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浮気中の夫や妻が、苦しい言い訳をして認めないときはどうする?


浮気中の人がバレないと思ってする苦しい言い訳とその心理

浮気がバレバレなのに、苦しい言い訳をする配偶者。そんなもの、信じると思っているのかな・・・と、半ばあきれたような気持ちになります。

浮気中の人がする苦しい言い訳には、次のようなものがあります

「仕事の相談にのっていた」

二人きりでのデートを目撃されたときにする言い訳です。「今日は楽しかったです」という親密そうなメールを見られたとき。雰囲気のよさそうなレストランで二人分のお会計をしたレシートがみつかったとき。帰りが遅くなったとき。

浮気じゃないの?と配偶者に詰め寄られたら、とっさに「仕事」という言い訳が出てきます。仕事であれば、なんとか誤魔化せる。「仕方なく付き合っていた感」をかもし出せるのも、仕事が苦しい言い訳に使われる理由です。

「酔っ払ったのを介抱していた」

二人きりで異性とラブホテルに入っていく姿を目撃されたら。ふつうであれば、浮気しているという言い逃れのできない事実です。しかし、浮気を認めたくない妻や夫は、苦しい言い訳を考えます。

酔っ払った相手であれば、見過ごして帰れない。なんとか横になれる場所を探そうと、仕方なくラブホテルへ。急性アルコール中毒が心配だから、一晩そばで介抱した。

酔っ払った人を放置するなんて、と思うのはわかります。しかしながら、既婚者が異性の友人をホテルで一晩介抱するのは、どう考えても不自然です。同性の友人に代わってもらうなど、ほかにも手段があったはず。どうしてもなら、泊まるまえに配偶者に相談すべき。放置できないならば、タクシーで自宅につれてくるという方法もあるのです。

そうしたすべきことをしなかったという点で、非常に苦しい浮気の言い訳といえます。

「二人きりではなかった」

浮気相手の家に入っていく場面を目撃されたときにする苦しい言い訳です。異性の家に、既婚者が気安く出入りするのか? それも何回も? 夜の時間帯に手をつないで仲睦まじい様子で? さまざまな突っ込み所が思い浮かびます。

しかし、ふたりきりの空間ではなかった。ただの飲み会だったと言い切れば、浮気を否定できる。とにかく認めさえしなければ、配偶者はわからないだろうと考えています。

どの言い訳も、冷静に考えれば嘘だと論破できる穴がみつかります。しかし、浮気発覚時は当人は冷静ではありません。浮気を指摘され、頭は混乱しています。とにかく自分が認めなければ、浮気はバレないだろうという一心で苦しい言い訳をします。

問い詰めているほうも、言い訳を頭から信じるわけではありません。しかし、「そんなにも言うなら・・・」と、「浮気して欲しくない」という心理から配偶者の言い訳を信じてしまうこともあります。

苦しい言い訳を本気にする?浮気を許したら半分の人は後悔している

苦しい言い訳をするひとは、ほとんどが浮気相手と別れたくないと思っています。責任を追及されたくない、慰謝料を払いたくない、浮気相手と別れたくない。そういった気持ちから、浮気を隠そうと嘘をつきます。

もし、配偶者がその言い訳を信じてしまえば。浮気をしている妻や夫にとっては、しめたものです。隠れてこっそりと、浮気を継続することができるのですから。

あのとき言い訳を信じていなければと、あとになって後悔しても遅いのです。怪しい行動や証拠があるにも関わらず、浮気の苦しい言い訳をしてきたときは、「冷静になる」という点が大切です。

一晩、無断で外泊して帰宅。ラブホテル街を歩いていると友人からきいたので、問い詰めたら「酔っ払った友達を介抱していた」。残業で遅くなった日に、「今日は楽しかった。またね」と異性からメールが入ってる。聞いたら、「仕事の相談に乗っていただけ」。

他人がみれば、どう考えても浮気の兆候と思えるものばかり。しかし、配偶者を愛している身からすると、「浮気して欲しくない」という一心で判断を誤ることがあります。

証拠は確保しつつ、第三者の話を聞いてみましょう。冷静に判断できます。他人が聞けば、どう考えてもおかしい言い訳であれば、確たる証拠をつかんで慰謝料請求や離婚の対策を練りましょう。

