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夫がつい浮気してしまう心理!効果的な浮気予防の対処法を学ぶ


既婚男性が浮気する心理とは。「性欲」だけで浮気をするわけではない?

どうして結婚しているのに、ほかの女と浮気をするのでしょう。代表的な原因は、夫が性欲から浮気に走るパターンです。

でも、男性は性欲だけで浮気をするわけではありません。

浮気は、疑似恋愛です。ドキドキのフォルモンを楽しみたいという気持ちがあります。またセックスは、究極のコミュニケーションでもあります。性欲を発散したいだけではなく、相手に肯定されたいという気持ちから、セックスをするのです。

つまり、浮気する男性は、心の中にある寂しさをセックスで埋めているということです。

たしかに浮気する既婚男性は、性欲解消で浮気するのかもしれません。でも、その裏側に満たされない心が隠れていることもあります。どんなときに、男性が寂しさを感じてしまうのか、それがわかれば夫の浮気予防に役立てることができます。

毎日の忙しさで、夫婦の会話が素っ気ないものになっていないでしょうか。セックスの回数が減っていますか。夫と笑顔で話すことが少なくなったと感じますか。思い当たる節があるのなら、夫が心の中に寂しさを抱えている可能性があります。そしてそれが、浮気へと走らせてしまうのかも。

ここでは、夫がなぜ浮気をするのか。その心理についてご紹介します。そして、日々の関わり方から浮気を予防する方法についてみてみましょう。

夫の浮気は「遊び」?それとも「本気」?浮気相手に本気になる男性心理

そもそも、浮気には2種類あります。遊びの浮気と、本気の浮気です。

離婚して浮気相手と一緒になるのが本気の浮気で、妻の元に戻ってくるのが遊びの浮気と考えるでしょうか。それは、違います。実は、離婚しなくても本気になってしまう浮気もあります。

本気か遊びかの境目は離婚するかどうかではなく、夫の気持ちです。肉体的な快楽を得るだけではなく、精神的なつながりを浮気相手に求めている場合、その浮気はより本気度が高くなります。

たとえば浮気相手とただホテルに行くだけでなく、仕事の悩みを打ち明けたり、浮気相手の家で夕飯を食べて安らぎを感じたり。つまり、夫の心の中に、浮気相手のスペースが大きくなるのが本気の浮気なのです。

これは、夫が家庭で居場所を感じてないときほど、浮気相手に精神的に依存する傾向が強くなります。たとえば、帰宅しても家族は全員寝ている。休日に夫婦でゆっくり話をする時間がない。誰が悪いわけでもありませんが、とくに子育て中であったり、共働きの夫婦は時間がありません。夫の仕事が激務である場合も、夫婦のすれ違いに拍車をかけます。そのため、一緒にいるにもかかわらず、夫婦の心の結びつきが弱くなってしまいます。

その心に入り込むのが、浮気相手という第三者です。たとえ浮気がバレた結果、離婚することにならなくても、浮気相手に本気になった夫との間には、大きな溝ができています。なぜ夫は寂しさを抱えていたのか、その原因を理解しないと、夫婦の修復はより一層困難になります。

妻の妊娠中や単身赴任、寂しさから浮気に走る夫が心配なら…

では、寂しさが夫を浮気に走らせるのなら、妻が妊娠中で夫婦のコミュニケーションが減ったり、単身赴任中で物理的に会えなかったりする期間は、さらに注意が必要です。

とくに、単身赴任は浮気の危険性が高い期間だとえいます。なぜなら、夫は独身状態で生活しているからです。いつ、誰と会っても妻に文句を言われることはありません。単身赴任先の部屋に女の子を連れ込んでも、バレるなんてことはそうそうないでしょう。

夫は浮気をしないタイプだと思っていても、単身赴任先で女が近づいてきたらコロッと惹かれてしまう可能性が高くなります。とくに、次のような女性に対して、さみしがり屋の男性は弱いです。

・料理が得意
・風邪のときに心配してくれる

単身赴任では、食事も味気ない物になります。そのため、妻の手料理を恋しく思うでしょう。また、体調が悪いときは心が弱っています。そんなときに優しくされたら、ぐっと心の距離が近づきます。

こうした危険な女性は、すぐ単身赴任男性に近づくワケではありません。徐々に、距離を詰めていきます。なぜなら、見知らぬ相手から料理を振る舞われたり体調を心配されても、心理的な警戒心からむしろ距離を置くだけだからです。そうではなく、仕事や飲み会などで親しくなり、プライベートの連絡先を交換。メールで距離を近づけつつ、奥の手として料理や風邪のお世話をするのです。

