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【電話に出ない夫】非通知でかけてみたら出たのは女の声

些細なことでも電話してくる夫。普段からよく電話しあう夫婦だった

営業職の主人は、外回りが多く些細なことでも私に電話を掛け知らせてきます。何がある訳でもありませんが、ふと空いた時間に私に電話を入れるのです。私もそんな主人に何かにつけ電話をしていました。それは商談中でも、他の顧客から電話が入ったように主人が装っていました。「それじゃ、困るでしょう。」と言っても「良い結果に繋げるから大丈夫、構わず電話をしてきていいよ」と笑いながら話す主人でした。

そんな主人がその日を境に電話を入れなくなりました。それはある日のこと、私が買い物に出て買い忘れがあったあの日、主人に帰りに買ってきてくれるよう頼もうと携帯に電話を入れたあの日のことです。携帯電話から主人を呼び出す音が聞こえてきますが、主人は電話に出ませんでした。

「電話を車に置いて商談中かしら、後で電話をしてみよう」と電話を切りました。数時間して電話を主人に入れることも買い物を頼むことも忘れ、夕食の準備をする時間になっていることに気付きました。我が家もこんな風にどこにでもある穏やかな家庭生活を送っていたのです。「パパに電話」と思い出し、電話を掛けました。しかし、この時も主人は電話には出ませんでした。

今日もいつも変わらない日だった。電話で話してない以外は…

夕食の準備をし始める頃に「ただいま」と、帰宅する主人が午後8時になっても午後10時になっても帰宅しません。「何かあったのかな」と主人の携帯に電話を掛けようとした時に主人が帰宅しました。「悪かったね、連絡もせずに。お得意様にご馳走になっていた。」と主人は言い私を避けるように浴室に入っていきました。

翌日、いつもと同じように主人や子供を送り出し、いつもと同じように布団を干したり洗濯をしたり、いつもの日常がそこにありました。いつもと違うのは主人から電話が掛かってこないことだけでした。この日、用があった訳ではありませんが、ちょっと気になり私から主人に電話を掛けました。

しかし、主人は電話に出ることはありませんでした。その日の夕方、いつもの時間に主人は帰宅しました。営業職と言っても帰宅時間はいつもほぼ同じでした。

帰宅した主人に「昼間電話を掛けたんだけど気付かなかった?」と尋ねると「気付かなかったな、何かあったのか」と聞かれました。主人は私の答えを聞かないままお風呂場へ入っていきました。私は主人を詮索しようと思った訳ではありませんでしたが、主人の通勤バッグを開け携帯電話を探しました。バッグの中に携帯電話はありませんでした。

掛けても出なかった電話…次に出たのは女の声だった

その日の翌日も、いつも通り主人と子供を送り出し、いつもの通りの日常がそこにありました。しかし、その日も主人から電話が掛かってくることはありませんでした。私は、私との電話を避けられているのではないかと思って、非通知で携帯電話に電話を掛けてみました。

5回くらいの呼び出し音が聞こえたあと、主人の携帯電話に女性が出ました。私は予期せぬことに驚き、直ぐに携帯電話を切りました。私は間違えたかと思い、番号を確認しましたが、あっていまいた。

私は頭の中が真っ白になっていきました。今朝までの日常はもう戻らないのだと、その時、思いました。私が32歳、主人は37歳、子供は、まだ、10歳です。主人が電話を掛けてこなかった日、主人は女性と二人でいたのです。この女性は取引先の奥様で、主人によく昼食をご馳走してくれていたそうです。

いつもはその会社の従業員の方達も一緒だったのですが、二人切りになる時間が出来て・・と、主人は話し始めました。が、私の耳にはその後の話しは聞こえてきませんでした。ただ分かったことは、私を避けるように浴室に入って行ったあの日から主人は不貞を犯していたのです。私の頭の中に走馬燈のようにあの日の光景が想い出されました。いつもの日常はもう戻らない、幸せだと感じていた11年間の結婚生活は幻だったのでしょうか。

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