し合うこと。そして、浮気された側が、浮気した側を許せないという感情を手放し、苦しみから解放されなければいけません。

反省している夫の心理や、修復に必要なステップを理解することが、良好な夫婦関係へと修復できる鍵になります。

浮気後の夫の態度|反省も後悔もしているけど…責められたくない男の心理

夫が浮気したあと、夫婦の修復関係において、障害となるのが「夫婦間の温度差」です。浮気した夫は、発覚直後は反省しています。修羅場を経て、本当に悪いことをしたと思っているでしょう。妻を裏切ったと自覚しているのであれば、謝罪の言葉も嘘ではありません。

しかし、夫が妻の傷を受け止め続けるには、想像以上に心の傷が癒えるまでに時間がかかることを理解する必要があります。

謝罪した。普段の行動も改めた。遅く帰ったりしないし、日頃から会話することも心がけている。浮気した罪を償おうと努力しているのに、なのに妻はまだネチネチと責めてくる。

妻が「つらい」と口に出しただけでも、日がたつと夫は苛立つようになります。悪いことをしたのは自分だと自覚していますが、いつまでも責められている状況に、耐えきれないという男性も多いのです。

浮気された側が、夫に合わせて早く許すべきということではありません。ただ、夫婦間での温度差がある状況は、修復に向けては障害になります。

そのため、妻が夫を許すには、とても長い時間がかかると夫に伝えること。夫婦関係の修復をテーマにした専門書を、一緒に読んでみるのもよいでしょう。

そして、つらさを夫に吐き出すときは、「責めているわけじゃない」と伝えましょう。ただ聞いて、その後抱きしめてほしい。具体的にどうしてほしいかを伝えるだけでも、男性は自分の役割を理解し、素直に行動できるもの。

責め続けられるのは嫌だという男性心理を理解した上で、うまく感情を受け止めてくれるよう、伝えられるのがベストです。あまりにも感情が爆発する頻度が多いのなら、浮気や夫婦関係を専門とするカウンセリングを受診しましょう。外部に話を聞いてもらう場所をもつのも、修復をスムーズにさせる方法のひとつです。

夫の浮気後に仲良くなる?関係修復に成功!?前より良い夫婦生活

夫の浮気発覚後、夫婦関係が以前よりも仲良くなるケースもあります。これらの夫婦に共通するのは、浮気後の話し合いで、「夫が浮気に走った原因」を理解し、「お互いに何がダメだったのか」をすり合わせできたことです。

浮気は、もちろんするほうが悪いです。家庭環境を理由に、浮気をしてよいという言い訳にはなりません。しかし、妻が子育てに忙しく夫をないがしろにしていたり、共働きで夫婦がすれ違っていた場合、家庭環境が浮気の原因となるのも事実です。

その場合、夫婦関係の修復には、夫を責めるだけでなく、妻も至らなかった点があると認識することが重要です。自分の態度が夫を浮気に走らせたと理解すれば、日頃の接し方を改めようと思えるかもしれません。

修羅場を経て、互いにかけがえのない存在だと思えたら、浮気前よりも親密になる夫婦もいます。本音で話し合い、心の底から不満をぶつけ合うこと。そしてその本音を互いに受け止めることが、関係の修復には重要だといえるでしょう。

関係修復できずに離婚するケース|浮気されると夫婦仲は元通りにはならない?

残念ながら、やりなおそうと思っても、うまくいかず離婚してしまう夫婦もいます。どのような点が、修復につまづく原因になってしまうのでしょうか。

・夫に誠意がなく、反省の色がない

夫婦の再出発には、夫の反省が大前提です。口先だけ謝罪し、心の中では「ほとぼりが冷めたらまた浮気しよう」と思っていると、妻も本心から反省していない夫の嘘を感じ取ります。

浮気が裏切りだと自覚のない夫は、また浮気を繰り返します。妻がどんなに相手を許そうと努力したところで、このようなケースでは関係の修復は難しいといえます。

・妻の精神が不安定で、夫を束縛してしまう

浮気された側は、非常に疑り深くなります。

浮気発覚後、心当たりのある行動が思い浮かぶ。夫が浮気相手とこっそりと会っていた。仕事で遅いと言っていたのに、あれは嘘だったのか。もしかしたら、あの時も嘘をつかれていたのかも、と妻の中で疑惑と不信感がどんどんと膨らんでいきます。

相手を信じられない精神状態では、どんな謝罪の言葉も届きません。夫がやり直そうと旅行の計画を立てたり、二人でデートする機会を作っても、何かにつけてずっと夫を疑ってしまいます。

このような状態では、妻の夫に対する束縛も強くなります。妻は自分がすべてを疑ってしまうことに疲弊し、夫は束縛に耐えきれなくなってしまいます。

・つらい気持ちが忘れられず、夫を責め続けてしまう

浮気された側が、心の傷を癒やすには時間がかかります。しかし、つらい気持ちを吐き出す行為と、夫を責める行為は、別のものとして捉えるようにしましょう。

浮気した側が悪いと、反省する夫に向かって、しょっちゅう責めるような行動をとっていては、次第に夫の心も離れていきます。つらい気持ちは受け止めてほしいと伝えること。気持ちをぶつけた後は、「話を聞いてくれてありがとう」と素直になること。

感情を吐き出すことは、修復に向けて必要なプロセスです。ただし、相手を責める行為と一緒にならないように気をつけましょう。どうしても気持ちが抑えられないときは、カウンセリングや友人に話してみるなど、夫以外の感情の発散先を見つけることが大切です。

夫の誠意と反省|浮気後の関係修復には夫婦両方の努力が必要?

夫の浮気後、夫婦関係の修復は、夫の誠意と反省が重要です。しかし、夫の謝罪だけで元通りになるわけではありません。関係の修復に一番大切なのは、夫婦両方の「わかり合おう」とする努力です。

なぜ夫が浮気に走ったのか。妻や家庭に対して、抱いていた不満は何だったのか。どうして、不満を妻と分かち合えなかったのか。そして、そのとき妻はどんなことを考えていたのか。

互いの本心を知り、今後どのような夫婦になっていきたいのか、お互いに理解することが夫婦関係の修復につながります。

やり直そうと努力を重ねても、お互いの気持ちがかみ合わないようであれば、離婚しかないという結末になるかもしれません。また、妻が苦しみを忘れられず、家計のため、子どものためとして、仮面夫婦だと割り切るしかないと思うこともあるでしょう。

夫婦がやり直すことは、安直な道ではありません。しかし、早くからお互いの気持ちを理解しようと、向き合えることが、よりよい夫婦関係につながるのだと思います。

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