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妻がスマホばかり触るのは浮気の兆候!?スマホ依存の妻への対処法


急増する「スマホ離婚」ゲームやアプリで妻がスマホばかりなら危険な兆候

スマホは、わたしたちの生活に欠かせないテクノロジーです。生活を便利にしてくれる一方で、夫婦のコミュニケーションにも影響をあたえています。

妻がスマホ依存で離婚まで発展した。そんな「スマホ離婚」が増えています。どんな状況が、スマホ離婚へと発展するのでしょうか。

・スマホ離婚とは

妻がスマホばかり触っていて、夫婦の会話がなくなることがきっかけでおこる離婚の形のこと。話しかけても生返事で聞いていない。注意すると、イライラされる。逆ギレされるなど、スマホ依存が原因で夫婦関係が悪くなります。

・スマホ依存の目安

時間の明確な目安はありません。スマホを利用している時間は平均では1日70分ともいいわれます。依存かどうかを判断するとき、スマホの利用時間よりも、家族との接し方に注目しましょう。

テレビを見ている空間で、一緒に見ずにスマホ。食卓の場でもスマホ。遊んでほしい子どもを放っておいてスマホ。視線が家族ではなく、スマホに注がれるようになったら依存症のはじまりです。

重度になると、掃除や洗濯・料理といった日常生活に支障がでます。生活に必須の事柄を放りだし、スマホに熱中するのです。家の中が荒れてくるようなら、妻はスマホ依存症といえるでしょう。

・スマホ依存になる原因

ツイッターやインスタグラムなどのSNSは、新しい情報が常にながれてきます。ついつい見てしまうというのが、スマホを手放せなくなる原因です。自分の投稿にリアクションがあり、承認欲求が満たされると、依存心が高まっていきます。ネットゲーム、課金型のアプリもスマホ依存へのきっかけとなります。

スマホ依存だけでは離婚の理由にならない!?そのほかに証明すべきこと

妻がスマホに熱中し依存しているだけで、離婚をするのは難しいといえます。もちろん、離婚は当事者の意思で成り立ちます。妻も離婚に同意すれば、離婚届を出せば別れることができます。

しかし、妻が離婚に同意しないケースでは、調停や裁判で離婚を争うことになります。

裁判まで発展した場合、離婚が認められるには「法定離婚事由」に該当すると証明しなければなりません。民法第770条で、以下の5つが裁判離婚でみとめられる離婚の理由です。

一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

・スマホ依存は、「婚姻を継続しがたい重大な事由」になるか?

スマホ依存で離婚なんてと思うかもしれません。しかし、妻が一日中家の中でスマホを見ている。なにかあれば、すぐにスマホ。食事中でも、夫婦の会話よりもスマホを触る。一緒に寛ぐはずの時間のはずなのに、スマホでゲームしている。

そのうち、汚れた洗濯や食器が溜まり出す。買い物にちゃんといかないので、冷蔵庫は空っぽ。もしくは、賞味期限切れのものがたまる。夕飯は、できあいの惣菜やお弁当。子どもがいるのに、泣いてもほおっておく。オムツをかえない。子どものご飯をつくらない。

こうした状況になれば、スマホ依存は見過ごせません。家庭が正常に機能していないといえます。夫が離婚を考えるのも、時間の問題でしょう。

裁判で離婚が認められるには、家庭環境が崩壊したという客観的な記録が必要です。妻がどれくらいスマホをさわっているか。なにをしていないか。日記などに書いて残して起きましょう。

すぐに離婚ではなく、話し合いの場をもうけたら。その話し合いで、どんなことを伝えたのか。妻となにを約束したのか。話し合った内容を残しておくのも良い方法です。再三の注意にもかかわらず、妻のスマホ依存は改善しなかった。「婚姻を継続し難い事由」として主張できるポイントになるでしょう。

家でスマホを持ち歩く・ロックする。妻のスマホの扱い方から浮気を見破る

スマホの扱い方から、浮気かどうかをチェックするには、どうしたらいいでしょうか。

スマホの依存症であれば、常に持ち歩くのはあたりまえです。家の中で持ち歩くのは浮気の兆候の代表例です。しかしスマホ依存の妻には、これだけでは浮気を見抜くには難しいといえます。

ほかの客観的な状況もみながら、浮気の可能性を見極めるのが重要です。

・服装や化粧の趣味が変わった

浮気すると、キレイになろうという意識から新しい服をかったり、化粧をかえたりします。下着が派手になるというのも、浮気の兆候のひとつです。

・外出が増えたか

友達との付き合い、飲み会、残業、休日出勤など、外出の予定が増えたかどうか。専業主婦で家にいる場合は、GPS機能などで本当に家にいるのか確かめましょう。家に浮気相手をよんで不貞行為に及んでいる可能性もあります。

