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【夫が浮気をする理由】妻を大事に思う既婚者男性が不倫にハマる心理は?


【妻には理解不能?】夫が浮気をする理由や原因、心理状態などを考察!

妻を愛している、子ども好きで家事や育児にも協力的。そんな夫が浮気するなんて、考えたことがないかもしれません。しかし、現実には家庭を大事に思っていても、浮気のチャンスがあれば、ついフラフラと引き寄せられてしまう男性もいるのです。

男性と女性が浮気をする理由は、根本的には違うものです。既婚女性の場合、夫への愛がなんらかの理由で減ってしまったとき、自分を認めてくれる他の人に頼ろうとする傾向があります。家事や育児、仕事でヘトヘトなのに夫との会話が少ない。料理やおしゃれをほめてくれるわけでもない。そんな時、彼女の大変さを理解し、「いつもがんばってるね」と優しい声をかけてくれる職場の上司がいる。ある日、彼に誘われたら悪い気はしないでしょう。ちょっとウキウキと化粧をして、悩み相談にのってもらっているうちに、つい関係ができて、ということがあるかもしれません。

既婚男性の場合、必ずしも妻に不満があるから浮気をするわけではありません。妻や家庭に不満がなくても浮気に走る夫もいます。浮気とは、男性にとって支配欲を満たしてくれる恰好の機会です。男性ホルモンであるテストステロンが刺激され、浮気という恋愛関係によりより若々しく精力的になる男性もいます。

浮気に走る心理には、大きくわけて性的依存と精神的依存の2つが隠されています。複数の要因が絡み合う浮気もあります。ほかの女性との恋愛を楽しみ、セックスを堪能する男性もいれば、妻では埋められない心の隙間を浮気相手で満たそうとする男性もいます。妻との関係が冷え切っているから他の女性と浮気するのではなく、妻とは別れる気はないけど浮気はしたい。その点が、女性にとっては不可解な男性心理かもしれません。

【下半身優位?】男の人が浮気する理由は性欲?身体の浮気は罪悪感なし?

男性の性欲は個人差はあれど、本能的に強いものです。女性が思っているよりもずっと大きく、男性は性欲に支配されています。夫婦間でのセックスレスは、男性が浮気に走る大きな原因の一つです。妻にとって、定期的なセックスはそれほど重要とは思えないかもしれません。

もちろん、毎日セックスしたい、1週間に数回でよい、1か月に何回かあればよいと、性欲には個人差があります。仕事や育児で忙しいタイミングでは、夜は一秒でも長く寝ていたいと思う女性も多いでしょう。しかし、一度でも申し出を断られると、深く心に傷を負ってしまうのが男性心理です。浮気とまではいかなくても、欲求不満を風俗で解消しようとする夫は少なくないかもしれません。

「性欲を満たす」と「妻を傷つける」は、こうした男性にとって必ずしもイコールではありません。性欲と家庭が別々のものとして考えられています。風俗まで行かなくても、AVを見ながら自分で解消する男性もいます。それは、性欲が溜め込めるものではなく、発散する必要があるからです。

風俗産業を見渡しても、ほとんどの対象が男性です。お金を払ってでも、気持ちよい思いをしたい男性が多いのです。セックスレスで不満がたまっているところに、同僚に食事に誘われ、チャンス到来とばかりについ魔がさしてしまう。妻は愛しているけど、好奇心から他の女性と関係をもちたい。こうした性欲の裏側には、女性が想像するような「罪悪感」が必ずしもあるわけではない、というのが浮気する男性心理の特徴的な点だといえます。

【理由は心の拠り所】自分の居場所が欲しい寂しい夫の逃げ道としての浮気

性欲が浮気の原因であるという一方で、浮気の理由に「さみしい」という男性心理が隠れていることも見過ごせません。肉体的な目的から関係を持ったとしても、自分のことを「大好き」と好意を寄せてくれる浮気相手に愛情が湧くのもよくある話です。男性には、オスは強くあらねばならない、という本能的な闘争心があります。強さの裏側には孤独が隠れています。その孤独を理解し、自分を癒してくれる存在を求めるのも男のフクザツな心理です。

