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男の浮気は治らない?離婚すべきか…浮気癖がある嘘つき旦那


男が浮気をする原因|そもそもなんで浮気するの?どういうつもりなのか

何度も浮気を繰り返す夫。発覚の度に「別れたくない」と泣いて謝るのに、ほとぼりが冷めたらまた違う女性と浮気。妻にしてみれば、夫の心理が理解できません。

男性が浮気をする心理には、次のようなものがあります。

・セックスレスから、性欲の解消をきっかけに浮気
・自分の精神的な居場所を求めてほかの女性に走る
・一人の女性では満足できず、常に刺激が欲しい
・悪いことをしているという、浮気への罪悪感がない

妻としては、夫に浮気されたら「相手に体の関係を求めてる」と思いがち。しかし、夫婦のコミュニケーションが少なく、寂しさから精神的な依存先を求めて浮気するようなパターンもあります。

なかでも、「常に刺激がほしい」タイプや「浮気への罪悪感がない」タイプの男性は、浮気を繰り返しやすいといわれています。浮気する男性の心理を理解し、治らない夫の浮気にどう対処すればいいのかみていきましょう。

理解不能?浮気や嘘つき、借金などの悪い癖は治らない?

「浮気は治らない」「浮気する人は必ず繰り返す」

よく耳にする話です。嘘をついたり、借りたお金を返さなかったり。警察に「犯罪だ!」とつかまるような罪でなくても、道徳的にすべきではないことをしてしまう人は、「悪いこと」への認知が歪んでいる場合があります。

嘘つきや浮気など、悪いとされている行動をとると人は自分の中に「したい」という感情と「すべきでない」という認識の間で矛盾を抱えます。この状態を心理学的な用語で「認知的不協和」といいます。人は認知的不協和に陥った時、感じる自己の矛盾や不快感を解消するため、自分の態度や行動を変更すると考えられています。

有名な例え話は、イソップ物語のキツネと酸っぱい葡萄の話です。木の上にたわわに実ったブドウを見つけたキツネ。なんとかして食べようと木に爪をたてますが、一向にブドウには届きません。

「食べたかった」と「食べられなかった」という矛盾を解決するために、「あのブドウは酸っぱいに違いない」「だから食べられなくてよかった」と思い込みます。

これと同じことが、浮気を繰り返す夫の中で起きている可能性があります。

認知1「浮気したい」
認知2「浮気は妻を悲しませるから悪いことだ」

浮気したい感情を抱く夫は、妻への気持ちから不快感と矛盾を抱えます。その矛盾を、次のように解釈します。

認知1「浮気したい」
認知2「浮気しないとストレスで妻に辛くあたってしまう」
認知3「浮気することで、家庭でも機嫌よく過ごせる」
認知4「浮気した結果、妻との仲も良好で幸せだ」

なんとも自分勝手な理屈に思うかもしれません。浮気している自己を正当化するために、さまざまな言い訳を考え出します。「遊びの浮気だから許される」「愛しているのは配偶者だけ」というのも同じ認知の歪みです。

このタイプは、自己の中で補強した考えで「浮気は悪くない」と結論づけているため、説得して浮気をやめさせるには、自己の認知の歪みを覆すような大きなショックが必要です。三行半を突きつけられて、妻と子どもが家から出ていけば、歪んだ認知の夫の目も覚めるのかもしれません。

結婚しても浮気癖が治らない人はもうお手上げ?子供によって変わる?

恋人時代から浮気をしていた。結婚しても、夫は変わらず隠れて浮気をしているようだ。子どもができれば変わるかもしれない。浮気を繰り返す夫に、変わってほしいと期待している妻もいるでしょう。子どもをきっかけに、夫の浮気癖は治るものでしょうか。これについては、個人の性格によるものが大きいと思います。

よくいわれるのは、「娘がいる父親のほうが浮気しにくい」というもの。浮気をしていていも、娘が誕生し日々の可愛さと成長を目にするうちに、自然と浮気をやめるように。将来成長した娘の姿を想像し、既婚者の男性に遊ばれるようなことがあったら、と憤りから自分の浮気を重ね合わせるのかもしれません。

子どもの誕生は、人生において大きなインパクトを与えます。生活スタイルや時間の使い方もガラリと変わるでしょう。夫婦二人のときは遅くまで残業しても何も言われなかったのに、子どもをお風呂に入れるために早く帰らなきゃ、と物理的に浮気する時間がなくなる人も。子どもの教育費のため、お小遣いが減って金銭面で浮気するのは厳しくなったり、子どもの愛らしさに触れ育児の喜びから、浮気のことなど頭から消え去る人もいます。

しかしながら、子どもができれば必ず男性が変わるとも言い切れません。妊娠・出産のタイミングは妻が子どもに割く時間が多くなり、自由になった夫が浮気をしやすい時期でもあります。

また、子育てはよい面ばかりではなく、育児のストレスから夫婦で不仲になることもあります。子どもができたことでの生活の変化や父親の責任から、逃れるように浮気に走る男性も残念ながら存在します。

どちらにせよ、浮気を繰り返す夫に「こうなれば変わるかも」と他力本願で期待するのはお勧めできません。期待しても、変わらなければ傷つくのは妻であるあなたです。

夫の浮気を止めたいのなら、夫と正面から話し合うほうが、自分と夫の胸のうちを理解できるかもしれません。

やめさせるのは無理?どうやっても夫の浮気癖は治らない?できることは?

