【上司とのW不倫】本屋が待ち合わせ場所?!夫には休日出勤だと…
酔った勢いで上司に迫った新婚の新妻の私
わたしは27歳女性です。わたしが同い年の夫と結婚して半年ほど経ったところで、かねてから尊敬していた上司が、わたしの直属の上司に異動してきました。わたしは新婚だったにも関わらず、同じ年で子どもっぽい自分本位の夫との生活に息が詰まりそうでした。
そんなとき、仕事で取引先の方の接待で飲食し、お開きになったところで酔っ払った勢いで、上司に告白し自分からキスしてしまいました。その週末、夫に休日出勤とうそをつき、大好きな上司と即不倫関係になりました。わたしより一回り年上の上司は、ものすごくテクニシャンでした。それまで、わたしもいろんな経験をしてきたつもりだったのですが、初めて本当に快感を教えてくれたのが、上司でした。
夢中になるけど、何事もなかったように切り替えられる
そうなると、わたしのほうが夢中になり、何度も何度も求め、そして応えてくれました。昼ごろ新宿駅の大型書店の決まった棚の前で待ち合わせして、お昼を食べてシティホテルに缶詰めになり日が暮れるまで、お互いを堪能しました。
そのことしか考えられないほど燃え上っているのですが、帰りに電車の中では、頭を切り替え何事もなかったように帰路に着き、夕飯の支度などしていたのです。女って怖いですね(笑)男としても、社会人としても、上司のほうが格段に上だったので、夫のことがますます救いようがない小さな男に思えて、罪悪感など全く感じませんでした。
上司には奥さんとお子さんがいました。奥さんは大学の同級生で、あまりうまくいっていない様子でしたが、お子さんのことはとても大事に思っているようでした。わたしも結婚しているし、離婚してわたしと結婚して欲しいとはまったく思わず、ただひたすら今のこの状態が1日も長く続いて欲しいと思っていました。
今思うと、よく夫に最後までばれなかったと思いますが、夫もまさか新婚の妻がそんなことになっているなんて想像もしなかったのでしょうね。さすがに毎週土曜日出勤というのは、怪しまれるので密会は月に1、2回がせいぜいだったと思います。
フェイドアウトしていった今でも忘れれない上司
こんな関係が丸3年続き、肌も馴染み、お互いのして欲しいことも知り尽くし、さらけ出し、おぼれ続けました。飽きがこないのです。仕事場では普通の上司部下を演じ、業務に支障をきたすこともなく、すべてが思い通りでした。
そんなある日、わたしにばちが当たります。最愛の母に乳がんが見つかり、一気に現実に引き戻されました。一方では不倫におぼれながらも、一方には母親思いの娘でもあったのです。とにかく母のことが心配で、事情を知る上司も理解して待っていてくれたのですが、そうこうするうちに上司が札幌に転勤になってしまい、なんとなくそのままフェイドアウトすることになりました。
責めるでもなく、すがるでもなく、事態を受け止めフェイドアウトしていった上司のこと、今でも忘れられません。甘い思い出です。ちなみに、夫とは上司とは全く無関係な問題で離婚しました。本当にせいせいしました。