家庭での居場所がなくて、というのは浮気する男性の常套句。しかし、あながち嘘の言い訳とも限りません。仕事ばかりで妻の大変さに目をつむっていたら、休日家で邪魔者扱いされる。深夜に付き合いの飲み会で帰宅したら、家族はみんな寝静まっていて真っ暗。たとえ男性自身に問題があったとはいえ、このような「疎外感」を感じる家庭では、男性は精神的なよりどころを求めて浮気に走るかもしれません。

また、奥さんが妊娠中・子どもが産まれたばかり、というのも男性が浮気をしやすいタイミングです。妊娠中や産後は、女性の身体の問題もあり、セックスの頻度が減りやすいもの。24時間お世話が必要な赤ん坊が家庭にいることで、妻の関心を独占できなくなります。妻と一緒に育児をするのが父親の責任なのですが、浮気する夫は「妻がかまってくれなくて寂しい」と他の女のもとに癒しを求めるのです。誰かに必要とされたい。そばにいることで安心感を得たい。肉体的快楽を求めているだけではない。浮気する既婚者の、ない物ねだりな願望でもあります。

【わからない】浮気はリスクも楽しむ!?不倫にハマル男ならではの理由

浮気を繰り返す男性の中には、不倫をゲーム感覚で楽しんでいるタイプもいます。こうしたタイプは、肉体的依存や精神的依存からの浮気とはまた別のものです。どちらかというと、恋愛の興奮状態や、浮気がバレるリスクへのスリルに、脳が快感を感じているのです。

人は恋愛中に、正常な思考を狂わせるほどの快楽物質が脳内に放出されるといいます。お気に入りの異性とお近づきになろうとしたり、親密になるまでの口説き落とすプロセスに、顔が紅潮するほどのドキドキを覚えた方もいるでしょう。脳が興奮し、頭の中はひとりの人でいっぱいになります。その興奮状態が気持ちよいと、人を恋愛に駆り立てるのです。

また、ひとりのパートナーと、継続した関係を作ることの価値を見出していない男性は、恋愛の回数で優越を感じようとします。結婚している妻だけでなく、他にも自分の女がいるという考えで優越感を覚えるのです。愛人を囲おうとする経営者に多いパターンかもしれません。

自由になりたい、現実逃避から浮気をする既婚男性もいます。浮気には、経済的な責任も、家族としての義務もありません。二人で会うときは甘い言葉で慰められ、肉体的快楽を味わい、精神的にも肯定される非常においしい関係です。仕事の重圧や家事、口うるさい妻から逃れて一時の自由を楽しみたい、そんな気持ちで浮気をしている男性もいるかもしれません。

【タイプの分類】浮気がバレて懲りる男と繰り返す男、離婚は望まない男

浮気する既婚男性の心理は人それぞれですが、浮気がバレた後、夫がとる行動は大きくわけて3パターンです。

ひとつは、浮気が発覚し妻に責められたら完全に懲りるパターン。好奇心や身体目当てで浮気をしてみたものの、やはり家庭が大事と思っている男性です。妻の怒りや悲しみに罪悪感を感じているため、話し合いだけでもきちんと反省する場合が多いでしょう。浮気相手と完全に接触を断っていれば、再熱はあまり心配ありません。

次に考えられるのは、何度も浮気を繰り返す夫。反省したように見えても、実は裏で浮気相手と続いていたり、ほとぼりが冷めたころに女性に手を出したりします。根っからの遊び人かもしれません。妻が黙認していれば、これ幸いと浮気という病気を再発させます。慰謝料請求や誓約書の作成など、タイミングを見計らって、キツイお灸をすえる必要があるかもしれません。

最後に、浮気をしても離婚したくない、と言い出す夫にはどうしたらよいでしょうか。妻は愛している、家庭も大事。でも浮気をしてしまう。このタイプの男性には、性的快楽や恋愛の楽しさといった、単純な理由以外の要因が隠されている場合があります。妻とは本当のパートナーになりたいと思っているのだけど、何かしらの理由でそれが妨げられていることを不満に思っている、というケースです。妻も離婚しないと考えるのであれば、夫婦で本音で語り合う時間が必要です。浮気する心の内を、本当は妻にわかってほしいのかもしれません。夫を理解することで、より深い信頼関係を築ける可能性もあるでしょう。

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