浮気NG.com|不倫や離婚など夫婦トラブルに役立つ情報&経験談

浮気NG!夫婦の浮気問題や離婚などの経験談

夫の浮気で修羅場を避けたい!浮気相手と別れさせるためにできること


夫の浮気に修羅場はつきもの?揉めずに浮気相手と別れさせる方法はあるか

夫の浮気発覚となると、頭によぎるのは「修羅場」という文字です。とりわけ、浮気相手と夫を別れさせるのに、揉める修羅場はつきものといえます。

想像してみましょう。浮気相手は、恋愛の熱に浮かれている状態です。そこに正妻が表れて「夫と別れてください」と言われたら、精神的に不安定になり、攻撃的な行動に出る可能性があります。

ドラマのような出来事ですが、浮気問題を解決しようとしたら、浮気相手とトラブルが起こる可能性は十分にあり得ます。

たとえば、浮気相手が怒りのあまり家に押しかけてきたら? 子供がいれば、家族に危害が及ぶのではないかと心配です。浮気相手が自暴自棄になり、夫の会社に浮気の事実をバラすかもしれません。

浮気の証拠をつかんだとしても、夫と浮気相手をすんなり別れさせられるわけではありません。事情がもつれれば、浮気相手がストーカー化することだってあり得るのです。

揉めずに浮気相手に手を引かせるにはどうしたらいいのか。対処法をみていきましょう。

浮気相手に「別れて」と言ったら怒りで修羅場に!?危険な浮気相手か見極める

夫の浮気相手が、揉めて修羅場になるタイプかどうかは、性格や年齢によりけりです。夢見がちで、浮気という恋の熱に犯されている人間ほど、現実をつきつけられたときに逆上しやすいといえます。また、結婚に強い憧れを抱いているタイプは、別れさせるまでに時間がかかると考えていいでしょう。

修羅場になりそうな浮気相手のタイプには、次のような人たちがいます。

・自分を悲劇のヒロインだと思っている

正妻が別れないから、愛する二人が一緒になれないと、悲劇のヒロインになった気分でいるタイプです。夫から、「妻はなにもしてくれない」と悪評を吹き込まれている可能性も高いです。浮気相手が、正妻を敵視することはよくあります。「主人と別れてください」といって、話がかみ合わない浮気相手は要注意です。

・相手が既婚者とは知らなかった

完全に浮気相手も被害者というパターンです。夫が未婚と嘘をついていて浮気相手と付き合っていた。この状態では、浮気相手に不貞行為の責任はありません。

ただし、浮気相手が慰謝料の支払い責任を免れるために、既婚者と知らなかったと嘘をついている可能性もあります。夫と浮気相手のメールのやりとりなどから、経緯や状況を確認することが重要です。

・夫の子供を妊娠している

万が一、浮気相手が夫との子供を妊娠していたら、別れることを拒否する可能性が高いです。別れたとしても、子供の認知を要求するケースもあります。

・結婚に憧れを抱いている

悲劇のヒロインと同じく、別れさせるのに時間がかかるタイプです。浮気の関係性が数年にわたり続いていたなら、浮気相手の結婚への期待も高くなっています。正妻だけではなく、夫へも憎しみの矢が向かうことがあります。

このように、浮気相手がややこしそうなタイプであれば、一番安心なのは交渉をプロに任せることです。弁護士に依頼すれば、浮気相手への連絡から慰謝料の交渉まで、すべて代理人として請け負ってくれます。

自分の連絡先を浮気相手に伝えないこともできますし、浮気相手からの暴言に身をすり減らす必要もありません。お金はかかりますが、なにより身の安全が大切です。ご家族やあなた自身の心など、守るものがあるのならプロに任せることを検討してみてください。

修羅場を避けて話し合うには!穏便に夫と浮気相手を別れさせるためのコツ

もし自力で浮気相手と話し合うなら、修羅場になる可能性を踏まえて、セッティングをしましょう。ちょっとしたことに気をつければ、最悪自分の身に被害が及ぶことを避けることができます。

・第三者を同席させる

一番安全な方法です。信頼できる友人や、男兄弟などに同席してもらいましょう。夫が同席すると、より浮気相手の精神を刺激する可能性があります。そのため、同席してもらうのは第三者のほうが望ましいでしょう。女性の友人よりも、男性のほうがいざというときに安心です。

・ファミレスなど、人気のあるところで会う

浮気相手と直接会って話をするなら、人目のある場所を選びましょう。一番タブーなのは、自宅もしくは相手の家です。相手の家では、なにがあるかわかりません。自宅に招いたとしても、浮気相手を刺激させることになりかねません。また、自宅を特定されてしまう不安も残ります。

