浮気の前科がある夫にずっと不信感がある|疑ってしまうときは…
疑ってしまう…浮気の前科があると、また裏切るのではと不安になる
浮気の前科がある夫。ふとしたときに、また浮気してるのかな?と疑ってしまうことがあるのではないでしょうか。
浮気された側は、時間が経ってもそのときの傷が残っているものです。浮気発覚時はすべてを水に流したつもりでも、夫への不信感が顔を出す瞬間があります。
夫を責めたいわけではない。けれど過去の浮気を忘れ、女性と軽々しく仲良くしている夫の姿に、モヤモヤすることもありますよね。
過去に浮気をした男性が、この先浮気を繰り返す可能性はあります。その可能性を受け入れた上で、夫を信じる気持ちが大切です。
浮気の前科にモヤモヤする気持ちを解消し、繰り返す浮気に対応する方法について、一緒にみていきましょう。
いつの間にか元通り?最初は浮気したことを反省してたけど…
浮気の前科がある夫に、妻がモヤモヤするポイントの一つが「いつのまにか元通り」になっていることです。
まるで浮気はなかったかのように、夫が振る舞っている。飲み会にも参加するし、休日出勤で家族との時間をないがしろにするときもある。浮気が発覚し、話し合った時間はなんだったの!と怒りたくもなります。
いつまでも夫を責めてしまうのは、夫婦関係によくありません。しかし、過去に浮気発覚で誓約書にサインしているのであれば、その「約束事」がきちんと守られているか、話し合う機会を設けてもいいと思います。
浮気を二度としないために決めた夫婦のルールを、夫は守っているのか?家族を大切にすると誓ったのであれば、夫の行動はその誓いにかなっているのか?気持ちを伝えなければ、夫は気づきません。夫婦の心地よい関係を作るために、定期的に話し合う機会を作ることは大切です。
夫も苦しい?浮気の前科を責めたくなってしまう時はどうしたらいいか
浮気を水に流しても、浮気の前科を責めたくなってしまうときもありますよね。ふとした瞬間に「あのとき」の気持ちがよみがえってくる。こんなことが嫌だったと、当時の状況がありありと目に浮かぶ。
こうした過去の感情が唐突にわき上がってくることを、フラッシュバックといいます。精神的なトラウマを負った人が経験する症状です。フラッシュバックは、感情を認め、負った傷が癒えるのに必要なプロセスでもあります。
いつまでも夫を許せないと、自分を責める必要はありません。このフラッシュバックの苦しみを、夫が淡々と受け止めてくれるのが理想的な関係です。
しかし、夫も心のある人間。過去の浮気の話を聞くのは、つらいと感じるかもしれません。浮気をした罪悪感を抱え、夫婦関係を壊してしまったことを悔いているかも。気持ちをぶつけ合い、夫婦関係が悪化してしまうようであれば、少し距離をおくのもよいでしょう。
信頼できる友人に話を聞いてもらったり、夫婦でカウンセリングを受けるなど、第三者に気持ちを吐き出すことで楽になるときもあります。
浮気の前科がある男は繰り返す?不信感があって夫の行動が気になってしまう
浮気の前科がある男性が、浮気を繰り返す可能性はどれくらいあるでしょう?一度浮気をしている分、ハードルが下がっているため繰り返す可能性は高いでしょうか?それとも、浮気の発覚で痛い目を見ているので、もう二度としないと誓っているでしょうか?
