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【夫は出張と嘘をつき不倫旅行】お調子者の元上司の夫は浮気癖があった

【私の夫は元上司】普段はお調子者だが、ふと弱音を吐いた

ちょっと気のいい係長。私の直属の上司は、女性社員を掴まえては、「今日も綺麗だね。」と一歩間違えばセクハラを疑われる言葉を投げ掛け、笑いを振りまく上司です。お茶を運ぶ女性社員に、「君の優しさに、涙が出るよ・・」なんて調子よく目を見詰めたりしていました。そんな係長が誰もいない給湯室で、スマホ片手に深刻そうに誰かと話しているのを見掛けました。

いつもの調子がいい係長とはチョット違う様子、部屋に戻った係長に女性社員をからかう言葉はありません。周囲は、まあ、そんな日もあるだろうと気にもとめない様子でした。ある日、係長が終業時刻を過ぎた会議室で一人でタバコを吹かしていました。係長が私に気付き、「僕にもしんどいことがあってさ」と弱音を吐きました。

話を聞いてみると、係長の奥様が「まさかの浮気」浮気相手とホテルに入るところまで目撃をしたというのです。私にそんなことを話されてもと思いながらも聞いていました。その後、係長は奥様と離婚。結婚は懲り懲りと話していましたが、どういう流れかその1年後、私と結婚することなりました。

最初は笑いの耐えない家庭だったけど、やたらソワソワするように…

主人となった係長は、家でも会社に居るときのように妻となった私に、耳におかしい言葉を投げ掛けては、笑いの絶えない夫婦生活を送っていました。私と結婚してからもうすぐ1年を迎えようとしていた時期に、主人の様子に変化が見られるようになりました。

何やらソワソワ落ち着かない、同じことを何度も聞き返す、しまいには、「明日は出張、あれ、明後日だったかな」なんて言い出す始末に、私はまさかの浮気を疑いました。翌日、何時も通りに会社に出勤。「出張は、明日だった。」と言って家を出ました。様子がおかしいと思いながらも会社に送りだし、出張の用意をしておきました。

その日、帰宅した主人に寝室に出張の用意をしてあることを伝え、お風呂の用意ができていることも伝えました。私は夕食の用意もあるので、先に寝室から出てキッチンに行きました。主人は寝室で何をしているのかなかなか出てきません。お風呂に入る様子もなく私は何をしているのだろうと不思議に感じていました。

出張の朝、主人を送り出し主人用のクローゼットを覗いてみると、主人が気に入っているという下着が数枚見当たりません。昨夜、着替え用に出しておいた下着は、クローゼットに戻されていました。私はこの瞬間、「浮気だ・・・」と確信したのです。

私は以前の会社の同僚に電話を入れ主人が出張しているか否かを確かめました。電話口に出た元同僚から「今日明日は、貴女のご実家でお祝い事があるから休むって休暇願が出されてるわよ。」と聞かされ私は唖然としてしまいました。「そう言えば、貴女の代わりに配属された女子社員も今日休んでる・・」と聞かされました。

【病気的な浮気癖】実は最初から嘘をついていた!?

翌日何食わぬ顔で帰宅した主人。「私の実家の祝い事って」とすかさず聞いてやりました。慌てふためく主人、何で分かったのかも全部細かく説明し、浮気を白状させました。主人は例の調子で私の代わりに配属された女子社員と仲良くなって、会社を休んでまで浮気旅行に出たのです。

ここでした主人の言い訳は、「彼女にせがまれ仕方がなかったし、それに週末は、お前との結婚記念日、思い出のレストランの予約もあったし・・」としどろもどろ。「前の奥様に、浮気をされて辛い想いをしたのを忘れたの」と詰め寄ると「ちゃんと、話してなかったけど・・」と実は自分の浮気がばれて離婚したことをこの時白状したのです。

この時、私は28歳、主人は36歳。私とは離婚をしたくないと泣いてすがられました。調子のいい主人、浮気癖は治せるものなのでしょうか。浮気癖は病気とも言われ、治らないとも聞いています。幸いまだ子供はいません。私は、今、離婚しようか悩んでいます。

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