第三者が同席しない場合はとくに、ファミレスやホテルのロビーなど、人目があるところで会いましょう。

・「会話を録音します」という

話し合いでは、最初に「この会話を録音します」とボイスレコーダーを活用することをお勧めします。人は録音されていると思うと、警戒心が働きます。その警戒心が自制心となり、浮気相手が突飛な行動に出るのを防いでくれます。

万が一、浮気相手が暴走して修羅場になった場合でも、ボイスレコーダーが浮気相手の暴力行為や暴言の証拠になってくれるでしょう。

・相手を脅迫させるような言い方は避ける

一番大事なポイントです。夫に浮気されたということで、あなたも頭に血が上っていると思います。しかし、浮気がバレて反省するタイプではなく、逆上するタイプの浮気相手であればこちらが感情的になるほどぶつかってしまうことに。

「慰謝料を払わないと、あなたの家族に話します」といった、脅迫的な物言いはなるべく避け、事実と要求のみを淡々と伝えることに徹しましょう。

話し合いの場を設け、慰謝料請求の要求と関係清算を迫っても浮気相手が別れることに同意しないのであれば、長居せずに早めにその場を立ち去りましょう。長々と話し合っても、結論はその場で出ません。

会ってみて話が通じない、危険をを感じる浮気相手なら、次からは弁護士を間に挟み、直接接触を避ける方がよいでしょう。

慰謝料請求は、修羅場を解決させる最終手段!?請求のポイント

別れたくないと、感情面でもつれてしまった浮気相手には、慰謝料を請求して別れさせるしかありません。慰謝料を請求するときの、重要なポイントを見てみましょう。

・可能な限り、浮気の証拠をつかむ

なによりも重要なポイントです。夫と浮気相手の間に、肉体関係があるとわかる証拠をつかみましょう。示談の交渉段階では、証拠をすべて見せる必要はありません。最後の切り札としてとっておくほうが、交渉がスムーズに進むこともあります。

・自宅に慰謝料請求書を内容証明郵便で送る

慰謝料を請求するとき、口頭やメールでの連絡は避けましょう。それよりも、慰謝料請求書を作成し、内容証明郵便で送付します。それにより、「慰謝料を文書で請求された」という事実が、浮気相手の心にプレッシャーを与えます。

・慰謝料請求書の文章は、かしこまった文面で書く

より浮気相手にプレッシャーを与えるには、慰謝料請求書の文面は口語のような軽い文体ではいけません。あたかも専門家が書いたような、かしこまった文書を用意します。内容証明郵便を利用する際は、用紙一枚につき文字数と行数が指定されているので、事前に確認しましょう。

・やりとりは、電話でなくメールで行う

浮気相手と直接やりとりする場合は、電話ではなく出来るだけメールを利用しましょう。メールを通すことで、やりとりがすべて残ります。たとえ相手が脅迫的な言い方をしてきても、メールであれば証拠として保存しておくことができます。

繰り返しになりますが、逆上すると人は何をするかわからないものです。浮気相手が興奮していたり、不安定な精神状態であれば、弁護士を間に挟んでの交渉や裁判を検討するほうがいいでしょう。

浮気発覚で夫と修羅場になっても、再構築したいときのその後の接し方

浮気相手と別れさせたあと、残るのは夫との関係性です。もし浮気発覚で夫とも修羅場となれば、後々の再構築で自分の気持ちを落ち着かせること、夫を信頼することが鍵となります。

とくに、浮気のショックは大きいほど後から心や体に不調となって表れます。浮気発覚時は平気だと思ったのに、事が落ち着いてから吐き気や不眠に悩まされることも少なくありません。

大きなショックを受けると、人は興奮状態に陥ります。そのため、一時的には肉体的・精神的なダメージに鈍くなります。しかし、その状態は長くは続きません。しばらくして興奮状態が落ち着くと、一気にショックを受けた症状が出てくるのです。

あるとき、ふと鮮明に浮気のショックが思い出されます。気持ちが沈んだり、落ち込んだりもします。こうした症状が現れたら、あなたの心が悲鳴を上げている証拠です。無理をせず、ゆったりと過ごせる時間を作ってみてください。専門家のカウンセリングを受けるのも、気持ちを整理するのに役立ちます。

夫の信頼を回復させるには、行動を積み重ねてもらうほかありません。ときには、夫とぶつかることもあるでしょう。しかし、浮気から立ち直るにはなによりも時間が必要です。再構築しようと思って、明日から元通りというわけにはいきません。浮気した夫に、その点をしっかりと理解してもらうことが重要です。

浮気を二度としないという言葉が嘘ではないことを、身をもって証明してもらいましょう。誓約書を作ったり、浮気予防のためのルールを作るのは、行動で示す方法のひとつです。

特集記事一覧