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浮気を二度としないなんて信じられる? 浮気を許すか許さないか


浮気を後悔して二度としないと誓った人の共通点とは

浮気は、信頼関係を根こそぎ壊してしまう行為です。「二度と浮気をしないから」と言われても、そう簡単に信用できるものではありません。ましてや、その上で浮気が繰り返されたらひどく傷ついてしまいます。

浮気は治らない、一度浮気をしたら繰り返すと巷ではいわれますが、もちろん個人差があります。なかには、浮気のあと心を入れ替える人もいます。浮気を二度としないと誓い、その後も行動にうつせる人の共通点は、心から浮気を反省していること。

浮気は、「大したことない」と思っているからこそできるのです。はじめから、浮気がどれだけ愛する配偶者を傷つけるのか。子供の信頼を失うだけでなく、両家の両親や友人関係にまで影響を及ぼします。慰謝料という経済的な負担はもちろん、仕事上の信用に傷がつくことも。浮気で壊れた関係性をなおすのは、1週間やそこらでは不可能です。長い長い年月をかけて、浮気の傷を埋めていくのです。

しかし、愚かな人は浮気をするまでその罪に気づきません。

大切な家族や恋人が涙を流して傷ついている。そして、浮気の罪が自らに跳ね返ってきたときにはじめて、浮気を後悔します。

具体的には、浮気発覚で慰謝料を請求されたり、夫婦が一時的に別居したりするなど、インパクトの大きいものほど浮気した本人に影響を与えます。

ほかにも、子どもから軽蔑されたり、配偶者から見放された対応をされたりすると、心理的にこたえます。浮気によって日常が変わってしまうと実感したとき、こんなことするんじゃなかった…と反省するのです。

浮気を心から反省させ、二度と繰り返さないような感情の伝え方

では、心から反省してもらうにはどうしたらいいでしょう。大切なのは、浮気発覚時の感情の伝え方です。

もちろん、浮気をどのように反省するのか、それまでの夫婦関係や本人の性格など違いはあります。しかし、話し合いの仕方によって浮気した本人が「大したことなかった」と思ってしまう恐れがあります。

できれば避けたい対応の例としては、次のことがあげられます。

×何も言わない
×感情を押し殺して、無理に理解を示す

つまり、浮気を見て見ぬ振りをしたり、二度としなければいいよとあっさり許してしたりすると、浮気した本人が「つけ上がる」ようになります。本人がよほど真面目に自分自身と向き合っていない限り、「これだけですんでよかった」「次もバレないかも…」と甘い考えを持つようになってしまうのです。

浮気されると、自尊心が削られます。こんなことを言ったら離婚になるかも、振られるかもという不安から、本心を伝えるのが怖くなるかもしれません。けれど、気持ちを押し殺して理解を示そうとしても、浮気した本人はあなたを大切にしてくれるどころか、余計にないがしろにするように。

浮気で悲しんでいること、傷ついたことはハッキリと伝えましょう。伝え方は、なるべく相手を攻撃しないように。あなたの感じ方に軸を置いて話してみます。

過去の夫婦のいざこざや、日常生活で気になっているアラを指摘せず、感情をメインで話しましょう。浮気を責めるには、「信じていたのに、裏切られて悲しい」とあなたが感じていることを言葉にします。

そして次に、「どうしたら浮気を許せるか」はっきりとさせることが重要です。具体的には、浮気を許すための条件を出します。

・浮気相手と別れる
・浮気相手に慰謝料を請求する
・恋人同士なら、異性と二人きりで飲みにいかない

など、浮気をどうしたら許せるか、配偶者や恋人に望む要望を突き付けます。どうしてほしいかをハッキリと言葉にしないと、「もうしない」と言葉だけで流されてしまう可能性があります。

浮気が発覚したあと、逆切れする人もいるでしょう。あなたを責めてくることがあるかもしれません。そうなると「自分が悪いのか」と浮気された側が罪悪感を抱いてしまうように。浮気は、するほうが悪いのです。浮気した本人が、自らの過ちを認めること。それが、「二度と浮気をしない」と反省する第一歩になります。

浮気を許した後、旦那に二度としないでもらうための誓約書

二度としないと、心の底から反省してもらうことは非常に大切です。けれど、忘れてはいけないことがあります。どんなに言葉をつくしても、人の心は見えません。そして、残念なことに変わってしまいます。どんなに、その瞬間反省しても、その言葉だけを頼りにすることは危険です。

二度と繰り返させないようにするには、言葉に効力を持たせます。誰でもできるのが、「誓約書」を作ることです。

誓約書とは、夫婦の間で今後の約束事や、浮気が再発したときの対応を書き記した文書のことをいいます。このように書かなければいけない、という決まりはありません。ただ、夫婦二人の約束事を形に残すには、以下の点に注意しましょう。

・浮気の期間や詳細を載せる
・浮気防止の約束事を記載する
・浮気が繰り返された際の、離婚や違約金について記す
・浮気した配偶者の署名と捺印をする
・捺印した日付を記載する

誓約書に浮気の詳細を記載することで、誓約書自体が「浮気の証拠」として機能します。万が一、話し合いがこじれて離婚話になったとしても、きちんとした誓約書なら裁判の主張にも利用できます。

浮気防止のための夫婦の約束事を決めたら、それも誓約書に書いておきましょう。携帯のメールは、いつでも確認していい。異性と二人きりで飲みにいかない。会社の飲み会は、途中で証拠写真を送ってくる…など、互いに「忘れないように」記録しておきます。

浮気をした側は、反省のための約束といってもばつが悪いもの。自分にとって不都合な約束事を、曖昧にぼかして解釈したり、ひどい時には忘れてしまう人もいます。「あのとき、こう約束したよね」と言えるように、誓約書に残しましょう。

そしてやはり、「二度としない」の抑止力になるのが再度浮気したときの違約金についてです。慰謝料の相場の範囲で、いくら支払うことと金額を記載しましょう。紙に残しておくだけで、目に見える「事実」として浮気した側の頭に刻まれます。

彼氏の浮気は二度としないと言われても別れたほうがいい?

恋人同士の浮気は、夫婦のように慰謝料の請求ができません。経済的に制裁するのは無理な話です。

残念ながら誓約書を作っても、せいぜい二度と浮気をしないと誓わせるくらいで、その文書があるからなにかの責任が発生するわけではありません。

もし、彼氏が浮気をしたら?
二度と浮気しないから許してくれと言われたら?

まずは距離を置いて、互いの頭を冷やしてみることをおすすめします。

冷静になって、浮気した恋人のどこがよかったのかを考えてみましょう。本当に、この相手とずっと一緒にいたいのか? 日常生活を送り、仕事や勉学で気分転換することで、感情と冷静に向き合えるようになります。

離れることで、相手の気持ちにも変化が出てくるでしょう。恋人がいなくなり、存在の大切さに気付く人もいます。この先別れるか別れないか話し合うのは、距離を置いて冷静になってからでも遅くありません。

大切なのは次があったら離婚や別れると覚悟を伝えること

浮気を二度とさせないことは、できません。人の心は束縛できないし、無理やり変えることも不可能です。だからこそ、互いに話し合うことが大切だといえます。

浮気で傷ついた気持ちを伝えること。そしてなにより、なぜ浮気をしたのか。これまでの夫婦の関係性や恋人としての接し方を見つめなおしましょう。

ふたりの間に、どんな問題があったのか。ほんとうにしてほしかったこと。実は不満に思っていたこと。心の奥にためていたことを吐き出してみます。

そして、その上で今後二人がどうしていきたいのかを話し合えれば、一緒にいられる未来を作れるかもしれません。

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