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妻が浮気を反省したら許せる?浮気を許す前にするべき対処法


浮気した妻の心理とは!?反省しないのは夫にも浮気の原因があるから?

妻が浮気しているとわかったら、あなたはどうしますか。浮気にショックを受けると思います。妻を責めたくなるでしょう。

怒りをあらわにする前に、妻がなぜ浮気をしたのか、女性の心理を理解することがその後の夫婦関係に関わってきます。

浮気に走る女性の背景は、ひとつではありません。しかし、多くをしめるのが「家庭や夫婦関係への不満」という点があげられます。

具体的には、下記のような問題を抱えているとき、妻は浮気の道を選択しやすいといわれています。

 ・セックスレス
 ・夫婦のすれ違い
 ・夫が妻に愛情表現をしていない
 ・夫が家事や育児をまったくしない

忙しい毎日では、妻と一緒に食卓を囲む時間を作ることすら難しいかもしれません。夫婦のすれ違いが続くと、妻との心の溝が広がっていきます。「ありがとう」「愛しているよ」といった愛情表現が少ない家庭では、より妻も孤独感を感じるように。

妻の浮気がわかったら、許すかどうかの葛藤をする前に、妻の心情を理解することが重要です。反省した妻と向き合うためのポイントについてご紹介します。

あやまって反省する妻の浮気を許す前に、徹底的に話し合おう

浮気が発覚すれば、大抵の人は謝罪の言葉を述べます。怒り狂う夫の姿に、いたたまれなく涙を流す人もいるでしょう。

妻が謝って反省しているのだからと、浮気を水に流してしまいたい気持ちになるかもしれません。浮気という、妻の裏切りに向き合うのは気が重いものです。ショックを受けているのに、妻がなぜ浮気をしたのか聞き出すなんて、さらに傷口を広げる行為です。

しかし浮気がわかったとき、お互いに向き合わなかった夫婦は、本音で語り合うチャンスを逃してしまいます。大きな裏切りを前に、なぜ妻がそんなことをしたのか理解できない。ぽっかりと空いた心の矛盾を抱えたまま妻と暮らしていくのは、大きなストレスを生み出します。

表面上は反省し浮気を後悔している妻と仲直りしたとしても、浮気の本当の原因は解決されないまま。時間がたつにつれ、吐き出されなかった不満や、妻を信じられなかった心のゆがみが顕著になり、仮面夫婦のような冷め切った生活になってしまいます。

浮気した妻を責めるだけでなく、夫も日頃の夫婦生活を省みよう

妻と話し合ったら、夫としてすべきことがもうひとつあります。それは、普段の夫婦生活を内省することです。

浮気したほうが悪いのは当然です。妻は、浮気したことに対して責任を追及されなければいけません。しかし夫婦である以上、浮気した原因が片方にしかないのも少ないのです。妻がほかの男性と浮気した以上、自分にも落ち度があったかもしれない。その目線を持つことが、妻を許して再構築に向かうために重要です。

具体的に、どんな点を省みればいいのでしょうか。それは、妻と話し合った会話の中にヒントが隠されています。

妻がなぜ浮気したのか。その理由になんと言っていたでしょうか。ひとりで寂しかったから。夫婦のすれ違いが多かったから。性生活が浮気のきっかけであることも珍しい話ではありません。

一度話しあっただけでは、妻は本音を言うのを遠慮している可能性もあります。お互いに気持ちを理解できるまで、何度も時間をかけることが大切です。

妻はセックスに不満があったのかもしれません。愛情を家庭では感じられず、浮気相手に求めたのかも。いずれにせよ、妻が感じた不満をつくった原因に、自分がどのように関わっていたのか考えてみます。

