夫が浮気相手と旅行!?出張は嘘で浮気かも…自分で調べる方法はある?
浮気の口実として出張?本当は浮気相手との旅行だったら…自分で調べるには
出張・残業・休日出勤、どれも「浮気の口実」で使われることの多い理由です。部署異動したわけでも、仕事の内容が変わったわけでもないのに、毎月1回~2回の泊まりの出張。なんとなく、浮気を疑ってしまいますよね。
しかし、出張が増えただけで浮気と決めつけることはできません。本当に仕事の可能性もあります。「最近、仕事忙しそうね」と会話の中で仕事か探ってみることが必要です。
それでも疑惑が残るなら、確かめるしかありません。自分で調べるには限界はありますが、探偵に依頼する前に、試してみる価値はあるでしょう。
出張は夫の浮気の口実なのか?本当か嘘かを調べるポイントをご紹介します。
夫が嘘をついて浮気旅行に行っているなら事前に阻止したいが…
まず、そもそも夫が嘘をついて浮気旅行に行っているならば、なんとかして阻止したいですよね。まずは、出張が本当なのか裏をとる必要があります。
・出張する日に、会社に電話してみる
シンプルな確認の取り方です。夫が出張といって出かける日に、会社に電話してみましょう。「主人に連絡をとりたいが、電話にでないので今日の予定を教えてほしい」と聞いてみます。「本日は午後半休」「休みの予定」と言われたら、浮気旅行に出かけている可能性が高いでしょう。
また、本当に出張の場合もあります。その際は、「泊まりの出張か」を確認しましょう。最近は、経費削減のため日帰り出張という会社も増えています。日帰りにもかかわらず、家に帰ってこないとしたら、浮気相手とどこかで密会しているでしょう。
・出張の交通費は、会社から支払われているか?
出張にかかる交通費や宿泊代は、通常会社から支給されます。一時的に立て替え、あとから精算するパターンが多いです。先月は出張が多かったな、という場合、どこかのタイミングで「旅費交通費」が振り込まれているかチェックしましょう。
「旅費交通費」として振り込まれず、給与と一緒に支払われるケースもあります。その場合は、通常の金額よりも交通費分上乗せされているか確認しましょう。もし、いつもの給与と変わらない金額であれば、夫は自腹で誰かと旅行している可能性があります。
このような「嘘」の記録は、証拠として残しておきましょう。この証拠をもって、夫が浮気を認めるかは、夫の性格次第です。「出張って言ってたけど、なんか交通費おかしくない?」「もしかして浮気?」とカマをかけて、予防線を張るのも次回の浮気旅行の実行を阻止する効果があるかもしれません。
浮気旅行の痕跡を探す|カマをかけたりしてボロがでるか…(嘘を見破る)
確かな浮気の証拠がない限り、夫は浮気を認めないのであれば、浮気旅行の痕跡が残っていないか探してみましょう。妻にバレていないと安心している場合、思わぬところに浮気の痕跡が残っている可能性があります。
・車で出かけたら、車内をくまなくチェックしよう
出張へ行くのに車を利用する場合、戻ってきたら車の中を隅々まで確認しましょう。ポイントは、次の場所です。
・助手席のシートに、見慣れない髪の毛やアクセサリーが残っていないか
・車内に、香水の匂いは残っていないか
・走行距離は、夫が行っていた出張先への距離と合致するか
・カーナビに、見慣れない目的地の履歴はないか
とりわけ、「走行距離」はごまかしがききません。夫の出張前夜に走行距離の数字をメモしておきましょう。帰宅後にすぐ確認すれば、車が何キロ走ってきたのかわかります。Googleマップを利用して、夫の出張先との距離と合致するような数字か確認できます。
・財布に、怪しいレシートはないか
浮気相手と旅行にいったのなら、観光もしているかもしれません。その場合、出張では行かないような観光地の半券や、あきらかに「二人分」とわかる食事処のレシートがないか確認しましょう。怪しそうなレシートを発見したら、スマホで撮影して画像を保存しておきます。
・洗濯物は、「出張」の洋服か
日帰り出張を偽り、帰宅せず浮気相手と密会している場合は、洗濯物から発見するのは難しいかもしれません。しかし、嘘をついて1日浮気相手と旅行を楽しんでいるのなら、現地でスーツや仕事着での行動は考えにくいです。それならば、普段着も用意しているはず。出張から帰宅したはずの夫の洗濯物に、ちょっとおしゃれな普段着が紛れ込んでいたら要注意です。
・銀行口座に、あやしいお金の動きはないか
