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夫の裏切り!浮気のフラッシュバックはいつまで続く?再構築のステップ


夫の浮気でフラッシュバックが辛い・・・裏切りから立ち直るには

夫が浮気、その事実を知った妻は、フラッシュバックに苦しみます。

フラッシュバックとは、精神的な傷を負った人が何かをきっかけに、当時のことを鮮明に思い出し精神的に不安定な状態になることをいいます。夫の浮気は、妻に対する裏切りです。すべての優しさは嘘だったのかと、心に大きな傷を負います。

数ヶ月で前向きになれたという人もいれば、数年たっても夫を許せないという人もいます。裏切りの傷が癒えるには、時間がかかります。そしてその時間は、「いつまでに」という期限はありません。焦る必要はないのです。

ちょっとしたことで、夫と浮気相手のメール文面を思い出し息苦しくなります。夫がスキンシップをとろうとすると、「浮気相手にもこんなことしてたのか」と悲しくなります。浮気の事実を知ったショックで不眠になることもあります。

裏切りのショックは、時間とともに徐々に薄くなっていきます。しかし、フラッシュバックが繰り返すうちは、苦しい思いをすることになります。裏切りから立ち直るために必要なのは時間です。その間の夫との接し方や、気持ちの切り替え方のヒントになる対処法についてご紹介します。

夫を許せない気持ちとはどう付き合う?悲しくなったときにすること

浮気が発覚し、夫は土下座。泣いてあやまっているけれど、許すという行為は難しいものです。

相手を許すには、自分が受けた苦しみを手放す必要があります。しかし、それはすぐにできるものではありません。喧嘩したから仲直りという風に、翌日から笑顔で夫婦としてやっていくのは、どんな人にとっても難しいことです。

夫の裏切りが辛い。浮気のことが思い出されて苦しい。訳もなく涙がでることがあります。悲しい気持ちになったとき、どんな風に過ごすのがよいのでしょうか。

・我慢しないで泣く

涙には、心のストレスを浄化する効果があるといわれています。悲しみを我慢していると心が麻痺してしまいます。我慢せず悲しくなったら泣くというのも、立ち直るために必要なステップです。

・夫と距離を置く

物理的に離れて暮らすことで、フラッシュバックの回数を減らします。顔を見るのも辛いという時期は、家庭内別居のようになるべく接触せず生活してみる方法もあります。時間が経つにつれ、苦しい気持ちが和らいできます。

・夫に気持ちを伝える

発覚から時間が経つにつれ、沈んでいる妻の様子に夫もどうしたらいいかわからなくなります。いらだちがつのり、それが夫婦喧嘩の原因になることも。フラッシュバックで苦しんでいる間、その気持ちを夫に伝えることも大切です。

責めているのではなく、気持ちを受け止めてほしい。聞いてくれたら、ちょっと楽になる。そんな点を伝えてみましょう。口で言うのが難しいときは、メールで伝えるのもいいでしょう。

・散歩で身体を動かしたり、単純作業をする

浮気のショックで、心は疲弊しています。フラッシュバックで何度も浮気されたことを思い出すのは、傷ついた体験を心に深く刻み込んでしまいます。そんなときは、まったく関係ないことをするのも、ショックを和らげる方法のひとつです。近所を散歩したり、あまり頭を使わない単純作業をしてみます。浮気の記憶から離れることで、少しだけ心が軽くなります。

こうした気持ちの切り替え方は、あくまで一例です。人によって、合う合わないがあります。フラッシュバックがつらく、夫の裏切りが苦しいという場合は、適切な医療機関を訪問してください。精神科医の受診やカウンセリングを受けるのは、傷を癒やすために必要な行為です。

夫は許せても浮気相手は許せない!仕返しに慰謝料請求

時間が経てば夫は許せるかもしれない。けれど、浮気相手は許せない! そんなときは、徹底的に慰謝料を請求しましょう。

浮気の慰謝料請求の時効は、浮気を知ってから3年です。浮気発覚から時間が経っている場合は、弁護士に相談してみるといいでしょう。

・慰謝料請求には、浮気の証拠が大事!

