【帰らない妻】妻が出会い系サイトで一夜の過ち、浮気の後悔と罪悪感

管理人の「あやこ」です。この経験談記事は当サイトに100記事以上ある経験談でも多くの方に読まれている記事で、私のお気に入りの記事です。

ある日突然奥さんがいなくなってしまった。娘の幼稚園の迎えも行かずに、書置きなどもなく奥さんが突然いなくなってしまったお話です。妻が浮気した記事なので男性向けの記事なのですが、女性にもよく読まれています。

娘が通う幼稚園から迎えにこないと連絡が・・・

娘の通っている幼稚園から妻が娘を迎えにこないし、連絡しても繋がらないと私の携帯に連絡が入りました。妻は27歳の専業主婦です。娘の幼稚園の送迎は、送迎バスを使わず妻が送り迎えをしていました。私は直ぐに妻の携帯に電話を入れましたが、妻は電話に出ることはありませんでした。幼稚園に事情を話し、1時間後に私が迎えに行く旨を伝え電話を切りました。

会社では次のプロジェクトのためのプレゼンが控え、この日も残業の予定でした。私は駅からタクシーを走らせ、娘を迎えに幼稚園に急ぎました。幼稚園に着くと娘の顔に泣きはらした跡が見えました。「ママは」といいながら、また、娘は目に一杯の涙を溜めていました。私は妻の身を案じる前に幼稚園に娘を迎えに行かなかった妻への怒りを覚えていました。

家に戻ると家の中は暗くひっそりしていました。暗い家の中に入り、部屋の明かりを付けました。妻がいないことに不安を感じた娘が声を立てて泣き始めました。「大丈夫だから、ママは、もうすぐ帰って来るから」と娘を宥めながら妻の帰りを待ちました。

待っても帰らない捜しても見つからない妻

私は一睡もしないまま朝を迎えました。妻は帰宅しなかったのです。出社しなければならない時間が近付いていました。私は、再度、妻の携帯に電話を入れました。「お掛けになった・・」と携帯からは虚しい音声音が流れてきました。私は会社に少し遅れると連絡を入れ娘を幼稚園に送り届け会社に出社しました。

私の母に娘の迎えを頼もうかと思いましたが、妻が姿を見せない理由が分かりません。この後のことも考え、私は妻の母に娘の迎えを頼みました。私の心の中にあった怒りが漸く消え、妻を案じる気持ちが湧いてきました。妻が戻らないまま1週間が過ぎました。事件に巻きこれたかと思い捜索願もだしました。妻の友人に連絡などもし、八方手を尽くして妻を捜しましたが、依然として妻は見付からないままでした。

やっと見つけた妻の謝罪、浮気の後悔と罪悪感で帰れなくなった

私は妻と付き合っている頃によく妻と歩いたデートコースを歩いてみました。よく二人で訪れた公園に行くと、ベンチに見覚えのある女性が座っていました。それは紛れもなく私の妻でした。

私は妻に駆けより「無事でよかった」と言葉を掛けました。妻は「ごめんなさい」といいながら泣いていました。私はベンチに腰を掛け、妻の肩を抱きました。この時私は妻が不貞を働いたことを咄嗟に感じ取りました。

私は10日余り妻がどこで何をしていたのか不思議に聞く気にはなりませんでした。しかし、妻は「自分だけが変わらない日常にいて主人の私からも女性扱いされず、自分の存在価値は何なのだろうと考えていたこと。それが、頭から離れず出会い系サイトで知り合った男性と一夜を共にしてしまったこと。自分が犯した愚かな行為に気付き娘の顔をもう見ることは出来ない、私にももう許してとはいえない・・」と取り留めもなく泣きながら話し続けていました。

若くして結婚・出産した妻は遊びたい気持ちがあった模様

私は妻の話を聞きながら、そして、10日間考えていたことを妻に伝えました。私は会社で働き妻と子供を守るという責任感というより「そうしてやってやっているのだという押し付けがましさ」しかなかったことを妻に詫びました。

私が34歳、妻が22歳の時、私達は結婚をしました。そして、結婚後直ぐに娘を授かりました。結婚をしたとはいえ、晩婚化や女性に自立が当たり前になりつつある世の中です。22歳で結婚をした妻には遊びたいという気持ちもあったでしょう。そんなことも考えず母親になった妻を一人の女性として接する気持ちは、私には皆無だったのです。

私は妻に「私の所に戻ってくれる気持ちはあるか尋ねました。「許して・・」と声を上げながら泣く妻の涙を拭きながら、娘の待つ家に帰りました。夫婦というものは互いに尊重しあいながら、相手の気持ちに寄り添うことの大切さを感じました。

私は女性の立場で読みましたが、いろいろと考えさせられる経験談でした。

旦那さんの奥さんへの愛と家族への愛。そして優しさを感じることができました。また、奥さんが悪いことしたとはいえ、奥さんの気持ちもわからないでもないのです。その辺が女性にも読まれている理由だと思います。

奥さんは母親として一人の妻としてしてはいけないことをしています。でもその気持ちもわからないでもない。だからこそ旦那さんも許し、自分自身も反省しているのでしょう。

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