夫の浮気癖。妻として、浮気をやめせる方法はあるのでしょうか。夫の性格や状況を見極めて、対処法を決めるのが重要です。

セックスレスから夫が浮気している

夫婦のコミュニケーションが解決の鍵です。そもそも、なぜセックスレスになってしまったのでしょう。夫にとって、セックスを拒否されることがどれくらい辛いことか妻は理解しているでしょうか。なぜ、妻はセックスに乗り気でなくなったのか、夫は知っているでしょうか。

セックスは肉体が触れ合うだけでなく、気持ちが通じるコミュニケーションでもあります。「触れ合いたい」という欲求はとても本能的で強いもの。それが愛している相手に受け止めてもらえなければ、夫婦の心はすれ違ったままになってしまいます。

浮気の原因がセックスレスだと心当たりがあるのなら、夫婦での対話からはじめる必要があるでしょう。

浮気相手に精神的な拠り所をもとめている

家庭での居場所がないから浮気する夫。仕事の重圧を理解してほしくて浮気をする夫。浮気相手に精神的な癒しを求める夫は、心の中で抱えている不満や欲望もさまざまです。

浮気しないように束縛を強めれば、息苦しいと言われる。男だからある程度の息抜きは仕方ないかと自由にさせていれば、寂しくてかまってほしかったと言われる。妻としては、「良かれと思って」やったことなのに、結果夫が浮気の言い訳にするのであれば、対処のしようがありません。

しかし、こうしたケースに共通していえるのは「夫婦のすれ違い」です。夫の本当に求めていることを、パートナーである妻が知らない・わかっていない・夫が話せないことに問題が隠れています。相手のことをよく観察したり、小さな対話を積み重ねることが関係を修復するきっかけになるでしょう。

マンネリを避け刺激が欲しい

結婚生活が長くなると、とくに性生活はマンネリになりやすいものです。妻と夜の営みは定期的にあるけれど、新鮮味が足りないと思っている夫が、つい若い女の子と浮気してしまうケースはよくあります。

浮気に刺激を求めてる夫は、浮気と家庭は別物と思っている場合が多いのです。夫は浮気していても妻への愛情があるのなら、それを利用して夫の心を振り向かせましょう。

ダイエットして女を磨いてみる。セクシーな下着をつけたり、いつもと雰囲気を変えてたまにはラブホテルに二人に行くのも気分を高める工夫のひとつです。

浮気への罪悪感がない

認知の歪みから浮気への罪悪感がないタイプには、大きなショックを与える必要があります。離婚のカードをチラつかせることで、「離婚するほど妻は嫌なのか」と夫が考えを変えるきっかけになるかも。

自由にさせたり甘い顔をすると、つけあがるのがこのタイプ。浮気を問い詰めると決心したら、証拠を用意し、言い逃れ出来ないように準備しましょう。浮気をしないと誓約書をかかせ、夫の歪んだ認識を変えるには効果があるかもしれません。

【離婚判断】このまま浮気癖が治らないならどうするか?離婚できない場合は?

なにをしても浮気癖が治らない、離婚するしかないという状況なら、泣き寝入りしないように準備を整えましょう。夫の浮気によって夫婦生活が破綻したのであれば、離婚の責任は夫にあります。繰り返される浮気で精神的苦痛を負ったと、夫と浮気相手に慰謝料請求をすることが可能です。

示談で決着をつけるにしても、浮気の証拠がカギを握ります。浮気相手とのラブラブメールやホテルの領収書。浮気の証拠と考えられるものは、いざという時に備えて保管しておくほうがよいでしょう。

相手が浮気を認めず、裁判で争う場合はより明確な「不貞行為の証拠」があると有利です。ラブホテルへの出入り写真など、肉体関係があると強く主張できるような証拠。手に入れるのが難しい場合は、浮気調査を専門に行う探偵事務所への依頼を検討してみるのがよいでしょう。

子どもがいる場合、親権や養育費の取り決めも必要になります。離婚後の経済的な見通しも検討し、慎重に行動しましょう。法律面でのアドバイスが欲しいのであれば、早めに弁護士などの専門家に相談するのがよいでしょう。

離婚したくても、子どもや経済的な理由で離婚できない場合、生活費を稼ぐ夫として割り切るのも一つの決断です。夫が浮気する度に、浮気相手に慰謝料請求してお小遣いを貯める。夫が定年退職して子どもが成人したら離婚するわと、浮気癖のおさまらない夫に泣き寝入りせず、自分の人生をしたたかに生きるたくましい女性もいるのです。

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