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浮気NG!夫婦の浮気問題や離婚などの経験談

自分の奥さんがもし浮気してたら許せる?心配だけど『確かめるのは怖い』


【追求する?】妻の浮気が心配だけど真実を知るのが怖いとき

「妻が、まさか浮気している?」例えば、いつもは夕飯前に帰宅していた妻が、いつからか残業が増えて帰りが遅くなった。「特にこまめに連絡をとる友達もいないし」と携帯電話を机の上に置きっぱなしにしていた妻だったのに、最近は携帯電話を眺めている時間が増えた。タンスの中にあまり見たことがない服が増え、下着も派手になったんじゃないか。

いままで静かな水面のように平和だった心の中に、小さくさざ波立つ波紋。真っ青な晴れ渡る空に、突如として表れた小さな灰色の雲。些細な日常の変化が、違和感となって、頭の中が妻に対する猜疑心でいっぱいになっていく。妻は美人で結婚前も異性からモテていたようだし心配、と今までは思っていたとしても、「結婚」という信頼関係で結ばれた二人は簡単に崩れることはありませんが、配偶者が浮気をしているかも、と思ってしまったら、一度沸き上がった猜疑心はなかなか消すことはできないですよね。

些細な変化の積み重ねから浮気を疑いだしたとしても、浮気を問い詰める行動は妻の浮気に直面することでもあり、そこには恐怖心が伴います。真実を知るのは怖いけど、不安で妻の行動がひとつひとつ気になって仕方がない。美人で可愛い妻が、もし浮気をしていたらどうしよう。妻を失うことへの恐怖、裏切られているかもしれないという不安。

ふと机に置かれた妻の携帯電話を覗いてみたら、浮気の真相がわかるかもしれない…でも、直視する勇気がない。
妻が浮気をしているかもしれない、という疑惑に眠れる夜を過ごしながら、けれども真相を知るのは怖いという場合、ただ黙認するしかないのでしょうか。

【知らぬが仏?】妻の浮気発覚によって関係が壊れてしまう心配もあるなら

妻が浮気をしているかもしれない。日々の行動から限りなく確信に近い予感を持った時、どうするのがよいのでしょう。浮気をやめさせたい、別れさせたい一心で妻の行動を調べ浮気の証拠をつかんだとしましょう。その場合、たとえあなたが望んでいなかったとしても、最悪「離婚」という可能性があることをまずは心にとめておきましょう。

妻の浮気を追求して離婚するつもりがなく、ただ妻に反省してほしいだけ、と思っていても問い詰められたことで妻が開き直るケースもあります。また、実は妻は浮気をしておらず、自分の勘違いだったという場合、疑われたということを知った妻がショックを受け、信頼関係にヒビが入ることもあるでしょう。浮気を疑いながら真相を追求することに悩むというのは、大変苦しいでしょうが、実際の行動に移す際は慎重な対応が必要です。

妻を愛しているが故に、夫婦関係が崩れることを望まず、妻に問い詰めることを「あえて」しないという方もいます。妻の浮気が一時のものであれば、夫が何も追及せずそのまま夫婦関係がもとに戻るということもあるかもしれません。

しかし、妻が遊びの浮気を繰り返すうちに本気となり、そのまま離婚を申し立てられるというリスクもあります。夫婦のどちらかが浮気をする場合、気付かぬうちに二人の関係に何かしらの問題が発生しているもの。浮気を追求するという行為は、夫婦関係を終焉に向かわせる恐怖の一歩に感じる方もいるかもしれませんが、事実を認め、夫婦のカウンセリング等で互いに向き合う内に、互いの心の中に秘めた不満や問題点に気づき再度良い関係に戻れるケースもあります。いずれにせよ、離婚を考えるのであれば、浮気という不貞行為の確かな証拠が必要になります。

