【LINEの誤爆でバレた浮気】夫は浮気するためにスマホの使い方を覚えた
ガラケーからスマホに変えて娘に操作を教わる夫
高校3年の娘は携帯電話片手に食事をしたりテレビを見たり何をしていてもスマホを離さずにいます。そんな娘を叱り飛ばし小言を並べる主人。「お父さんもスマホにすれば、私がスマホを離せない理由が分かるわよ。」と主人と娘の応戦は毎日のことでした。主人も私も「今時?」と言われますが、スマホが使えずガラケーの携帯電話を使っていました。
電話やメールができれば何の不便もありません。ただでさえ、父親を毛嫌いする年代の娘の言葉は、端で聞いている私の胸をも傷つける激しい言葉「お前の育て方が悪かったからだ。」と主人は私に八つ当たりしますが、それでも和気藹々とした仲の良い家族でした。
そんな主人がどういう訳か急に携帯電話をスマートホンに買い換えてきたのです。主人は「娘に話を合わせるために自分が折れたのだ。」と言っていましたが、怪しい雰囲気を漂わせていたのです。主人は娘を掴まえてはアプリのダウンロードのやり方を教わったり、LINEのやり方を娘に聞いていました。「お母さんもスマホにすれば家族でLINEができるのに」と娘は家族なんかとLINEをするつもりもなく言っていました。
主人もスマートホンにしてからはスマホから手を離しませんでした。主人はこのとき45歳、まさか出会い系サイトで女性と知り合っていたなんて予想もつきませんでした。出会い系サイトの記事が男性誌を賑わし魔が差したと言ってしまえばそれまでですが、情けないというか怒る気もなくなりました。
娘にスマホの使い方を教わり出会い系サイト利用…
娘の言う通りスマホは便利だと娘の機嫌を取っているようにも見えましたが、男性誌で知った出会い系サイトを利用したいがために主人はスマートホンにしたのです。20代前半の女性と知り合った主人は、彼女との遣り取りにLINEを使っていたのです。
LINEなら言葉を発することなく家族と一緒のときでも彼女と会話ができます。どおりで一生懸命、娘にLINEのやり方を教わっていた訳です。20代前半の女性と言えば娘と幾つも違いません。そんな若い女の子が父親と同じくらいの年齢の男性を相手にするのは目的も一つでしょう。
週末は女の子も本命の彼とデートの約束もあり、主人なんか相手にするはずもありません。しかし、主人のスマホで掴んだ証拠は、二人とも本気とも思えるLINEの内容でした。女の子との密会が分からなかったのは平日の仕事の後に逢っていたから。平日に今日も明日も残業と言われてしまえば疑う余地はありません。
【LINEの誤爆】夫は娘に間違ってLINEを送った…
それでもチョットおかしいと感じたのは、主人のスーツに漂うフレンチやイタリアンの料理の匂いとボディーソープの微かな香り。普段は、焼鳥や焼き魚、煮込みなど独特な匂いをスーツに染み込ませて帰宅していたのにフレンチやイタリアンの匂いが毎日のようにするはずがありません。
しかし、私もバカでした。主人の浮気を疑いもせずに娘にLINEのやり方を教わる主人に目を細めていたのです。主人の浮気が分かったのは、主人が彼女と間違えて娘に送ったメッセージだったのです。初めは娘も「お父さんの訳の分からないLINEのメッセージに、話を合わせてあげた」と言っていました。
家族で囲む夕食中、娘が「お父さん。これ、どういう意味?」と主人にスマホの画面を見せたLINEの誤爆から浮気が発覚したのです。驚く主人、それ以上に驚いた娘が「ひょっとして、お父さん。誤爆!?」と悲鳴に近い声で主人を追求したのです。私は「LINEの誤爆って、何?」と娘に聞くと娘は一言「お母さん、お父さんと別れなさい。」と席を立ちました。私はまだ離婚を決断していません。しかし、娘は主人を許さないでしょう。