・夜の営みの変化

以前はセックスに積極的だったのに、回数が減ったなど。変化に違和感を感じるかがポイントです。

・スマホに触ると怒る

スマホをかして、みせて、といって妻が嫌がる場合は、なにかしらやましいことをしている可能性があります。

スマホ依存の妻の場合は、もとより優先順位がスマホ>夫となっています。まずは話し合って、スマホを使うルールを決めましょう。利用時間を決める。食事中は使わない。夫婦の時間ではスマホを置いておくなど、夫婦関係を改善するよう動いてみます。

それでも妻の態度が変わらないという場合。上記の浮気の兆候に該当する行動があるなら、浮気の証拠を集めるのがよいでしょう。

スマホで浮気の証拠集め。遠隔操作は違法!?慎重になるべき3つの理由

妻の浮気の証拠をあつめるために、スマホを盗み見たいと考えるかもしれません。しかし、妻のスマホをチェックする行為には、法を犯す可能性があります。慎重に行動しましょう。

・妻のスマホのロックを解除すれば、不正アクセス禁止法に違反

他人のIDやパスワードを介してネットに接続する行為は、不正アクセス禁止法に該当します。妻のスマホのロックを無断で解除し、GmailやSNSのアプリをチェックする。こうした行為は、不正アクセス禁止法に違反する可能性がでてきます。

・遠隔操作は、不正指令電磁的記録提供罪に違反

妻のスマホに盗難防止用のアプリをインストールする。こうした行為にも、注意が必要です。

盗難防止用のアプリは、スマホを紛失したり盗まれたときのセキュリティ向けのもの。仮にスマホが盗まれたとしても、安全のためにロックをかける。スマホの周りの音声を録音する。遠くにいてもスマホの操作ができる機能がついています。

盗難防止という意味で、インストールされていることを、隠せるアプリもあります。こうしたアプリを妻のスマホに無断でインストールして遠隔操作をする行為は、不正指令電磁的記録提供罪に違反するおそれがあります。

この法律は、コンピューターを持ち主の意図に反する動作させることを禁止し処罰の対象にしています。浮気調査でアプリをインストールし、遠隔操作や位置情報の取得する行為は、この刑法に該当する可能性があります。

・スマホを盗み見る行為は、プライバシーの侵害になる

スマホは、個人情報の宝庫です。そのスマホを無断で見る行為は、プライバシーの侵害に該当する可能性があります。もし妻があなたの行為をしり、プライバシーの侵害だと訴えれば、損害賠償を請求されるおそれもあります。

スマホをチェックして浮気の証拠を集める行為はリスクがともないます。自力での証拠集めが難しいと思ったら、探偵事務所などプロの力を借りましょう。

スマホばかりの妻との離婚を避けるために、夫ができる対処法

スマホ依存の妻との離婚を回避するには、夫婦のコミュニケーションを増やすことが大切です。

しかし、急にスマホを禁止!というのは、反発が大きいもの。まずは、スマホがなかった場合の生活の良さを体験してもらうのがよいでしょう。

・ネットから離れるイベントをしてみる

アウトドアでキャンプに行く。思い切って海外旅行にいく。ネットがつながらない環境へでかけてみましょう。強制的にスマホを使えなくするのです。スマホに使っている時間で、こんな楽しいことができるんだと妻の意識を変えてみましょう。

・課金にハマっているなら、お小遣い制

スマホのアプリやゲームで課金制のものにはまっている場合、依存症になると家計を圧迫します。お小遣い制にして、この範囲で楽しむならいいよという風に提案してみましょう。妻の楽しみを認めつつ、現実的な線引きをする効果があります。

・自由な日をもうける

ルールばかりだと息がつまります。スマホが、妻のストレス発散かもしれません。月に一度、ご飯を食べたあとは各自好きなことをしてもいいという、自由な夜をもうけます。スマホデーとして、ゲームはやり放題です。ただし、夜の12時までにはやめて寝るというような、翌日に響かない工夫を。

スマホから完全に離れるのは、無理かもしれません。スマホは、生活に便利や楽しさをもたらしてくれる存在です。オンオフを切り替えて、上手にスマホと付き合えるようになるといいでしょう。その上で、夫婦のコミュニケーションがとれれば、夫婦の関係も改善していきます。

重度の依存症で改善しない、浮気をしているのであれば、離婚に向けて対策を練りましょう。

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