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妊娠中に浮気された!離婚したくても許すしかないのか…夫へ対処は?


なぜ妊娠中に浮気する男は多いの!?このタイミングで裏切る理由があるの?

妻の妊娠中、浮気する夫は多いといわれています。妊娠中に浮気するなんて、お腹で夫の子どもを育てている妻は怒り心頭になりますよね。

妻の妊娠中に夫が浮気する原因のひとつには、男女の子どもについての感じ方の違いがあります。妻は妊娠が発覚したときから、お腹にいる子どもを守ろうと思います。つわりや体調の変化、胎動を感じるなど「子どもがお腹にいるんだ」と実感できる瞬間が妊娠期間中を通じて増えていきます。

しかし、夫は違います。妊娠したといわれても、妻のお腹はまだ大きくないし・・・子どもが産まれるってあまり実感がないなあと、ふわふわした気持ちなのが正直なところでしょう。

普通の夫であれば、妊娠や胎児の成長について一緒に勉強し、妻の体を労ります。しかし、自己中心的な考えを持っている夫は、妻への配慮まで頭が回りません。

妊娠によるホルモンバランスの変化で、セックスする気分ではなくなった妻。体調不良で、家事もままならないのも珍しいことではありません。そんな状況に、夫は「自分が大切にされていない」と不満を抱くようになります。

また、子どもが産まれるから妻が離婚する訳がないとたかをくくっているのも、妊娠中の浮気が増える要因です。妊娠してるから、夫の浮気には泣き寝入りするしかないのでしょうか? 妊娠中でもできる法的な制裁、離婚や慰謝料についての知識をまとめてみました。

妊娠中でも冷たい夫|飲み会で朝帰りするし、思いやりがない…これって普通?

妊娠中、夫に優しくされなかった。つわりで寝込んでいたら、自分の分のご飯だけ買ってきて妻のことは無視。お腹が大きくて動くのが大変なのに、飲み会で朝帰りしてくる・・・など、妊娠中でも自分勝手な夫の話を耳にします。

お腹の中にひとり抱えて、普通に生きているよりもしんどいのだから、優しく接してほしいと思いますよね。しかし、妊娠の実感も知識もない男性には、そのつらさがわかりません。つわりで苦しんでいるのに家事をまったく手伝わない夫に文句を言ったら、「大丈夫だと思っていた」とびっくりされたという話もあります。

しんどいことを察してほしいという態度では、なかなか伝わらない夫もいます。そうした夫には、なにをしてほしいのかを具体的に伝えてみましょう。意外と夫は気づかなかっただけで、話すことで態度が優しくなるケースもあります。

また、妊娠中は精神状態が不安定になりがちです。ちょっとした一言に過剰に反応してしまうのは、ホルモンバランスの変化のせい。いつもなら気にならない夫の言動に、涙を流してしまうこともあります。

こうした妻の変化を受け入れられない夫は、浮気へと走りやすいタイプです。妻をサポートすることで増えた家事に文句を言ったり、そもそも手伝いもせず外で遊び歩いたり。夫婦喧嘩が増えることで、家庭での居心地の悪さを感じはじめます。

両親学級に参加しようと誘ったり、赤ちゃんの話をしても冷たい夫。朝帰りが続き、思いやりがない態度が変わらないようなら、浮気を疑ったほうがいいかもしれません。

妊娠中の浮気や風俗遊びって結局許すしかない?!仕返しとして法的制裁?

妊娠中、夫の浮気が発覚したら大変なショックを受けます。浮気相手が風俗の女性でも、浮気は浮気です。ショックを受けても、子どもを妊娠しているし、離婚なんて・・・と悩んでしまう女性はたくさんいます。

しかし黙って泣き寝入りしては、子どもが産まれたあとも浮気が繰り返される可能性が高くなります。「子どもが産まれれば変わるかも」と期待しても、人は簡単に変われません。ときには、夫にキツく現実を直視させることも必要です。

・浮気をしたら、離婚だよと伝える

結婚して日が浅ければ、夫の独身気分が残っているケースもあります。そうした夫は、「ちょっとくらい遊んでもいい」という感覚で浮気をします。浮気は家庭を壊す裏切り行為であり、状況によっては離婚しますよという態度を示すことが重要です。