【本当に許せる?】愛しているから許すVS愛しているから許せない

浮気疑惑が証拠をつかんで事実となった場合、あなたは本当に相手を許せるでしょうか。信頼していた配偶者からの裏切りは、想像している以上の大きな傷を心に残します。悲しみや失望を感じ、その先には愛しているが故に、相手の裏切り行為への大きな怒りを抱くことでしょう。

離婚を望まず、妻に反省してほしいと思っていたとしても、はじめから妻の浮気を許すつもりだったとしても、真実を知った後その怒りのエネルギーの矛先をおろせなくなることもあります。もし、心の中の失望や怒りを消化できない状態が続けば、浮気問題がたとえ表面上落ち着いたとしても、元の夫婦関係に戻るのは簡単なことではありません。浮気を妻が認め、相手との関係を清算すれば心の葛藤が収まるのか。それとも、心からの謝罪の他に、浮気相手へ慰謝料請求など法的な「罰」を課すことで自分の心の傷を癒そうとするのか。

愛しているから許せる、愛しているから許せない、それは浮気された側の気持ちをどう浄化するかという問題でもあります。一概に愛があれば簡単に「再構築」や「離婚」というカードがきれるわけではないというのが夫婦というものでしょう。

【信じる】疑ったり心配するよりも信じて大切にするほうが効果がある?

もしあなたが妻をまだ愛しているならば、信じる気持ちを優先し疑うことをやめる、という選択肢も残されています。仮に妻が浮気をしているとしても、あなたが信頼できる優しい夫であり続けるのであれば、妻は罪悪感から浮気を清算するかもしれません。

仕事で疲れているときに労わりの言葉をかけてくれる、毎日の料理や掃除など相手がやった家事に感謝の気持ちを表してくれる、そんな夫に妻の気持ちが戻ってくることもあります。妻が浮気をする心当たりがもし自分にあるようでしたら、その問題を解決することに先に注力することも大切です。

例えば、仕事が忙しすぎて一緒に食事をとることもままならず、気持ちまですれ違い始めた夫婦が、夫が二人の時間を大事にしようと週1回の晩酌の時間を設けたことから夫婦関係が改善するような例もあります。疑心暗鬼になって相手を責めたり心配する気持ちもあるかもしれませんが、円満な夫婦関係に戻るには、束縛することよりも、妻を信頼し二人の関係を大事にするほうが夫婦関係の継続には効果があるでしょう。

【我慢できないなら】心配で耐えられないなら、離婚覚悟で問い詰める??

一度は妻を信じようと思っても、モヤモヤして仕方がない、どうしても疑う気持ちが晴れない場合、離婚も覚悟して真相を追求するというのも一つの手です。専門家や探偵に依頼するという方法もありますが、もしその行為が妻に知られた場合、関係性が一気に悪化する可能性もあるので慎重に行動しましょう。

浮気疑惑を不問にせず、妻に問いただすのは、妻の気持ちに向きあうチャンスでもあります。長年連れ添った夫婦ですら、些細な日々の生活の不満というのは平和な結婚生活を望むからこそなかなか言い出せないものです。
ましてや、つい最近まで他人だった二人が、夫婦となって家庭という場所を築いていくには、お互いの思っていることを知り、対話を通じた努力の積み重ねが必要です。なぜ妻が浮気をしてしまったのか、その根本となる原因を二人で探ることが、夫婦関係の再構築のキッカケになるケースもあるでしょう。

また、浮気の疑惑を調査し結果的にシロで何事もなければ、安心できるというメリットもあります。ただし、証拠をつかみ真相を追求することで、最終的に離婚となってしまうケースもありますし、夫婦関係の悪化というリスクは常にあるので行動に移すにはそれなりの覚悟が必要です。

追求するにせよ、不問にするにせよ、どちらにしても最初はイバラの道かもしれません。しかし、その道を抜けた後、あなた自身の心の平穏を取り戻せるのはどの選択肢なのか、怒りや辛い気持ちを一旦おいておいて冷静に考える時間も必要だと思います。

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