浮気が繰り返されるかどうかは、夫の性格次第です。しかし、どの男性にも共通していえることは「浮気を繰り返す可能性はゼロではない」ということです。
浮気をしないで!と懇願しても、夫の気持ちまで束縛することはできません。それを理解した上で、夫の性格にあわせて、浮気を予防するための工夫が必要です。
たとえば、飲み会に夫が参加するとき。飲み会はお酒が入り、浮気の誘惑に負けやすいタイミングです。飲み会に参加する前に、参加者・場所・帰宅予定時刻を伝えてもらうことは、浮気の一線を越えないよう心理的なストッパーになります。
終電を逃したら家に入れない!と、物理的なルールを決めるのもよいでしょう。終電を逃して帰宅することがあれば、一晩チェーンロックをかけて、家に入らせないようにします。
浮気は、往々にして「夜の時間」におこります。異性と食事をしていい雰囲気になっても、帰宅時間が迫っていたらホテルへ行く心理的な抵抗になるでしょう。もちろん、外泊厳禁のルールも付け加えておきましょう。
あまり束縛をすると反発するようなタイプの夫には、逆に優しく接してあげるほうがいいでしょう。
心の傷が癒えない|夫につらい気持ちを伝えることはできるなら…
浮気された心の傷は、癒えるまで時間がかかります。焦る必要はありません。つらい気持ちに「共感」してもらい、「受け止められる」プロセスが傷を癒やすことになります。
浮気した夫は、妻の気持ちを聞くのを嫌がるかもしれません。しかし、妻の気持ちに共感してもらうことが、夫婦の信頼関係を取り戻す一番の近道です。
不安を伝えるのは、夫を責めることになるからと、気持ちにフタをしてはいつか感情が爆発してしまいます。かといって、ただ責めるだけの関係もよくありません。夫婦が前に進むために、「ちょっと気持ちを聞いてもらう」機会が大切なのです。
お互いに、信頼できる関係でいるために、隠し事をしない・相手を不安にさせることをしない・なるべく話をする時間をとるなど、夫婦のルールを作りましょう。
夫を信じるのにまだ不安だと感じるのであれば、なにが自分を不安にさせている原因なのか、ふたりで向き合ってみましょう。浮気を許したといっても、その瞬間から夫婦が元通りになる訳ではありませんよね。時間をかけて、ときにはぶつかりながら、新しい関係を作っていけるのが理想的です。
また浮気している気がするなら…問い詰めずに探ってみるべき?
夫に浮気の前科があると、つい疑心暗鬼になってしまいます。普段の行動から「浮気しているかも?」と思うのであれば、まずは浮気が本当か確認しましょう。
夫に直接聞いてみるのは避けましょう。もし浮気を繰り返しているのであれば、前回の経験からバレないように慎重になっているはず。ちょっと問い詰めるくらいでは、素直に認めない可能性が高いです。
前回は携帯で浮気が発覚したのであれば、証拠をいっさい残していないかもしれません。夫の行動を観察しつつ、持ち物や自家用車など、身の回りから浮気の証拠とおぼしきものが出てこないか探しましょう。
もし、自分で探っても浮気の証拠が出てこない。でも、行動から浮気をしている気がする…と女の直感が告げている場合は、浮気調査を探偵事務所に依頼する方法があります。
探偵事務所に依頼するまえに、以下のポイントを押さえておきましょう。
・複数の探偵事務所から、見積もりをとる
調査費用は、事務所によって異なります。また、調査結果も報告書1枚なのか、動画や写真をすべてDVDに納め裁判所にも提出できるような詳細な報告書がつくのか、事務所によって様々です。複数の探偵事務所に相談することで、適切な値段やサービスの内容が把握できます。
・夫の行動記録を紙で残しておく
夫の帰宅時間、最寄り駅、残業の多い日、休日出勤。これらの行動を1週間~数週間分残しておけば、探偵の浮気調査に役立ちます。浮気相手を割り出し、いつ会うのか怪しい日の目星がつけば、調査日数が短縮でき費用の節約につながる可能性もあります。
・前回の浮気も含め、経緯をまとめておく
見積もり相談のさい、すべてを詳細に話すのは時間がかかります。前回の浮気から話し出すと、収集がつかなくなってしまうことも。探偵事務所に状況を説明しやすいように、前科の浮気の詳細、浮気後の対応、法的な制裁(慰謝料請求はしたのかどうか)をまとめておくと話がスムーズに進むでしょう。
探偵事務所は、どんな浮気の証拠が裁判で有利に働くのかを知っています。2回目の浮気できっちりと制裁をすると決めている場合は、浮気の証拠が役に立ちます。浮気相手への慰謝料請求も含め裁判もする覚悟であれば、探偵事務所に相談する価値はじゅうぶんにあると思います。