妻が作ってくれた料理を、美味しいと伝えたことはあっただろうか。夜の生活は、お互いに満足しているものだっただろうか。

表面上の反省だけでは、夫婦の関係は変わらないのです。一度壊れた関係を修復するには、お互いの理解と時間が必要です。日頃の夫婦生活の中で、もっと自分が変われば妻も違ったのではという視点を持ちましょう。行動に移すことが妻の浮気を許し、新しい夫婦の絆を作ることへつながります。

妻の浮気を反省させるために、NGなしてはいけない行動

妻が浮気したことに、反省していない気がする。もっと妻の反省した態度みないと気が済まない!そんな風に怒りを抱えることもあると思います。

しかし、行きすぎた行動は相手に危害を与えてしまいます。夫婦関係が回復に向かわず、余計に悪化することもあります。

浮気が発覚し、夫婦での修復期間中に気をつけるべき行動には次のものがあります。

・妻を責め続ける

浮気された夫が、ついやってしまいがちな行動です。裏切られたという気持ちが強いあまり、罰する行動を妻に課してしまうのです。

たとえば、浮気をしたことについて毎日嫌味を言う。妻が話しかけても、無視する。妻の作った手料理を口にしない。こうした行動は、相手を責める行為です。

浮気の怒りがおさまらない気持ちはわかります。しかし再構築を目指すのであれば、感情にまかせた行動がどんな結果を産むか考えてみましょう。

妻は責め続けられて、泣いているのではないでしょうか。浮気をした自分が悪いとはわかっていても、そんな生活を長くは続けられません。浮気で受けたショックを、妻に受け止めてもらうプロセスは必要です。しかし、気持ちを伝えることと、相手を責めることを混同しないように気をつけましょう。

・暴言や暴力を振るう

もっともやってはいけない行為です。浮気された怒りのあまり、妻に暴力を振るってしまう。妻は反省するどころか、あなたに対して恐怖心と嫌悪感を抱くでしょう。

暴力で人をコントロールすることはできません。あなた自身も傷つく行為です。もし、感情的に我を忘れ暴力を振るいそうになったら、いったん妻とは距離を置くほうがよいでしょう。

妻の浮気を許すにしても証拠は重要!反省文や誓約書

妻が反省しているから、浮気を許そう。水に流す場合でも、証拠を残しておくことをおすすめします。なぜなら、浮気の慰謝料請求の時効は「3年」と決まっています。浮気の事実を知ったときから、3年間は慰謝料を請求することができるのです。

いまの時点では、妻とはやり直すつもりでも、この先のことは誰にもわかりません。離婚して、妻に浮気の責任追及をしたいと思うかもしれません。そうしたときに証拠があれば、過去の浮気でも泣き寝入りせずにすみます。

浮気の証拠として有効に使えるのは、次のものです。

・不貞行為がわかる写真や動画

浮気相手とラブホテルで密会している写真や動画は、不貞行為があるという動かぬ証拠として有力です。もし、浮気を調査している間にこれらの証拠を手に入れた場合は、妻を許したあとでも破棄せずに残しておくのがよいでしょう。

・妻の書いた反省文や誓約書

浮気発覚後、妻の反省を形にするために、反省文や誓約書を書く方法があります。こうした書類には、「浮気の詳細」「浮気相手との関係清算」「二度と浮気をしないこと」「浮気が再度発覚したときのペナルティー」を盛り込みます。

このとき、浮気の詳細に「不貞行為があったと認める」と記載しておくことが重要です。これにあわせて、浮気相手の氏名や住所といった詳細まであると良いでしょう。反省文や誓約書を作成したら、妻の署名と捺印をします。これにより、本人が不貞行為を認めたという証拠になります。

誓約書など形にすることは、浮気した本人に反省を自覚させ、今後の浮気防止とケジメをつけるきっかけになります。

妻の浮気を知ったあと、反省させることだけに気を取られるのは危険です。妻を責めてしまい、夫婦関係が悪くなってしまうかもしれません。妻の本音を聞き、自分自身も本音で語り合う。お互いにわかり合えた先に、再構築の道があるでしょう。

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