仕事の出張であれば、余計な出費はほとんどないはず。にもかかわらず、銀行口座から不審な出金記録があれば、浮気旅行の疑いは濃くなります。お小遣い制の場合は、現金のへそくりを貯めて使っている可能性もあります。
浮気の痕跡以外では、会話から夫の反応を伺う方法もあります。出張先でどんなもの食べたの? ホテルどんなとこだった? など、他愛もない雑談をしてみましょう。答えるのを極端に面倒くさがるようなら、出張は嘘の可能性が高くなります。
「今度の出張は、私もいくから夜デートしようよ」と言って反応を見るのもよい方法です。あまりにも疑わしい痕跡が多い場合は、ストレートに「誰と行ったの?」と聞いてみましょう。
浮気相手との旅行の証拠を掴むのは探偵に頼むしかない?自分でできることは
怪しい痕跡はあっても、決定打に欠ける。そんな場合は、自分で徹底的にやるのならGPSを利用して居場所を追跡する方法があります。
車で出かけるのなら、座席の下など目立たない場所に取り付けておきます。電車での移動であれば、鞄のポケットの中に忍ばせておきましょう。最近のGPSは、小型化されて目立たないものもあります。
GPSはレンタルがおすすめです。GPSには、リアルタイム型と記憶型があります。できれば、リアルタイム型を利用するほうがよいでしょう。その場合、パソコンでログインし、夫の居場所を確認できます。記憶型の場合は、あとからGPSを回収し、確認する必要があります。万が一、GPSの存在が夫にバレたら記録をチェックすることができなくなるリスクがあります。
浮気相手との密会写真を撮影するような記録が必要なら、探偵事務所に依頼するほうが、個人で行うよりも確実でしょう。ただし、泊まりがけの旅行に尾行してもらう場合など、数十万円の費用がかかることもあります。
事前に無料相談で見積もりをとり、「どんなことをしてもらえるか」「浮気の調査報告書の内容はどんなことが含まれるか」詳細を確認することをおすすめします。
また、夫に浮気を認めさせたいだけであれば、浮気の痕跡を自力で集めて問いただすだけで十分な場合も。プロへの依頼料は、けして安くはありません。ある程度浮気の可能性が濃厚で、かついざという時に確実な証拠がほしい場合に、依頼を検討するほうがよいでしょう。
もし浮気だったらどうするか|浮気相手への慰謝料請求や離婚について
もし夫の出張が浮気だったら、どんな選択肢があるのか知っておきましょう。
・浮気相手に、慰謝料請求ができる
不貞行為(セックスなど性的関係にあること)は、不法行為として慰謝料を請求できます。浮気相手の名前や住所など、わかる範囲で調べておきましょう。探偵事務所に依頼すれば、浮気相手の素行調査も可能です。
・夫にも慰謝料請求? 誓約書を書かせる?
離婚する・しないにせよ、夫にも慰謝料を請求することができます。ただし、離婚しない場合の慰謝料の相場は「50万円~100万円」と高額にはなりません。また、家計を同じくしているため、慰謝料を夫に請求することはメリットがあるかを考えましょう。
浮気を二度としないと約束させるのであれば、誓約書を用意しましょう。誓約書には、浮気の詳細・二度としないこと・再発した場合の罰則を盛り込むことが重要です。夫本人の署名と捺印もしてもらいましょう。もし、浮気が再度発覚した場合は、罰則を実行してもらいます。たとえば、今回は慰謝料は請求しないけど、2度目のときはいくら請求すると記載しておくとよいでしょう。
・離婚するなら…
離婚する場合は、慰謝料請求もふくめ財産分与など、お金のことはきっちりと決めたいところです。夫が浮気を認めなかったり、慰謝料の金額で合意しないようであれば、最終的に裁判で争うことになります。
裁判では、示談(当事者の話し合い)とは異なり、夫が「不貞行為をした」という証拠を提出する必要があります。浮気相手との密会現場や、GPSの記録など、夫が浮気していると裁判官に強く印象づけられる証拠を用意しましょう。
夫や浮気相手が、浮気を認めず話し合いが複雑になる場合は、確実な証拠があることで有利に物事を進められます。「離婚して慰謝料をとりたい」「裁判も覚悟する」とはじめから決めていれば、早い段階で探偵事務所や弁護士など専門家に依頼することができます。
感情にまかせてうっかり問い詰めてしまうと、相手は警戒心から浮気の証拠を隠そうとします。出張が嘘だと感じるのであれば、相手に気づかれずに証拠を集めるのが重要だといえるでしょう。