そのため、単身赴任中の夫に女性の影が見えたら危険信号だと思っていいでしょう。職場の女性が、不用意に近づいていないか確認するには、定期的なコミュニケーションを欠かさないことが肝心です。

寝る前は電話で話す。ご飯のタイミングで、毎日家族でスカイプするなど、他愛もない会話を続けるようにしましょう。そして毎日会話をしていれば、夫の微妙な変化にも気づきやすくなります。また、寂しさが浮気へ走るきっかけになるのなら、なるべくその寂しさを取り除くことが、浮気予防につながります。

それから、夫の単身赴任先に遊びにいくのも、浮気予防の効果があります。独身状態だけれど、完全に自由ではない。夫に家族の存在を思い出してもらうことが大切です。

浮気したけど離婚したくない…意味不明な夫の心理を理解するのが修復の鍵

さて、浮気する心理が寂しさによるものだと理解できても、妻が混乱するのは浮気したのに別れたくないという夫です。

とくに、浮気相手とのメールを見てしまった場合には、より夫の心理がわからなくなります。なぜなら、妻には「愛している、わかれたくない」と言っていても、浮気相手に「妻との生活は無理」と愚痴をこぼしているのです。どちらが夫の本音なのか、信じられないのも無理はありません。

離婚したくないという夫は、なにを考えているのでしょうか。

ひとつは、子供に会えなくなるのは嫌だというケースです。家族として、子供に愛情を注いでいる。離婚して会えないのは耐えられないと考えます。

もうひとつは、一人が嫌だという点です。離婚して、浮気相手と一緒になれるかは100%確実ではありません。浮気相手も既婚というパターンもあります。

また、家庭と浮気相手は男性にとって別物です。浮気相手は体の関係を持ち、たまに癒やされるのはぴったりだけれど、一緒に家庭を築きたくないと考えます。

なんとも身勝手な言い分ですが、夫の口から出ている言葉は、ある意味どちらも本当なのです。浮気相手のことは好き、でも家族も大事、離婚はしたくない。

その気持ちを受け止めるかは、あなた次第です。浮気相手とキッパリと別れ、家庭を第一に考えると夫が言うのであれば、誓約書にサインしてもらい形に残しましょう。言うことがコロコロ変わるのであれば、信用はできません。もしまた浮気したときに備えて、夫の謝罪を紙に残します。

一方で、夫が妻との生活に不満を感じていたのも事実です。なにが夫婦の間に溝を作ったのか。それを理解することが、夫婦の関係性を修復するのに役立つでしょう。

夫の浮気を予防するなら、今日からできる妻が気をつけること

ここまでみてきたように、男性とはさみしがり屋の生き物です。そのため、妻は「家族のため」と思い家事や育児に奮闘していても、夫は構ってもらえないと寂しさを感じてしまうことがあります。

夫が浮気の誘惑に引きずられないためには、こうした寂しさをこまめに解消させることがポイントです。

・メールで愛情を伝える

夫婦生活が長くなると、メールも素っ気ないものになります。けれど、なるべく可愛らしいスタンプや絵文字を使ってみましょう。口に出すのは恥ずかしくても、メールであれば愛の言葉を伝えられるはず。ありがとうの感謝の言葉を述べたり、好きだよと伝えれば、夫はそれだけで嬉しくなります。

・夫婦の時間を持つ

家事に育児、そして仕事と、働き盛りの夫婦には時間がありません。けれど、毎日の生活に追われていると夫婦で過ごす時間が少なくなります。楽しみがなく、一緒に生活している意味はどこにあるの?とむなしさを感じるように。

家事を手抜きしたり、子供をたまには預けて夫婦で外出したり。オシャレして、恋人時代の新鮮な気持ちを取り戻しましょう。

・寝る前に、マッサージをする

なにかをしてもらえるというのは、愛情を感じられる行為です。寝る前に、疲れた足をもんであげたり、マッサージするのは夫婦のリラックスタイムになります。交代でマッサージするのもいいでしょう。

長く一緒にいる相手ほど、忙しい毎日の雑事に追われ気遣うことがおろそかになってしまいます。好きな料理を作ったり、体調不良を心配したり、ちょっとしたことから愛が伝わると、男でも女でも嬉しくなるものです。

浮気というのは、性欲解消のためだけにするのではありません。誰かとつながりたい、肯定されたいという寂しさが、浮気相手のアプローチに引きずられてしまうのです。それならば、毎日の小さな愛情を伝える行為が、夫の心の中に浮気する隙間ができるのを塞いでくれるでしょう。

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