何気ない会話の中で、「浮気されたら、家を出て行くから。離婚して子どもにも会わせない」と言ってみましょう。やましいことがある夫は、ドキリとするはずです。

・口約束ではなく、誓約書を作る

浮気が発覚し、懲らしめてやりたいという場合は、なるべく口約束で終わらせるのを避けましょう。夫は反省し、二度と浮気しないと口にするかもしれません。しかし、人の気持ちは変わります。一度浮気した男性が、また繰り返すのはよくある話です。

浮気したバツとして、お小遣いは半額。次に浮気したら、慰謝料請求や即離婚など、浮気の制裁と浮気防止のためのルールを誓約書に書き込みます。誓約書には、誰と浮気したのか、浮気した期間など詳細も盛り込めるとよいでしょう。夫にサインとハンコを押してもらえば、「夫が浮気をした」という証拠になります。

浮気の慰謝料請求は、「浮気の事実を知ってから3年」が時効期間です。誓約書を作成して3年以内に浮気が再発したら、前回の浮気分も含め責任追及をすることができます。今回は許すけど、次はないよという夫へのメッセージにもなります。

産後に浮気相手を裁判で訴える!?慰謝料の相場や証拠などの必要知識は?

浮気相手も許せない。訴えたいという場合でも、妊娠中はなかなか行動の自由がききません。産後も赤ちゃんのお世話で、寝不足の日々が続きます。そんな中、浮気相手に慰謝料請求をして示談交渉や裁判をするのは、身体的にも精神的にも負担の大きいことです。

先に述べたように、慰謝料の請求時効は「浮気の事実を知ってから3年」です。つまり、あなたが妊娠中に知った夫の浮気について、訴える行動を起こすのは産後でも問題ないということです。

ただし、慰謝料請求のための証拠は重要です。夫と浮気相手が性的関係にあるという、ハッキリとした不貞行為の証拠があると、裁判になっても有利に主張できます。

当人の話し合いで交渉する場合は、浮気の証拠は「こうでなければいけない」という決まりはありません。しかし、証拠がメール1通だけという状況では、浮気相手が言い訳してごまかす可能性が高くなります。浮気を認めさせるためにも、証拠はより多いほうがよいでしょう。

証拠を集めるには、自分で行動する方法と、探偵事務所などのプロに依頼する方法があります。慰謝料の請求については、事前に基本的な知識を身につけておくほうがよいでしょう。

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→浮気相手を訴える前に…慰謝料・示談って何?

中絶して夫と離婚する…?産んで離婚か再構築するか今後の対応は…

夫の気持ちが離れていたり、浮気された裏切りを許せないという場合、離婚するかどうか悩むことになります。離婚するとしても、お腹の子に罪はない。子どもを産むということであれば、慰謝料と養育費の請求はできるだけ手を尽くしましょう。

離婚したあと、養育費の支払いが滞るケースは非常に多いといいます。示談で離婚が成立したときは、慰謝料や養育費など、お金の話は公正証書にして残しておきましょう。

公正証書とは、公証役場で公証人と呼ばれる人たちが作成する書類のことです。一般人が依頼することもできますし、弁護士などを通じて作成を依頼することも可能です。

公正証書を作るメリットは、お金の不払いのさいに、相手と争わずに強制執行の申し立てを行えることです。強制執行とは、相手の給与や財産の一部を差し押さえる行為です。公正証書には、裁判の判決文と同じような効力があります。

子どもを産んでから離婚となると、肉体的に負担の多い時期に精神的に消耗するやりとりを行わなければいけません。子どもの親権や財産分与など、法律についての不安なことは、弁護士に相談できるほうが安心できます。すべてを一人で背負うのではなく、法テラスや弁護士に相談・依頼したりして、専門家のサポートを利用してみてください。

離婚せず、再構築するならばケジメはきっちりとつけることをオススメします。赤ちゃんが産まれてきたら、しばらくは夫婦でじっくり話し合うのも難しくなります。妊娠中に、夫に浮気を反省してもらうこと。浮気しないためのルール作りや、夫婦の関係そのものを見直す機会を持てるとよいでしょう。

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