恋愛で体の関係がなければ浮気じゃない?言い訳を論破する根拠

浮気の苦しい言い訳でもっとも多いのが、「セックスはしていない」というものです。法律上、慰謝料を請求したり離婚が認められる「浮気」とは、不貞行為があることを指します。不貞行為とは、性的な肉体関係をむすぶこと。つまり、手をつないだりキスをしたというだけでは、裁判では浮気だと認められません。

その法律の解釈を逆手にとり、浮気をしているひとは「肉体関係はない」と主張します。気持ちは浮気相手に傾いたことがあっても、セックスはしていない。それならばセーフ。だから許して!というのが、浮気をする配偶者の言い訳です。

しかし、いわゆる挿入をともなうセックスでなければ、浮気の不貞行為とは認められないのでしょうか?裁判では、不貞行為とは挿入をともなうセックスだけとは限定していません。性的類似行為といって、裸になって抱き合い射精する、もしくはオーラルセックスも不貞行為にあてはまると考えられています。

つまり、ホテルへ行ったけれど挿入はしてないから不貞行為ではないという主張は、成り立ちません。ラブホテルや相手の家に出入りしているという事実があれば、じゅうぶん浮気の責任を追及できると考えられています。

証拠があっても苦しい言い訳で認めないなら、離婚の裁判に訴えるしかない

ラブホテルに出入りするような現場を押さえた写真。相手の家に入っていく写真。これらは、有力な不貞行為の証拠として考えられます。

しかし、浮気を絶対に認めたくない妻や夫は、セックスの場面を押さえた動画でもない限り、言い訳をして浮気の事実を否定します。こうした相手と離婚の話を進めようとしても、らちがあきません。のらりくらりと言い訳をし、離婚にも同意しないでしょう。逆ギレされて、浮気の証拠を消去されることもあります。

話し合いで解決しない、でも離婚をしたいという場合には、法の力をかりましょう。離婚はまず、夫婦で話し合うというのが原則です。そのため、すぐに裁判に訴えることはできません。

話が通じなければ、申し立てるのは離婚調停です。調停では、中立的な第三者が間にはいり、双方からの意見を聞きます。その主張をもとに、離婚についての決断を下します。調停でも話がまとまらなければ、次は離婚裁判です。

集めていた証拠が、裁判では役に立ちます。たとえ、浮気している妻や夫が「ホテルでなにもしていない」と主張したとしても、密会現場を押さえた写真は確たる浮気の証拠として考えられます。ほかにも、浮気相手とのメール・デートの領収書・残業や休日出勤の記録なども、浮気しているという事実を補完する証拠になります。

密会現場の写真は、1回だけよりも複数回の現場を押さえたほうが、より説得力が高くなります。1回きりであれば、「酔って介抱していた」という可能性もゼロではありません。しかし、毎週のように同じ相手とラブホテルに行っていれば、苦しい言い訳は通用しないのです。

話し合っても妻や夫が浮気を認めないのであれば、証拠をそろえて弁護士に相談しましょう。そして、離婚の裁判に向けて準備を整えます。

浮気した夫や妻と離婚するか修復か!?苦しみは慰謝料請求で晴らす

離婚するにせよしないにせよ、浮気した配偶者に慰謝料を請求することができます。慰謝料請求は、示談でも裁判でも可能です。離婚裁判の場合は、そのなかで離婚と慰謝料について争うことになります。

慰謝料を請求するときに重要なのは、浮気の証拠があることです。苦しい言い訳で配偶者が事実を認めないのであれば、離婚裁判と同様の条件で、浮気の確たる証拠が必要です。

なお、離婚する場合としない場合では、慰謝料の相場が異なります。離婚する場合は、200万円~300万円。しない場合は、50万円~100万円と考えられています。これは、あくまで裁判での相場です。状況にあわせて、金額は変動します。妻が浮気相手の子を身ごもっていたり、夫が長年同じ相手と隠れて浮気していたようなケースでは、慰謝料の増額要因となる可能性があります。

離婚しないケースでは、慰謝料の金額相場は低く見積もられます。そのため、裁判に訴えてまで配偶者に慰謝料を請求するのであれば、弁護士費用と裁判費用をかけても元がとれるのか、慎重に検討しましょう。

浮気はいつまでも言い逃れできるものではありません。苦しい言い訳で、配偶者が事実を認めないのであれば、浮気の証拠をつかんで法的手段に訴えるのが一番かもしれません。

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