浮気の発覚時に、夫の携帯から浮気相手のメールや写真が出てきたら、これらを残しておきましょう。見たくないことなので、削除したくなるかもしれません。しかし、浮気の証拠がないと浮気相手に慰謝料を請求することが困難になります。

・浮気の証拠は、肉体関係があるとわかるものを

裁判で慰謝料を請求するとき、重要な争点は「夫と浮気相手の間に肉体関係があったか」ということです。キスだけのプラトニックな関係は、慰謝料を請求できる「不貞行為」にあたりません。そのため、夫と浮気相手がセックスする関係だとわかるものが証拠として求められます。

・慰謝料の相場は、ケースバイケース

離婚しないで浮気相手に慰謝料請求をする場合、50万円~100万円が相場といわれています。これは、裁判で慰謝料を請求した場合の目安の金額です。慰謝料の金額は、婚姻期間や浮気の期間など、そのほかの要因によって減ったり増えたりします。また、当事者間で話し合って慰謝料を決める場合の示談では、目安の金額よりも多く請求できることも。

慰謝料の請求は、ひとつのケジメとなります。夫が浮気し、裏切りで傷ついたあなたには、慰謝料を請求する権利があります。どうしても浮気相手を懲らしめたいというときは、探偵事務所や弁護士など、専門家の力を借りて慰謝料を請求するのをおすすめします。

裏切りからの修復に必要なこと!反省文や誓約書の作り方

浮気で夫の裏切りが発覚。離婚も慰謝料請求もしないけれど、これでいいのだろうか? 普通の夫婦に戻れるか不安が残ります。そんなときは、反省文や誓約書を作成し、夫の謝罪を形にして残しましょう。

反省文も誓約書も、名称は異なりますが「浮気の事実を認めたこと」「浮気を二度としないこと」を誓うものです。ネット上で検索すればひな形も見つかります。手書きの作成でも問題ありません。

書類には、以下の点を盛り込みましょう。

・浮気の詳細(浮気相手の名前、浮気した期間、不貞行為があったこと)
・浮気の関係清算(二度と浮気相手と連絡をとらない)
・浮気の再発防止(浮気が発覚したら、違約金などの罰則)

これに、夫の名前を書いてもらいハンコを押してもらいます。署名と捺印があることで、夫が紙に書かれた内容を事実だと認めたことになります。誓約書があれば、立派な浮気の証拠になるのです。

夫が浮気をしないか不安が残るときは、夫婦の間で浮気防止のためのルールを決めましょう。

・朝帰りは絶対にしない
・飲み会に行くときは、だれとどこで飲むの詳しく教える
・スマホを抜き打ちでチェックしてもよい

など、夫婦がお互いに納得できるルールを決めます。もし浮気した夫がこうした提案に賛成しないのなら・・・浮気を心から反省していないのかもしれません。浮気が繰り返される可能性があるか、注意したほうがよいでしょう。

夫の裏切りから信頼できなければ離婚?再構築できる?

夫が浮気し、離婚になるカップルもいれば、その後も長年夫婦として連れ添う場合もあります。この違いは何でしょうか。

大きなポイントは、浮気が発覚したとき、お互いの本音をさらけ出せたかという点です。夫婦は、合わせ鏡のようなもの。浮気したほうが悪いのは当然です。しかし、夫婦の間に何も問題がなかったとはいえません。夫が浮気をするまでに、夫婦の間ですれ違いがあったのではないか。なぜ夫が他の女性と浮気をしたのか。その気持ちを知ることが、その後も夫婦としてやっていくことにつながります。

夫は家族を裏切ったのに、浮気を水に流して今まで通り生活している。本当に反省しているのか、何を考えているかわからない・・・そうした状態では、気持ちの中に不信感が残ってしまいます。

夫婦として暮らすには、互いに信頼し合うことは不可欠です。お互いの気持ちを受け止め合えた先に、再構築の道が広がるでしょう。

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